あなたが想像する土鍋の料理は何ですか?鍋料理を想像する人が間違いなく多いですよね。
しかし土鍋料理は鍋料理だけではありません。炊飯や煮込み料理もおいしくできるのです。
最近はニトリや無印などの有名なお店でも目にするようになりました。
そしてニトリや無印で販売されている土鍋はおしゃれで機能性が高いものが多いですよね。
まず購入してチャレンジしてもらいたい料理は、炊飯です!
私もお店で土鍋ご飯を食べた時そのおいしさに感動して、その勢いのまま購入しました。
きっと土鍋で炊飯したお米を食べたらあなたも感動するはずです!
ニトリや無印で売っている土鍋の特徴や炊飯に適した土鍋をまとめたので是非参考にしてください。
炊飯を土鍋で行なうならニトリと無印の商品がおすすめ!!
土鍋って1種類だけだと思ったら、いろいろな種類が発売されていますよね。
選ぶ楽しさもあり、とてもありがたいのですがちょっと選ぶのが大変ですよね。
どの土鍋を買ったら良いのかわからないわ
私は優柔不断なので種類がありすぎると途中で買うのが嫌になってしまいます。
あなたはいかがですか?目移りして迷ってしまいますよね。
私と同じようにお困りなあなたへ炊飯に適した土鍋をサイズ、大きさ、特徴を簡単に分かりやすくまとめて比較してみましたのでぜひご参考くださいね。
ニトリの土鍋
ニトリといえば、「お値段以上ニトリ!」とCM等で言っている通り、欲しい物がお手頃価格で購入できるのが特徴ですよね。
以前はニトリネットでも炊飯用土鍋が販売されていたのですが、残念ながら現在はネットには上がっていません。
店舗によっては置いてあるところもあるかもしれないですが、今はほとんどないようです。
炊飯するなら専用土鍋が良い!という方もいるかもしれませんが、普通の土鍋でも美味しく炊飯することはできますのでご安心ください。
ただニトリはあらゆるニーズに応えるためにいろいろな特徴の土鍋を販売しています。いっぱいあってうれしい反面悩んでしまいますよね。
その場合は家族構成やどのような料理に土鍋を使うのかによって選ぶことをおすすめします。
そのまま食卓に並べるのであれば、好みのデザインで選ぶのも良いですね。
では、ニトリで販売している土鍋のサイズや値段と特徴をご紹介します。
【ガス火用 超軽量土鍋 浮雲】
引用:ニトリ
サイズ:2~3人用、3~4人用、4~5人用
価格:2,027円〜3,555円(税込)
特徴:とにかく軽いです!!洗いやすく取り扱いが楽ですね。
食器棚の高いところへしまっていても取り出す時に重みで手が滑ってしまって割ってしまうという心配がないです。
また薄いのに頑丈で火の通りも早く省エネになります。炊飯も問題なくできますよ。
ご家族の食べる量に合わせて3合炊きや5合炊きなどおいしく炊いてみてくださいね。
【ガス火・IH ふきこぼれにくい土鍋】
サイズ:2~3人用、3~4人用、4~5人用
価格:2,027円〜3,555円(税込)
特徴:ガスとIH両方で使えます。炊飯すると吹きこぼれの心配はありますが、この商品であれば安心です。
また黒色がシックで上品ですよね。黒色だと汚れも目立たないので私はとても好きです。
2021年2月時点ではすでに完売しており、取り扱いがございませんでした。シーズンをすぎると購入が難しくなるでしょう。
土鍋と商品名に書いてありますがセラミックなので目止めが不要です。
目止めについて気になる方は下記の記事をご覧くださいね。
【ガス火 土鍋 きりゆき】
サイズ:1人用、1~2人用、2~3人用、3~4人用、4~5人用、5~6人用
価格:599円〜1,790円(税込)
特徴:サイズの多さにびっくりです。一人暮らしの方から大家族の方まで選んでいただけますね。お値段もとっても安くて驚きです。
こちらも2021年2月時点では取り扱いが終了しておりました。来シーズンに期待です。
【土鍋 唐茶削ぎ】
サイズ:2~3人用、5~6人用
価格:999円〜2,490円(税込)
特徴:ガス専用で蓋を取ればオーブンと電子レンジが使えます。
フチが高いのでふきこぼれしにくいです。見た目が和な感じで高級感を感じますね。さずがお値段以上です。
こちらも2021年2月時点で売り切れとのことでした。土鍋は季節的なものが大きいですね。
【ガス火 土鍋 ぽってりー】
サイズ:3~4人用
価格:1,490円(税込)
特徴:ガス専用で蓋を取れば、オーブンと電子レンジが使える。見た目が白なので洋風、和風にも合いおしゃれです。
炊飯してもそのまま食卓に持っていっても見栄えが良いですね。「ぽってり」という名前もかわいらしいです。
私がニトリで土鍋を選ぶなら、「ガス火・IH ふきこぼれにくい土鍋」です♪
なぜかというとガスとIH両方対応で使えた方がいざという時に便利かなと思ったことと、私がうっかり者なのでふきこぼれのリスクを減らしたいからです。
以下のサイトでもニトリの土鍋は詳しく紹介していますので参考にしてくださいね。
無印の土鍋
無印といえば、機能性もありシンプルで飽きのこないデザインが特徴ですよね。
無印で販売している炊飯用の土鍋はどのような種類があるのでしょうか。
サイズ違いで1.5合用と3合用がありました。
【土釜おこげ 1.5合炊き 約直径18×高さ12cm
土釜おこげ 3合炊き 約直径33×高さ15cm】
引用:無印良品公式HP
サイズ:1~2人用、3~4人用
価格:3,900円(税込)、4,900円(税込)
特徴:直火で炊飯ができ、商品名の通りおこげができます。
火加減を途中で調節することなく、約14分(3合炊きは約17分)でおこげ付のご飯が炊けます。
伊賀焼なのでもちろん国産ですしニトリと比較すると高額ですが、そのまま食卓に置いてもおしゃれで気分が上がりますね。
炊飯専用の土鍋だけではなく普通の土鍋も販売しているので、他の料理にも使いたい場合は炊飯専用ではなくても良いと思いますよ。炊飯もできてしまいます♪
更にこの炊飯専用土鍋は素材が萬古焼で土にこだわっています。お値段は高いですが高級感があって素敵な商品ですよね。
無印の炊飯用土鍋は見栄えも良く、さらにおこげができるのはポイント高いです。
おひつ代わりにもなるので、少しお手入れは大変なようですがこだわっている方にはおすすめですよ。
無印のHPで以下のような口コミがありました。評判としては高いですが、ちょっとしたデメリットもあるようです。
少し値段が高いので購入するには勇気がいったようですが、おいしいご飯が炊けてるようですね。ただお手入れは頑張る必要があります。
ネットで炊き方のコツを調べたおかげで、1回目から失敗なく炊くことができています。
炊飯器との味の違いが明確にわかる舌を持ち合わせていませんが、土釜で炊いた方が甘みがあるような感じがします。 (中略)
あと、びっくりするほどなかなか乾き切りません。
頻繁に使うなら問題はないかもしれませんが、たまにしか使わない場合は要注意です。 何日も蓋を開けて乾燥させるようにしています。
引用:無印良品公式HP
無印の土鍋について以下の記事でも紹介していますので参考にしてください。
また今回はニトリや無印良品の土鍋についてご紹介いたしましたが、100均のダイソーでも実は土鍋を販売しているのをご存知でしょうか。
よければこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
炊飯を土鍋でおいしく炊く方法と注意するポイント
ふっくらおいしい土鍋ごはん。土鍋を買っても上手く炊けるか不安ですよね。
でも大丈夫。コツさえおさえれば、簡単にごはんを炊くことができますよ。
まずは事前準備です。土鍋を購入して初めてごはんを炊く場合、まずは「土鍋の目止め」をしてから始めましょうね。
ご飯の炊き方
お米と水を計る
お米1に対して水1.5の割合で水を準備をしておきましょう。
水の量はとても重要ですので、下記の量をしっかり参考にしてくださいね!
米:約150gに対して水:約225g
【米2合の場合】
米:約300gに対して水:約450g
【米3合の場合】
米:約450gに対して水:約675g
研いで水を切り、お米を水に浸して吸水させる
- しっかりとお米を研いで水を切ります。
- お米の量の1.1〜1.2倍(お米がしっかり浸かる程度)の水に、お米を10〜30分ほど浸水させます。
- 浸し終わったら、もう一度水を切りましょう。
ご飯を炊く
- 土鍋にごはんと水を入れて、蓋をして炊きます。
- 火加減は鍋からはみ出さない程度の強火から始めます。
- 沸騰してグツグツと音がしてきたら弱火にして12分炊きます。
- おこげをつくるときはラスト1分で強火に戻しましょう。
ご飯を蒸らす
- 火を止めたら蓋をした状態で10分蒸らします。(ここがポイントです。)
- この時間に一粒一粒のお米に均等に火が入り、ふっくらおいしいごはんができあがります。
この時に土鍋の隙間から出てくる湯気がとても良い匂いなのです。食欲をそそります。
ご飯をかえす
- 蓋を開けたらごはんを切るようにして手早く返してかき混ぜます。
- こうすることで、均等な食感になります。
土鍋ご飯のレシピはこちらでもご紹介しています。
注意するポイント
土鍋でお米を炊く際のポイントを簡単にまとめました。これであなたも美味しいご飯が毎日食べられますよ。
またガスで炊くのでうまく使えば節約にも繋がります。美味しい上に節約できるなんて嬉しいですよね。
- 土鍋でお米を研ぐと鍋に傷がついてしまいます。必ずざるやボウルを使いましょう。
- お米に水が残っていると、その分多くの水でごはんを炊くことになってしまうため、しっかりと水を切ることがポイントです。
- 新米の場合はお米に水分が多いので加える水は大さじ2杯程少なめにした方が良いです。
- 古いお米の場合は加える水は多めにした方が良いです。
- 最初の火加減は強すぎないようにしましょう。
- 炊いているときは蓋を開けないようにしましょう。
全体的にみると土鍋でご飯を炊くなんて面倒だなと思っていませんか。私も最初はそう思ってましたがコツを掴むととても簡単で今では炊飯器で炊かなくなりました。
炊飯して土鍋をこびりつきにくくさせる方法
土鍋で炊飯するとどうしてもこびりつきは避けられないですよね。
私の家にある土鍋も、なぜか一部分だけ焦げがついていて一向に取れる気配がありません。
気にしないで使ってはいますが、これ以上焦げが増えていくと考えてしまいますよね。
炊飯するとおこげが美味しいのでおこげはつくけれど、こげはついてもはがしやすく、片付けしやすい方法ををお伝えします。
目止めをする
購入したての土鍋には目に見えない無数の穴が開いています。
目止めとはこの穴をふさぐ作業の事を言います。
目止めは焦げ付きにくくするにはとても大切な作業なのでしっかりと行いましょう。
目止めのやり方はこちらをご覧ください。
火力を強火にしすぎない
あなたが使っている土鍋の特徴やコンロの火力などについて把握することが大切です。
各家庭でコンロの火力も統一ではないので、強火ではなく強めの中火から調整するようにすると失敗しにくいですよ。
加熱時間を長くしすぎない
加熱時間が長いと当然焦げてしまいます。おこげを作る時は注意しましょう。
土鍋は蓄熱性や保温性が高いので、金属製の鍋に比べて加熱時間を短くしてもそのままふたをして余熱で食材に火を通すことが出来ます。
炊きあがったら蒸らす
炊きあがったら10分間蒸らすことで水分が全体に渡り、土鍋にごはんがこびりつくのを防ぐ効果もあります。
蒸らす時間が短いとご飯が冷めた時に芯が残りやすくなるので、必ず炊き上がっても蒸らし時間を作りましょう。
こびりつかないように加工・工夫された土鍋を選ぶ
使っている素材や加工の違いなどから、異なる特徴を持つ土鍋が増えてきています。
焦げつきや食材のくっつきを防ぐように加工された土鍋や、くっつかないようにするための付属品がついている土鍋などを選ぶのもひとつの手です。
先ほどご案内したニトリの「ガス火・IH ふきこぼれにくい土鍋」などは、焦げ付きにくい土鍋だと思うのでオススメです。
こびりつかないように土鍋でご飯を炊く方法
お米を炊くときに粗塩をひとつまみ入れたり昆布を1枚敷いたりするとご飯がこびりつきにくくなるようです。
美味しいおこげ作りのために加熱時間を長くしすぎると焦げてしまいます。短時間で1分弱にしましょう。
特に出汁やしょうゆなどが入った炊き込みご飯の場合は、焦げつきやすいので注意して下さいね。
もしも焦げてしまった対処方法を以下の記事で紹介しています。参考にしてください。
まとめ
- ニトリネットには炊飯専用の土鍋は売っていないが、通常の土鍋でも炊飯は出来る。
- 無印は炊飯専用の土鍋が売っている。
- 土鍋は炊飯もできるし他の料理も作ることができる。
- ニトリの土鍋は種類が多いので、家族構成や価格、使用頻度等を加味して選ぶと良い。
- 無印の土鍋は炊飯専用でおこげもできる。
- 土鍋を最初に使う時は目止めをする。
- 土鍋で炊飯する時は、水加減、火加減を守った方がおいしくでき、片付けも楽。
最近の炊飯器は高性能なので十分においしくご飯を食べることはできます。しかし土鍋で炊くと蓋を開けた時の香りとお米のピカピカさが違います。
実際炊いてみないとこの感動は分かりませんので、是非ニトリや無印で土鍋を購入して感動を味わってください。
土鍋のメリットについて以下のサイトでも紹介しています。是非ご覧ください。