あなたは七五三のお祝いの言葉を書く時どんな風に書けば相手が喜んでくれるか悩んだことはありませんか?
せっかく書くなら相手の心に残るメッセージをしたためたいですよね。
私は親戚の子供の七五三の時にどうしたらいいのか悩みました。
その時は母に聞いたり本を参考にしたりしていました。
ですが七五三のお祝いの言葉を書くにはコツがあるのです。このコツさえ掴めばそこまで悩むことも時間もかけることなく容易に作成できます。
今回は七五三のお祝いの言葉と一緒にお祝いの具体的な金額の目安、そのお祝いに対する返信礼状の手紙の書き方の例もあわせてご紹介したいと思います。
あなたの伝える方法によってイメージが変わるのでご自身に合った方法を今回の記事で発見していただけたらと思います。
七五三のお祝いの言葉を作るにはコツを掴めば大丈夫
あなたはボールペンを握ったまま言葉をどう繋げていいか悩んでいませんか?
注意しておく点や大まかなコツを掴めば自然とあなたの言葉が出てきますので安心してください。
では具体的に何に気をつけたらいいのでしょうか。
それぞれの性別やお祝いをする年齢が違うことに注意
七五三は言葉の通り、子供が一定の年齢を迎えたことを祝うのですが男女で祝う年齢が違います。
- 3歳では男女両方
- 5歳では男の子
- 7歳では女の子
となりますが、その地域や家庭によって違いがあるので確認しておくと安心ですね。
相手との距離感を掴んだテイスト
お祝いのメッセージを贈る相手との距離感は様々ですね。
気心の知れた友人なら話しかけるような柔らかい口調を、仕事関係や遠い親戚などは丁寧な文面と、相手によって使い分けると良いメッセージが完成します。
好印象に見える文章のポイント
長い付き合いの友人のお子さんであれば、生まれた時の様子も知っていることが多いです。
七五三の衣装を着るほど成長したことについて、親以外の人が注目していることがわかる文面は相手に喜ばれます。
そして七五三はこれまでの成長を実感すると同時に、お子さんがますます大きくなることが楽しみになるイベントです。
3歳のお祝いのタイミングなら「次の七五三をお祝いするのも楽しみです」と伝えるなど相手にとって嬉しい言葉を一言付け加えてみましょう。
七五三のお祝いの言葉の例文とお祝い金額の目安
あなたは七五三のお祝い金額はいくらかご存じでしょうか?
お祝いと一緒に添える手紙も一体なにを書いたらいいのだろうと戸惑う時がありますよね。
そんな時に使える例文とお祝い金額の目安をご紹介いたしますので是非参考になさって下さいね。
お祝い金額の目安
- 知人・友人から贈る場合 3千円~5千円
- 親戚から贈る場合 5千円~1万円
- 祖父母から贈る場合 1万円~
以上が目安となる金額となりますので参考になれば幸いです。
私は親戚の子にお祝いを贈る際、金額を間違ってしまった経験があります。
当時の若さや世間に対する無知が原因ですが、やはり恥ずかしいですし印象が悪くなるため、あなたにはそんなミスをして恥をかいてほしくないと思っています。
お祝いの言葉の文例集
- 文例1
このたびは〇〇君(ちゃん)の〇歳のお祝い、誠におめでとうございます。
〇〇君(ちゃん)ご誕生からもう〇年ですね。月日の経つのは本当に早いものです。愛嬌のある可愛らしい子に育っていると耳にしています。
日々の成長は幸せな気持ちになりますね。
つきましては、七五三のお祝いに〇〇を同封いたしましたのでお納めください。〇〇君(ちゃん)がますます健やかに御成長なさいますよう心よりお祈り申し上げます。
- 文例2
この度は七五三のお祝いをされましたこと、心よりお喜び申し上げます。とても可愛らしく、また清楚なお顔立ちで○○さんに似て美人だと聞いて誠に嬉しく思います。
またご家族様のお喜びはいかほどか拝察いたします。ますますのご成長と皆様の健康を祈念しまして取り急ぎお祝い申し上げます。
- 文例3
○○君(ちゃん)、〇歳おめでとう。心よりお祝い申し上げます。
早いものでお誕生から〇年になりますね。とてもたくましく成長されるのはなによりの事と存じます。わんぱく、元気に成長した○○君(ちゃん)の姿が目に浮かぶようです。
お爺さん、お婆さんのお喜びも計り知れないことでしょう。
つきましては、お祝いの印に○○をお送りいたしました。今後もたくましく健やかに成長していく姿を心から願っています。
これからも皆様の更なるご健康を心よりお祈りしています。またお会いできますことを楽しみにしています。まずはとりあえずお祝いまで。
いかがでしたでしょうか。
私自身の経験上、相手のお子さんの成長を喜ぶこと、今後のご家族の健康を願うことを添えてご自身の心境をプラスして書けば文章に悩むことはありませんよ。
またお洒落なカードや一筆箋、デザインに凝ったメッセージと一緒に贈ればお子さんやご両親、両方の印象に残るお祝いができますね。
私は文房具コーナーへ出かけ、お子さんにも喜んでほしかったため飛び出す仕掛けのあるカードを購入しメッセージを書いていました。
せっかく時間をかけて書くのですから相手が封を開けて中身を開けた時の瞬間を想像しながらペンを動かしていました。
書くことに慣れてくると自然と頭の中で文章の構成をし下書き、本番と移ることができます。不慣れな方でもきっと大丈夫ですよ。
七五三のお祝いの言葉の返信礼状
お祝いのお返しの礼状はプレゼントへの感謝をはっきりと書いておきましょう。
プレゼントを貰った時のあなたなりの感想を盛り込むことができれば、相手にとって好印象な文章を作ることができますよ。
返信礼状の文例集
- 文例1
この度は長男○○の〇歳のお祝いに、心温まるお手紙とお祝いの品をお贈りくださいましてありがとうございました。
以前から欲しいと思っていましたお品でございまして感激で胸がいっぱいです。大切に使わせていただきます。
おかげさまで幸せに楽しく明るい日々を過ごさせて頂いております。今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
末筆ながらこれからのますますのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。取り急ぎ書中をもちまして御礼申し上げます。
- 文例2
この度は長女の〇歳のお祝いに際し、心温まるお手紙とお祝いの品をお贈りくださいまして本当にありがとうございました。
いただいた洋服はとても愛らしく似合いの服となっております。
子育てはつくづく勉強だと未だに考えさせられることが多く、毎日子供に教えられることも多くありますが、これも親としての修行だと思い頑張ってまいります。
末筆ながらこれからのますますのご多幸のほどお祈り申し上げます。
- 文例3
先日は○○の〇歳のお祝いに、過分なお祝いをいただきありがとうございました。何かと入用が多い昨今であります。
早速ですが○○の身の回りの品を購入させていただきとても助かりました。
お陰様で家族全員元気に楽しく過ごしております。今後も子供に恥じることのないよう、勤勉に努力して参りたいと思っております。
まだまだ未熟な私ですが今後とも変わらぬご指導の程、よろしくお願い申します。高低差厳しい季節です。くれぐれもご自愛ください。
取り急ぎ、まずはお礼まで。
以上となりますが参考例はいかがでしたでしょうか。
プレゼントに対するお礼、心境や相手の幸せを願う文章を添えてあげればあまり悩まずに済むと思います。
相手の気遣いに感謝すること、ご自身の近況、相手の幸せを願うことをまずはいらない用紙に書いてみましょう。
真っ白な便せんより、片隅に小花が咲いている絵のある便せんの方が受け取った方も嬉しいですよね。
時間に余裕があれば便せんやカードにもあなたのこだわりを見せてみましょう。そうすれば封を切った時の相手の嬉しさが想像できますね。
まとめ
- 相手によっては柔らかい口調、丁寧な文面を使い分けること。
- お祝い金額の目安はきちんと把握しておく。
- お祝いの文例集を元に子供の成長に対する喜び、これからの家族の健康を願うことを添えて好印象を与える。
- 返信礼状はまずプレゼントへの感謝、貰った時のあなたの心境、相手の家族の健康を願うことを添えるのがポイント。
- お洒落なカードや一筆箋、絵が飛び出すカードなど書くものには相手のことを考え、ある程度こだわると良い。
私自身、文章を書くことが元々苦手で余り紙とボールペンを用意しても言葉が出てこないことが多くありました。
せっかくお手紙を書くのですから相手に失礼のないようにしたいですよね。
ですがポイントさえ掴むことができると苦手意識がある方でも相手に喜ばれる文章を書くことができますよ。
あまり悩まず上述した例文を元にまず余り紙に書き連ねてみませんか。