家計簿をつける上で必須のレシートですが内容によって保管する期間が異なります。
長くて10年以上保管しないといけないものもありますので、そうするとレシート自体がくしゃくしゃになって探すのが大変になってしまいますよね。
そうならないようにレシートの種類や保管期間を知っておくと管理がとてもしやすくなります。
また私は家計簿を主人と共有しているため、家計簿としてレシート管理できるアプリも利用しています。
あなたが手書き派かアプリ派かにもよりますがぜひレシートの取り扱い方を知って楽しく家計簿をつけてみましょう。
では家計簿に必要なレシートの種類について徹底解説いたします!
家計簿でレシートを保管する期間は種類によって異なる
レシートや領収書を保管するためには先ず、長期・中期・短期とレシートを分類しましょう。
仕分けすることによって、必ず保管しなければならないものとすぐ捨ててよいものとが区別され、はっきりと見えてくるようです。
仕分けをしていくことは最初は凄くめんどくさいですが、後々管理が楽になるのでおすすめです。
私もレシートや領収書は仕分けが好きになってしまい、いつも年末に確定申告と一緒にまとめてせいりしています。
長期保管(約10年以上)のもの
最も長期に渡って保管した方がいいと思われるレシート・領収書をご紹介します。
【長期保管が必要なレシート一覧】
- 家賃の領収書
- 持ち家購入時に必要とした経費
- 高額な家具
- 自宅リフォームの領収書・契約書
- 家電製品のレシート・保証書
- 高額品(時計・車など)のレシートや関係書類など
家にまつわるものや高額で購入したものは、何かの節目で確認しなければいけないですよね。
また支払いが完了している証明を行わなければならない時もあります。
そして家具、家電などは故障した際に、保証期間であれば、無料で修理が可能となります。
何かあってはいけないので、長期保管をおすすめします。
物によっては、永久保存した方が良いものもありそうなので、注意したいですね。
中期間(1~10年)
銀行の口座から引き落とされた支払いなどは良いのですが、コンビニエンスストアなどで支払った領収書は、念のため保管していた方が良さそうです。
【中期的に保管が必要なレシート一覧】
- 公共料金(水道、ガス、電気)の領収書
- 携帯電話や固定電話のレシート
- 医療費の領収書
- 通信販売などの購入時、コンビニなどで支払った領収書
公共料金などは漏電のため電気料金が高くなった事に気付くことができます。
また水道料金が急に何らかのトラブルで高額になってた場合に、問い合わせをする必要があります。
紛失により気付かず、いつの間にか高くなっていた支払い料金をそのままにしていたなどあってはもったいないので、ぜひ保管したいものです。
又、医療費は万が一、年間で高額になった年があると確定申告時に医療費控除を受けることができます。
税の支払いが下がる場合があるので、しっかり保管しましょう。
そして通信販売商品で気を付けておきたいのは、支払い後に商品に不具合や不良品が分かり、返品したい時です。
この場合も一定の期間、保管してた方が良さそうですね!
わりと日常で使うものですが、比較的大事そうなレシートや領収書であれば、証明で取っておくべきでしょう。
短期間(1年未満)
保管しなければならないレシートとは違って、たまりがちな日常のレシートはチェックや記帳をしたら、こまめに処分したいものです。
【短期的に保管が必要なレシート一覧】
- スーパーなどで購入の食料品のレシート
- 文具・書籍、新聞などのレシート
- 日用品・雑貨のレシート
- 旅行費・レジャー費
- 外食費
- 子供の学費や必要物品
- 衣料品の購入
日々常々たくさん出るレシートなので、家計簿に内容を記載したら、破棄していきましょう。
ただし返品や交換の可能性があるものは破棄しないように気を付けます。
ご存じの通り、返品や交換する際に購入証明が必要となりますよね!!
私はこの間、いちごを1パックを購入したら、見えていない底のいちごが全て腐っていました。(それからは底を見て購入するようにしています!)
スーパーのおばちゃんは、私の持参したレシートを見て快く交換してくれました。
食料品といえど、レシートはレジの不要BOXに安易に入れず、一度は保管した方が、このような事態も回避できるので良さそうです。
そして家計簿に記入した後、返品交換期限が過ぎたもの(クーリングオフ制度を目安に例えば1週間など)については、処分しても問題ありません。
なので、家計簿に記録して用事がなくなれば破棄していきましょう!!
レシートの管理方法おすすめ5選
レシートのおおまかな保管期間がわかったところで、今度は様々な保管方法ご紹介します。
ぜひあなたにあった方法で、日頃の面倒な家事の一つをサクッと解決しましょう。
レシートをしっかり管理するという事は、家計のお金の流れを把握するという事です。
山積みになってしまう前に、普段から定期的に管理する事が重要でしょう。そして賢いお母さんは、愛され奥さんですね♪♪
ファイリングする
先ず長期に渡って保管しなければならない重要な購入物品などは、他の日常のものとは別に専用でファイルを用意したほうが良いです。
中期間保存が必要な年度末に確定申告で必要であろう領収書については、年度と月でおおまかに分けておけば大丈夫です。
袋とじのA4クリアファイルなどに「〇〇年〇月」と年度と月がわかるように仕分けて、まとめて保管しておきましょう。
インデックスファイルとシールを活用するのもアリです。
スーパーのレシートなど、短期で捨ててしまうものはクリアファイルにとりあえずさっと入れましょう。
チェックが完了したら、特にたまりがちなものはその都度処分するのが良いですね。
封筒に入れてわける
月別、種類別にグループ分けし、いくつかの封筒にまとめておく方法もあります。
私はバラバラになりやすいと思って、ホッチキスで止めたり、A4サイズ以上の大きめな封筒を使って保管しました。
輪ゴムなどで巻いてしまうと、劣化したり、封筒が破れてしまうことがしばしばありました。
会社によってはこの方法で保管しているところもありましたが、自分にとってやりやすい方法を家庭に導入した方が良いです。
そして短期間で捨ててしまった方がよいレシートにはこの方法は向いていないです。
台紙にレシートを貼る
比較的、几帳面な方が行っている方法ですね。これは見やすいと思う方にはおすすめです。
長期・中期保管のレシート向けです。但しのりやセロハンテープが劣化するのではないかという懸念もあります。
レシート自体が感熱紙のものが多いので時間が経つと文字が消えてしまう可能性もあります。
私が5年以上前に購入したリサイクラーの取扱説明書にレシートと保証書をホッチキスで止めて保管していましたが、今では白い紙になってしまって何が書かれているわからなくなっています。
領収書のような手書きで書かれたものであればまだ保管は可能ですがレシートではセロハンテープやのりでペラペラになるので適宜補充が必要になります。
蛇腹式レシートホルダー
引用 HIGHTIDE
なかなか面白い商品だと思います。レシートをどんどん収納することが出来て、7つの袋が蛇腹式になっているのが特徴です。
1日1ポケットで週末に整理するか、もしくは週で分けて使うのも便利です。
時間が空いた時になど、レシートを一旦ためておき、帳簿をつけるときに取り出すという優れものです。
普段使うかばんに入れて持ち歩きたくなるスタイリッシュなデザインで、色も豊富でした。
シンプルで飽きずに使えそうで重宝しそうです。短期のレシート保管にはうってつけですね。
アプリを利用する
家計簿のために短期保管しているレシートについては、記入・記帳したあとは必要ないとの事でした。
食費や雑費などのレシートは不要となった時点で捨てなければいけないのですが・・・。
家計簿を始めてみたが三日坊主になってしまった。家計簿をつけようとレシートを残していたが、結果的に元に戻ってレシートが山積み!
そこで、前々から気にはなっていたのですが、最近ではレシートを撮影するだけで家計簿をつけることが出来る便利なアプリが登場しています。
この後、私が見つけてきましたおすすめしたい気になる「便利な家計簿アプリ」をご紹介しちゃいます!
レシートを保管できるアプリがたくさん!
家計簿アプリには、収入や出費を記録するだけではなく、さまざまな便利機能があります。
あなたにあったアプリを是非活用してみてくださいね。
私はノートで家計簿をつけていましたが、主人と共有するためアプリも活用することになりました。
するとレシートを読み取るだけのものもありアプリ1つといっても使い方によって色々でした!
私が調べた中でおすすめしたいものをご紹介いたします!
家計簿 簡単お小遣い帳 – 人気の家計簿(かけいぼ)
- 収支内訳、グラフ、カレンダー機能などが付いた家計簿アプリ
- 固定費入力に金額を登録しておくことが出来て、毎月同じ記入のものは、ラクに!
- 支出・収入をカテゴリー分けできるので、自分好みに作成しやすい
カレンダーにこの日はいくらの支出と表示されるので「今月は出費が多い!」等と、気付くことが出来そうです。
家計簿zaim
- 銀行やクレジットカード、ショッピングサイトと連携して自動的に入出金を記録が可能。
- 給付金情報やスーパーの特売情報、定額課金状況を確認するためのコンテンツなど、暮らしや家計の見直しに便利な機能もついている。
- レシート撮影機能、グラフでの家計把握ができる。
つけ忘れの防止アラーム機能がついているのが面白いと思いました。
家計簿から消耗品の購入タイミングを診断してくれる機能もあり、なんだか家計の相棒にまでなってくれそうですね。
マネーフォワードME
引用 マネーフォワード
- 金融機関やポイントサービス、通販サイトなどと、連携先が多いのが特徴。
- 各カテゴリーの支出を月ごとに見ることが出来る。
- クレジットカードで高額な支払があったことなどをアラートする「MY通知」がある。
有料プランだと、「データの閲覧可能期間が無制限」(無料プランでは過去1年分のみ)があります。
さらに「連携可能口座数が無制限」(無料プランでは4まで)といった機能が追加されます。
そこまでは不要かな?と思えば、無料プランでも十分利用ができますよ。
ご夫婦やカップルにおすすめ!共有家計簿&貯金アプリOsidori
こちらはまさに主人と共有するために使用しているアプリです!財布の紐を一人で握るのはちょっと怖いので主人にも共有したくて探していたアプリです。
家族で家計を管理するといっても人数分、それぞれのお金の使い方があります。
それを1つずつ管理していくのがめちゃくちゃ大変なんですね。それがどちらが出費したかなどがグラフで見える化してくれるのが私は凄く助かりました!
またこのアプリの良いところは支出したお金の管理だけでなく、貯金も管理できるスグレモノです。
これから旅行にいきたい、教育資金のためにためたいお金も管理できて一石二鳥です。
それぞれダウンロードが下記からできますので、ご興味のある方はぜひ試してみてくださいね。
家計簿でレシートを貼るだけで管理ができるノートがある!
レシートの管理方法やアプリについてご紹介しましたが、いっそのことレシートが家計簿になったらすごく便利だなと思いませんか?
結局ノートに書き写すとかアプリに情報をいれるとなると面倒ですよね。保管するのであれば家計簿もつけられると一石二鳥だなと私は思いました!
そこで調べてみるとレシートを貼るだけで家計簿になるノートがあったんです!
レシート自体なかなか大きなものですが、中身をみるとしっかり貼り付けられるスペースがありました!
2023年で14周年というベストセラーですしかなり愛されている家計簿ノートですね♪
私も毎年よくあるノートにつけていましたが今年はこれでチャレンジしてみます!
家計簿のレシート管理のお助けポイントアプリ
家計簿管理にはレシートが必須ですが、家計簿に優しいポイントを貯めるポイ活もあることをご存知でしょうか。
例えばクレジットカードを1枚に絞ることで、お買い物を現金ではなくクレジットカードで決済するだけでポイントが貯まります。
またよく利用する楽天やamazonなどの提携カードを作ればポイント還元率があがったりといいことだらけなのがポイ活です。
私もイオンを利用することが多いのでイオンカードをメインで利用していますが、ポイント還元率もそこそこよく、普段のお買い物を取得したポイントで決済できるのでお財布にも嬉しい効果があります。
そんなポイ活で私が実践しているおすすめポイントサイトをご紹介します。
まとめ
- レシートや領収書を保管するためには先ず、長期・中期・短期とレシートを分類して、整理するのが良い
- 長期(保管10年~)は持ち家や賃貸の自宅にまつわるもの、家電など高額商品
- 中期(保管1年~)は公共料金や通信費、又医療費など確定申告時に必要そうなレシート
- 短期(保管1週間未満)は食料品や雑貨などの日用品
- レシートはファイルや封筒などを使って上手に保管しよう
- レシートの保管方法で便利な家計簿アプリが大活躍!
- 家計簿にやさしいポイントサイトも上手に活用しよう
主婦は、子供の学校や塾からもってくる書類整理や郵便物の整理など、見えない家事がただでさえ多いです。
それに加え山ほどのレシートまで整理整頓だなんてと思いましたが・・・
「うまく楽しみながら自分に合った方法を見つけたら、いつの間にか節約できちゃった!」
それなら節約した分で、ちょっとお出かけや外食でも・・と、家族で気晴らしができるとラッキーですね♪