女性の7~8割が悩んでいるというインナードライを知っていますか。
インナードライは肌の表面は皮脂でべたついているのに、肌の内側は乾燥している状態のことです。
インナードライになると困るのが、洗顔や化粧水などのスキンケア用品です。
特に洗顔は、顔の汚れも落としたいし、余分な皮脂も落としたい、でもうるおいも必要だし…とかなり悩んでしまいますよね。
インナードライに合わない洗顔を使っていると、悪化してしまう可能性もあります。
では、インナードライにピッタリの洗顔はあるのでしょうか?
たくさんのランキングを見ても自分に合ったものが分からない! というあなたに、インナードライにピッタリの洗顔ランキングの中でもオススメの10選を紹介していきます。
このランキングを参考に自分に合った洗顔を見つけてみてくださいね。
インナードライ肌におすすめ洗顔ランキング10選!
インナードライの肌の方は「テカリが気になるから」と洗浄力が強いものを選びがちですが、それはNGです!
インナードライは肌の内部が乾燥している状態なのでマイルドに汚れを落としてくれる肌に優しい洗顔料を選びましょう。
こちらでは項目ごとに私なりに考えたインナードライのおすすめ洗顔料を10個ご紹介いたします。
インナードライ肌に評価が高めの洗顔料
数あるインナードライ向けの洗顔料の中で評価が高いアイテムを4つご紹介いたします。
【化粧水の浸透を高める効果も期待!オルビスのブースター洗顔】
30代分岐点のエイジングケアとして近年人気を集めている、オルビスユーの洗顔フォームです。
実際に使ってみたところ、化粧水をつけた時に、いつもよりも浸透しやすく感じました。
ハンドプッシュをしている時間も、普段よりも短かったです。
洗っている最中は少量できめが細かく、少し硬めの泡がたくさんできます。
硬めの泡だからなのか、肌に吸い付くような感じがして、いつもよりもキレイに洗えているように感じました。
個人的な感想になりますが洗いあがりもつっぱらず乾燥しにくいと感じました。
【毛穴目立ちにも!敏感肌用の洗顔料】
引用 ディセンシア公式サイト
ディセンシアのアヤナスクリームウォッシュは、敏感肌用の洗顔です。
敏感肌やインナードライの肌に多い、毛穴目立ちに注目して作られた、毛穴にアプローチする洗顔です。
広がったり、たるんだりしてしまった毛穴にアプローチするので、最近毛穴が気になる、という時にもオススメです。
アヤナスは、敏感肌用のスキンケア用品を多く出していて、この洗顔料も敏感になっている肌への負担がほとんどありません。
5mm~10mmほどを泡立てネットに出して泡立てれば、顔を洗うのに十分な量の濃厚な泡ができあがります。
もちもちな泡で撫でるように洗えば、摩擦を最小限に抑えて洗顔ができますよ。
季節の変わり目や花粉で、肌が敏感になりやすい、そして年中インナードライ肌の私もこちらを愛用しています。
泡がへこたれないので、肌をこすることなくしっかりと洗えるのがいいですね。
モチっとした泡で洗えるのに、洗いあがりはとてもさっぱりしているのが、個人的に好きなポイントです。
さっぱりはしていますが、うるおいが肌に残っている感じがするのもポイントです。
【泡立て不要でしっかり洗える!】
引用 ビーグレン公式サイト
泡立てネットでしっかりと泡をたててから洗顔するのがいいと分かっていても、朝洗顔などの時間がない時は大変ですよね。
そこでオススメなのが、泡立て不要なビーグレンのクレイウォッシュです。
泡立て不要な洗顔はまだ少なく、慣れるまでは違和感があった、という口コミも多く見かけますが、使い慣れるととても便利な洗顔です。
クレイウォッシュはジェル状の洗顔料で、肌に溶け込むような感覚で洗顔をおこないます。
洗いあがりはさっぱり洗った〜という感じはするのに乾燥せず、肌がモチっとしました。
私個人の感想で1回使っただけになりますが、肌がモチっとした感じがありました。
ぜひ気になると思ったら使ってみてくださいね。
【毛穴汚れを取り除き透明感のある素肌に!】
8種類の美容液成分と植物エキスが配合されているマスターホワイトフェイスソープはです。
毛穴つまりや角質を除去する効果も期待でき、肌のきめ細かさとトーンアップに役立ちますよ。
使用方法通りに泡立てネットで泡立てると、もこもこふわふわな泡ができ、肌を傷つけずに洗うことができます。
無添加の洗顔で、洗いあがりもつっぱらず肌がしっとりとするのも嬉しいですね。
乾燥しにくさはあるものの、敏感になっている肌には刺激を感じるという口コミもいくつかありました。
初めて使うときには、注意して使ってくださいね。
インナードライの肌向けにふわふわ泡が魅力な洗顔料
洗顔する上で大事なのが、ふわふわな泡で優しく洗顔することです。
ここからは泡が魅力のインナードライ向け洗顔料を3つご紹介します。
【マツエクOK!濃密泡で汚れを落とす!】
オルナオーガニックの泥洗顔は、オーガニックで刺激の少ない無添加の洗顔ですが、洗浄力が強めです。
刺激が少ないので、インナードライなどで肌が敏感になった時期にもピッタリです。
私も気になっていたので使ってみましたが、スッキリとした洗い心地で、つっぱった感じはなく、肌がなめらかな触り心地になりました。
個人的な感覚になりますが肌がワントーン明るくなったようにも感じます。
また、オルナオーガニックの泥洗顔は、濃厚な泡が隙間にも入り込み、こすらなくてもしっかりと汚れを落としてくれます。
そのため、擦ると取れやすくなってしまうマツエクにも使えますよ。
【素早く洗顔ができる泡洗顔!】
引用 ビフェスタ公式サイト
時間をかけて洗顔をするのは面倒だけれど、ちゃんと肌をいたわりたい…ということはありませんか。
そのような時にオススメなのが、ビフェスタの炭酸泡洗顔です。
ふわふわ濃密で弾力のある泡がそのまま出てくるので、洗顔が心地よく、しかも素早く済ませられますよ。
炭酸泡ですので、肌に負担がかからずに、20秒から30秒ほど優しくなでるだけで血行を良くする効果も期待できます。
しっとりタイプの洗顔ですので、洗い終わった後のつっぱった感じや乾燥は気になりませんでした。
時間が無くて急いでいる時や手を抜きたいけれど、肌はいたわりたい!という時にとても便利な洗顔ですね。
【きめの細かいシルキー泡で余分な皮脂を落とす!】
引用 マイナ公式サイト
マイナの洗顔フォームは、余分な皮脂を落とす敏感肌用の洗顔フォームです。
泡切れが良く意外とさっぱりとした洗いあがりですが、肌の水分が無くなっていくような不快感は私は感じませんでした。
洗顔後、普段通りのスキンケアをしましたが、余分な皮脂がないおかげか、化粧水の浸透も心なしかよかったです。
口コミを見ていると、1回使っただけでくすみが気にならなくなった、というものもいくつか見かけました。
私自身は1回ではくすみは無くなったか感じませんでしたが、洗った感じや洗いあがりが好きなので、使い続けてみたいと感じました。
少量できめ細かいシルキー泡が作れるので、コスパもばっちりです。
肌のくすみやTゾーンの皮脂が気になっている、というときに使うのがオススメですよ。
インナードライ向けお財布に優しいプチプラ洗顔料
洗顔は毎日するものなので、手頃な価格の商品が続けやすいですよね。プチプラな商品を3つ集めてみました。
【必要なうるおいを残しつつさっぱりと洗う洗顔料】
必要なうるおいを残して保湿しながらも、肌をさっぱりと洗い上げる洗顔料です。
肌をうるおす保湿洗顔フォームで洗顔すると、洗いあがりはすっきりしますが、皮脂を取りすぎていないような感覚がありました。
私は気になりませんでしたが、肌に皮脂が残っている感覚が苦手だと、少し苦手な洗顔かもしれません。
元々、乾燥肌や敏感肌用に作られているので、インナードライでも使いやすく、優しい洗いあがりですよ。
洗浄力は少し弱めですので、すっぴんで過ごした日やナチュラルメイクの時などに使うのがオススメです。
【高品質で安心の日本製!はちみつ美容石けん】
引用 メイコー化粧品公式サイト
色も香りもはちみつ由来のサボンの美容石けんは、プチプラですが高級感がある美容石けんです。
もちろん見た目だけではなく、使い心地も抜群です。
さっと泡立てネットにひと撫でするだけで、しっかりとしたモコモコの泡が片手いっぱいにできあがります。
洗いあがりはしっとりとしていて、焦って化粧水を塗らなくても肌がつっぱることはありませんでした。
お肌をいたわりながらもスッキリ洗える美容石けんですので、インナードライの肌にもピッタリですね。
はちみつの香りも楽しめるので、洗顔しながら少しぜいたくな気分になれちゃいますよ。
【ドラッグストアで買える!】
引用 ニベア公式サイト
ひとまずプチプラで試してみたい! ドラッグストアで買える洗顔はないの?
と思ったあなたにオススメなのが、ニベアのクリームケア洗顔料です。
ニベアというと、缶に入ったクリームが有名ですが、洗顔料も使い心地が最高ですよ。
「とてもしっとり」とうたっているだけあり、泡立てると「もっちり」というよりも、「ねっとり」とした濃密な泡ができあがります。
かなり濃密なモコモコ泡ですが、洗いあがりはスッキリとしています。
洗いあがりはうるおいが残ったままなので、顔が乾燥したり、肌がつっぱっている感じはありませんでした。
1000円以下で買えるプチプラですし、少量で泡がたつので、コスパがとても良い洗顔ですね。
インナードライの見分け方と洗顔料の選び方
インナードライに合う洗顔のランキングを見てきましたが、買いに行くのはちょっと待ってください!
自分の思い込みで間違ったケアをするのは、かえって肌の状態を悪化させてしまう恐れがあるので、まずは自分の肌タイプを知ることが大切です。
洗顔を買いに行く前に、あなたがインナードライ肌なのか、セルフ診断をしてみましょう。
自分のお肌で簡単に確認できるので、ぜひ試してみてくださいね。
インナードライの見分け方
肌質タイプの診断は、洗顔をした後に確認できます。
- 洗顔する 普段からおこなっている方法で洗顔します。タオルで顔をゴシゴシとこすらないようにしましょう。
- 放置する 顔をタオルで拭いたら、何もせずに放置します。夏場は10分、冬場は5分ほど放置すれば大丈夫です。
- 肌の様子をチェックする 放置時間が過ぎたら肌をチェックしていきましょう。
インナードライ肌 | お肌全体がつっぱった感じ。 目元や口元がカサカサしているが、Tゾーン(おでこ、鼻、あご)などが部分的に脂っぽさがある。 |
乾燥肌 | お肌全体がつっぱった感じ。 頬や目元、口元にカサカサした感じがする。 |
オイリー肌 | お肌全体がしっとりしている。 顔全体、Tゾーンに脂っぽさを感じる。 |
ノーマル肌 | お肌全体はしっとりしている。 顔全体やTゾーンに脂っぽさがない。 |
私も改めて診断をしてみたのですが、乾燥肌だと思っていたらインナードライ肌かもしれない、と感じたところです。
あくまでも自己診断だから…と思うかもしれませんが、他にもインナードライ肌の特徴を挙げてみるので、更にチェックしてみてくださいね。
- メイクノリが悪く、崩れやすい
- 日中、Tゾーンが部分的にテカる
- 皮がむけることがある
- 肌がごわついている
- 洗顔後の肌がつっぱる
- 目元、口元がカサカサしやすい
- 頬、小鼻の毛穴が目立つ
このようなポイントが当てはまる方は、インナードライ肌タイプといえますよ。
インナードライ肌の洗顔料の選び方
ここで改めて、インナードライ肌に合った洗顔料を選ぶポイントを見ていきましょう。
あなたのお肌に合うものが一番ですのでぜひ参考にしてみてくださいね。
保湿成分がたっぷり
インナードライ肌は、肌の表面は皮脂でべたついているものの、肌の内側は乾燥している状態です。
ですので、保湿成分がたっぷりな洗顔料を選ぶのがオススメです。
また保湿成分は、ヒアルロン酸やセラミドなどの水溶性の保湿成分が配合されている洗顔を選びましょう。
私も最近洗顔料をセラミド配合のものに変えたのですが、洗いあがりのつっぱった感じが少なく気持ちが良かったです。
まだ1週間ほどしか使っていないのですが、夕方頃から感じ始める目元や口元の乾燥が気にならなくなってきました。
洗浄力が強すぎるものはNG
皮脂でべたつく部分が気になるからと、洗浄力が強い洗顔を選びたくなるところですが、実はそれもNGポイントです。
洗浄力が強すぎる洗顔は、必要な皮脂や油分も取り除いてしまいます。
そうするとさらに乾燥しやすくなってしまうので、洗浄力が強いものは避けるようにしましょう。
インナードライ肌はしっとり系洗顔を選ぼう
洗顔料には、しっとり系とさっぱり系を見かけますよね。
好みで選びがちなポイントですが、インナードライ肌のあなたにはしっとり系がオススメです。
さっぱり系の洗顔は、肌の内側の水分が蒸発しやすくなってしまいます。
インナードライの肌は、元から肌の内側の水分が足りていないので、さっぱり系の洗顔を使っていると、保湿が間に合わなくなってしまうこともあります。
ですから、しっとり系の洗顔がオススメです。
添加物が配合されていない
インナードライになっている肌は、バリア機能が低下している状態です。
そのため、なるべく添加物が配合されていない刺激の低い洗顔を使うようにしましょう。
インナードライ肌に合ったスキンケアのポイントは?
では、インナードライ肌に合ったスキンケアのポイントはあるのでしょうか。
ここからはインナードライの方のスキンケアの選び方やお手入れ方法をご紹介していきます。
健やかな潤いのある肌に近づけたい方は参考にしてみてくださいね。
洗浄力が高い洗顔やクレンジングは避ける
洗浄力が高い洗顔やクレンジングは、あっという間にメイクや汚れが落ちている感覚があり、好んで使っている方も多いかもしれません。
私も面倒なことが好きではないので、さっと短時間でメイクや汚れが落ちる洗浄力の高い洗顔やクレンジングを使っていました。
そのせいなのか、肌は荒れやすいしTゾーンはテカテカになると悪いことばかりでした。
インナードライになっている肌には、洗浄力の高い洗顔やクレンジングはNGなのです。
洗浄力の高い洗顔やクレンジングを使うと、肌に必要な皮脂や油分、うるおいまで取り除いてしまいます。
必要な皮脂や油分を取り除いてしまうと、肌のバリア機能が弱くなり、乾燥しやすくなってしまうのです。
それにより、インナードライが加速してしまう恐れがあります。
このように悪循環になってしまうので、洗浄力の強い洗顔やクレンジングは避けるようにしましょう。
インナードライ肌は保湿力の高い化粧水や美容液を使おう!
インナードライの方にオススメなのが、保湿力の高い基礎化粧品を使うことです。
保湿力が高い化粧水など基礎化粧品を使うと、肌の水分量が整いやすくなります。
肌の水分量を整えることで、肌が潤っている状態を、長い時間保ち続けることができ、結果的にインナードライの改善に繋がります。
この時、洗顔料を選ぶのと同じように、ヒアルロン酸やセラミドなどの水溶性の保湿成分が配合されているものを選ぶとよいでしょう。
また化粧水は、顔全体にたっぷりとつけていきましょう。
つけ終わった後に肌がもっちりと、ひんやりとしていたら、うるおいが満タンになった合図ですよ。
刺激の高いものや紫外線を避ける
インナードライになっている肌はとても敏感です。
バリア機能が低下しているため、刺激の高いスキンケア用品を使うと肌が荒れ、インナードライが悪化する原因になってしまいます。
洗顔と同じく、添加物があまり入っていない基礎化粧品を選ぶようにしましょうね。
また、紫外線によるダメージは、肌に悪いとよく聞きますよね。
これは、インナードライになった肌にも同じことが言えます。
紫外線を多く浴びるような環境に長くいる場合は、特にしっかりと紫外線対策をするようにしましょう。
まとめ
- インナードライの肌には乾燥肌用や敏感肌用の洗顔がオススメ
- ヒアルロン酸やセラミド配合の洗顔を使うと良い
- インナードライは肌のバリア機能が低下している
- 洗浄力が高すぎる洗顔はNG
- 刺激の高い洗顔や紫外線を避ける
インナードライにオススメの洗顔をランキングにしてみてきましたが、気になる洗顔はありましたか。
インナードライの肌は敏感になっていることが多いので、初めて使う時には刺激が強くないか試しながら使ってみてくださいね。
洗顔を変えて、一緒にインナードライを改善していきましょう。