あなたはお風呂の時間は好きですか。
私は一日の疲れを癒やす入浴時間が大好きです。湯船につかり入浴中に考えを巡らせてみたり、ぼーっとすることは私にとって大切なひとときです。
しかしお風呂に入って少し時間が経つと顔がぴりぴりと乾燥し、つっぱる感覚が出てきます。
「ひりひりするなぁ。お風呂から出てすぐ顔の保湿ケアをしないと。」と思いますが、もう少しここにいたい…という気持ちになります。
どんどん顔が乾燥して我慢出来なくなり、結局ゆっくり出来ずに出ることが多々あります。少し残念な気持ちになりますね。
あなたも入浴中に顔が乾燥することはないですか。
調べてみると少しの工夫でこちらの悩みを解決する事が出来るのです!
これから紹介していきますので、ぜひあなたに合う方法を入浴中に取り入れてみてください♪
入浴中の顔の乾燥はなぜ起こる?
入浴中はお湯につかっているので、その時間は肌が潤っている状態と感じていると思います。
しかし肌にもともと備わっている水分を保つ働きをする保湿成分などが流れてしまい肌の水分は失われています。
肌の表面の皮脂もなくなるので、水分は蒸発しやすい状態になっています。
お風呂の蒸気で肌は潤うはずなのになぜだろうと思っていましたが、逆に肌の中にある水分は奪われていたのですね。
湯船のお湯を顔にかけるのはNG
肌がピリピリしてきたのを感じて湯船のお湯を顔にかけていませんか。実はそのお湯で濡れたままの状態にしておくことも肌の乾燥に繋がります。
肌の表面の水分が蒸発する際に、肌の内側にある水分も一緒に蒸発してしまうからです。
私はよく入浴中に肌の乾燥を感じ、その度にお湯をかけていました。
しかし潤う感覚はお湯をかけた瞬間だけで乾燥した状態は変わりませんでした。
お湯をかけてそのまま放置することによって肌の乾燥がすすんでいたのですね。
乾燥肌を放っておくとシワになる!保湿ケアで早めに対策を!
肌は内側の水分が失われて乾燥することで固くなってしまいます。肌が乾燥すると乾燥ジワが出来ます。
乾燥ジワは皮膚の表面に出来る細かなものですが、その数が増えシワとシワが結びつくと太くなり目立っていきます。
そしてそのまま放置しておくと深いシワへと変わっていくのです!
日々保湿をしっかりとして、角質層へ水分と油分を補うことが大切です。早めに保湿ケアをして乾燥ジワをなくしていきましょう!
「インバスケア」をご存じでしょうか。「インバスケア」とはお風呂の中で肌のケアをすることです。
肌のケアは入浴後にするものと思うかもしれません。
入浴中にケアしていくことで、入浴後はいそがしくてなかなか色々なケアに時間が取れないという方にもおすすめの方法です!
毎日のお風呂の時間で美容ケアも同時に行って、入浴後の時間を他のことに活用していきましょう!
入浴中は乳液などを顔に塗って保湿しよう!
こちらは今日の夜から気軽に試せるものではないでしょうか。今使用している乳液などを洗顔後に少し塗ってから入浴をする方法です。
一度乳液で肌にふたをすることで水分が逃げていかずゆっくりと入浴を楽しむことが出来ます。
入浴タイムを楽しんだら、お風呂から出る前に軽く顔を洗います。お風呂上がりはいつものスキンケアで肌を整えてあげましょう!
実際にやってみた!乾燥を感じない入浴中の予防対策
今回調べていく中で、この流れなら肌の乾燥をあまり感じず気軽にリラックスタイムを過ごせるのではないかというルーティーンを考えてみました。
- 髪やからだを洗う
- メイクをしたままお風呂に入る(入浴1回目)
- クレンジングと洗顔をする
- 乳液や保湿ジェルで軽く顔を保湿する
- 入浴タイム(入浴2回目)
わたしは普段、入浴直前にメイクを落としています。そして1回目の入浴後に、髪やからだを洗い、洗顔をした後、4番を抜かして入浴しています。
1番の過程でクレンジングと洗顔をまとめて終わらせると楽な気がしますよね?
しかし入浴をしないと身体が温まらず、毛穴も開いていない状態なのです。
入浴中に、メイクをしたままでいると汗とともにファンデーションなどの汚れも浮き上がってきます。
クレンジングをする際に、肌の内部の汚れもしっかりと落とすことができ、すっきりする効果が期待できます。
今回は実際にこのルーティーンを試してみて、肌の状態を体感してみました。
保湿アイテムで早速試してみよう!
保湿する際に私が使用したのは、夜のスキンケアで実際に使っている「ナチュリエ ハトムギ保湿ジェル 」です。
しっとりぷるぷるとした触感のジェルですが、肌にのせてもべた付かずさらさらの使い心地で気持ちが良いです。
量もたっぷりと入っていて、顔にもからだにも使用できるのでとても気に入っています。
こちらの保湿ジェルで実際に入浴タイムを過ごしてきました!
【入浴前に髪やからだを洗う】
髪を洗う際どうしても顔にお湯が垂れてきてしまいますが、拭き取ればそこまで気にならなかったです。
先に髪とからだを洗ってしまうので、気持ちとしてはいつもより楽でした。
【メイクをしたままお風呂に入る(入浴1回目)】
入浴中乾燥を感じることはありませんでした。
お湯の蒸気が顔に当たり、うっすらと汗が出てきてメイクの汚れと混ざり合うような感覚があり、すっきりと落としたい気持ちになりました。
肌がつっぱることやひりひり感がなかったのでゆっくりとお湯につかることができました。
【クレンジングと洗顔をする】
汗もしっかりと出てきてドロドロの肌をクレンジングできる時間が嬉しかったです。洗顔もして肌はさっぱりしました。
【乳液や保湿ジェルで肌を保湿する】
ここで保湿ジェルの登場です。タオルで軽く水を拭き取り、保湿ジェルで肌にふたをしました。
少し多めにジェルが取れたので、顔以外に首筋やデコルテにも塗って保湿をしてみました。
【入浴タイム(2回目)】
2回目の入浴タイムですが、ここでも乾燥を感じることなくゆっくり過ごすことが出来ました。
日々のことや予定を考えることができ、途中肌の乾燥について考えていたことも忘れていました。
入浴中の肌もしっとりとしていて、いつもよりも長くお湯につかることができました。
この後、着替え終わってから普段のスキンケアをしましたが、着替えている段階で、だんだんと肌の乾燥は感じてきました。
お風呂上がりの肌はやはり乾燥していきますが、入浴中は気にすることなく過ごすことができました!
予防対策はメリットだらけだった!
実際にこのルーティーンを試してみて、入浴前に先に髪やからだを洗うことで気持ちの面で少し楽になることができました。
『入浴中の肌に乾燥を感じない』という結果だったので、普段から取り入れていきたいと思いました。
お風呂上がりはだんだんと乾燥していくのが分かったので、スキンケアはこれまでと同様でお風呂を出てなるべくすぐにしようと思います。
いつもよりもじっくりと入浴時間を過ごせたので満足です♪
メイクをしたままでのお風呂の検証はこちらの記事でご紹介しているので、ぜひご覧ください。

入浴中の顔の保湿は大切!他の方法もご紹介します♪
今回は実際に保湿ジェルを塗って入浴時間を過ごしましたが、調べてみると他にも保湿する方法がありました!
少しゆったりとした時間を過ごせそうな時や、気分転換に別の方法を試してみたい時などにおすすめの保湿方法をご紹介します♪
入浴中にパックをする
入浴中にパックをすることで保湿効果が高まり、肌を乾燥から守ってくれます。
気軽にすることができて、試しやすいのが良いですね。ただシートパックは入浴中にしても良いのか少し疑問に思いました。
シートで肌にふたをするけどそのとき汗はどうなるのだろう、洗い流すとシートの美容成分は落ちるのかな?と気になります。
入浴中のシートパックは汗が肌の内側へ再び入り込み、肌がふやけてしまいます。
肌がふやけると内側の水分が蒸発し結果として乾燥しやすくなってしまいます。
入浴中にパックをする場合はシートではなく塗るタイプのパックをすることをおすすめします。
塗るタイプのパックなら入浴中に塗って一定の時間を置いてから洗い流すので全てお風呂の中で済ますことが出来ますね。
さらに自分で塗る量を決めることができますし、部分的にパックを行うことも可能です。
【塗るタイプのパック】
ワフードメイド SKパック N(酒粕パック)
素材にこだわった酒粕パックです。酒粕ときくとあのおいしそうなかす汁を思い出すのは私だけでしょうか。
酒粕は発酵素材ですので、とても優しい商品ですね。
毛穴撫子 お米のパック
引用 毛穴撫子 お米のパック
こちらは100%国産米由来成分が配合されたパックです。
イラストの女性がなんともいえない感じで店頭でもかなり目をひくパッケージでした。
洗い流すタイプのパックは肌にしっかりと密着し、垂れてこないタイプがおすすめです。入浴中じっくりと成分を肌に浸透させましょう。
ただしパック中は流れ落ちない安心感がある分、パック後はなかなか落ちにくいこともあるのでしっかりと洗い流すことも大切です!
100円ショップのシリコンフェイスマスクを使用する
100円ショップで売られているシリコンフェイスマスクを入浴時に着用することで、お肌の水分の蒸発を防いでくれます。
しっかりと汗をかくことも出来て、洗って何度でも使用することが出来るのでお財布にも優しいですね。
入浴中だけでなく、シートマスクの上から着用することが出来るので、シートマスクが顔にぴったりと密着し、ズレてきたり浮いてくる心配がありません。
こちらはお風呂上がりに髪の毛を急いで乾かしたいときにもドライヤーの熱でシートマスクが乾燥する不安も解消してくれるので1つ持っておくととても便利です♪
入浴中の顔にオイルを塗って保湿するのはどう?
さらに調べていくと入浴中にオイルを塗って、ゆっくりと入浴時間を過ごすという声もありました。
実際にオイルを塗ることで顔は保湿できるのか、肌になじむのか気になりますね。成分や保湿方法を見ていきましょう!
オイルの効果とは?
入浴中は体が温まり、毛穴が開いてくると汚れや皮脂が浮き出てきます。
肌をきれいに洗った後、オイルでケアをすることでより肌の油分を補うことができます。
また乾燥により水分を失い、固くなった肌を柔らかくしてくれるそうです。
乾燥した肌は外の刺激から肌を守るバリア機能が低下している状態です。
外部刺激を受け、かゆみを感じて掻いてしまうと乾燥した肌はますます悪化してしまいます。
オイルを取り入れてバランスが崩れてしまった肌を整えることで次第にかゆみは消えていき、肌への負担を減らすことが出来ます。
個人差がありますので必ず見えない部分でテストを行って、肌に合うか試してから使ってくださいね。
入浴中のオイルパックでふっくらもちもちの美肌に!
入浴中にオイルパックをすることで、肌の乾燥を防ぐだけでなく、柔らかくなった肌に美容成分をしっかりと浸透させることができます。
洗顔をした後、タオルで軽く水分を拭き取ります。
オイルを顔全体に塗り優しく包み込みながら肌を押さえていきます。10分ほどお風呂につかりながらゆっくりとして、最後は軽く顔を洗いましょう。
このお風呂につかっている間に顔のマッサージを加えると、肌が水分を含んでいる状態でオイルのすべりも良く、さらにフタをしてくれるので保湿もできます。
顔のこりやむくみも解消されるので、肌を乾燥から守りつつ肌の血行がよくなりますね。
このとき力は入れすぎず、優しくマッサージをしましょう。
私も調べている時に、以前親戚からオイルをもらいお風呂で顔のマッサージをしたことをふと思い出しました。
確かにオイルを使用していた時期は顔が乾燥するという悩みが頭にないほど、肌荒れを起こすことなく、かゆみも起きずに過ごせていました。
あの頃はオイルでしっかりと保湿が出来ていたのだなと改めて思い出すことが出来ました。
オイルにもたくさん種類があり、迷ってしまいそうですね。
いろいろなオイルがありますが、ホホバオイルは乾燥から肌を守り保湿効果を高めてくれるという特徴のあるオイルです。
ホホバオイル
- 保湿として使える。人間の肌の成分にとてもよく似ているとされている。
- 酸化しにくく、品質変化が起こりにくい。
- 顔やからだだけでなく、髪や爪のケアにも使用することが出来る。
- 成分が人間の肌の成分と似ているのでなじみやすく、乾燥肌だけでなくどの肌質にも使用することが出来る。
顔やからだのスキンケアだけでなく、髪や爪のケアにも使用できるのは万能で良いですね!
1本持っておくと全身ケアに使えて便利が良いです。
入浴中の保湿と癒やしのひとときにおすすめ入浴剤3選!
入浴中に顔の乾燥を守るための保湿ケアをご紹介しましたが、お風呂上がりのからだもすぐに乾燥することに気がつきました。
からだも乾燥するとすぐにかゆくなり、なかなかかゆみも引かないですよね。
しかしからだのケアを考えると色々と時間もかかり、後回しにしてしまいがちです。
入浴中に顔の保湿と同時にできるからだのケアも考えていきましょう。
入浴中はからだも同時に保湿ケアしよう
入浴中、少しの工夫で顔を保湿しながらリラックスタイムが過ごせることがわかったところで、顔だけでなくからだも一緒に保湿が出来たらなぁと思いませんか。
入浴後にボディクリームでからだの保湿ケアをすることも良いですが、お風呂上がりは着替えやスキンケア、髪のケアにも時間がかかり結構いそがしいですよね。
私もいつもお風呂上がりは顔の乾燥との戦いだったので、急いで着替えてスキンケアをしていました。
髪の毛も速く乾かしたいのですぐドライヤーをするという流れで過ごすと、ボディクリームはまた時間に余裕があるときでいいかなと思ってしまいます。
からだのケアを怠っていたことで、結果として脚や腕がカサカサになり日中も痒みを感じながら過ごしていました。
実は入浴時に保湿効果のある入浴剤を取り入れることで乾燥肌を予防することが出来ます!
保湿効果のある入浴剤は、乾燥した肌の表面を保湿成分でコーティングして潤いのある肌へと導いてくれます。
入浴後はバタバタとしてからだをケアする時間までないという時は、入浴剤を入れて入浴中に顔とともにからだも保湿ケアをしていきましょう。
こちらで保湿効果が期待される入浴剤を3つ紹介いたします♪
保湿におすすめの入浴剤3選
乾燥しがちな肌におすすめな入浴剤をご紹介いたします。あなたに合った入浴剤をぜひ選んでみてくださいね。
ミノン薬用保湿入浴剤
引用 ミノン薬用保湿入浴剤
乾燥で起こる肌荒れや粉をふいてしまうような肌を、入浴効果を高めてしっとり肌へと導きます。
しっしんやあせもなどの肌トラブルや自分の体の保湿ケアがなかなかできない方にはおすすめです。
小さい子どもがいてると子どもを優先してしまい、つい自分の体のケアは後回しにしてしまいますよね。
そういった時でもしっかりケアしてくれる医薬部外品なので安心ですね。
カウブランド 無添加保湿バスミルク
カウブランドといえば牛乳石鹸が有名ですね。私もずっと使い続けています。
こちらのバスミルクは角質層内へ潤いを浸透させて肌をやさしく保湿してくれます。
無添加でデリケートな肌にもやさしい使い心地です。
カウブランドは肌にやさしいシリーズが多いので、小さい子どもから肌の弱い大人まで使えるのが嬉しいですね。
エモリカ 薬用スキンケア入浴液 フローラルの香り[本体]
引用 エモリカ 薬用スキンケア入浴液 フローラルの香り[本体]
♪エモリカの、おっふ〜ろ〜♪とCMでよくきいていませんでしたか?私は耳にしみついています。
乾燥した肌にたっぷりと潤いを与え、なめらかな肌を保ちます。入浴でやわらかくなった肌へ保湿成分をしっかりと届けます。
フローラルな香りで心も癒やされますね!
入浴剤を取り入れると、お風呂の時間がよりリラックスできる心地の良い空間になります。
良いにおいのするものはからだだけでなく心も癒やされ温かい気持ちになれますね。
私も入浴時には時々入浴剤を使用していましたが、これからは効果にも注目しながらお気に入りの入浴剤を見つけていきたいです♪
まとめ
- 入浴中の肌は水分が蒸発して潤いを失っている状態。湯船のお湯を顔にかけることは肌の乾燥をすすめることになる。
- 乾燥した肌は放っておくと深いシワをつくる原因になる。シワが細かく薄いうちに保湿ケアをしてなくしていこう!
- 入浴中は乳液で肌にふたをして保湿をしよう。
「髪やからだを洗う→メイクをしたまま入浴する→クレンジングと洗顔をする→乳液で軽く保湿する→入浴タイム」がおすすめの方法。 - 入浴中のパックも効果的!パックは洗い流せるものを選ぼう。
- 入浴中のオイルパックでふっくらとした肌をつくっていこう。マッサージをすることで保湿力・美容効果もアップ!インバスケアを楽しもう。
- 入浴中に保湿効果のある入浴剤を取り入れることで、入浴後のからだの乾燥を防ぐことが出来る。
入浴中はお湯の中にいるので乾燥することはないと思っていましたが、水分は自然とぬけていたのですね。
今回調べてみたことで、「髪やからだを洗う→メイクをしたまま入浴する→クレンジングと洗顔をする→乳液で軽く保湿する→入浴タイム」の流れを今後も取り入れていこうと思いました!
また、入浴中にオイルパックをすることも再開してみようと決めました。
一緒にマッサージを行うことで、お肌の保湿アップに加えて血流をよくし、顔のこりやむくみの解消を体感したいです。
毎日の習慣であるお風呂なら肌へのケアも自然と取り入れることのできる絶好の時間だと感じます。
この癒やしの時間をもっとしっかりと活用していこうと思いました。
小さな工夫をすることで顔の乾燥を気にせず、心もからだもリラックス出来る充実した入浴時間になりそうです♪
今回ご紹介した方法で、あなたのお風呂の時間がより幸せなひとときになるととても嬉しく思います。