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靴磨きの布は100均で買える!布の特徴と指に巻きやすいサイズと巻き方

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100均
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靴磨き専用に作られた布は100均で購入できます。

最近私は革靴を履く機会も少なくなったため、靴磨きからも遠ざかっていました。

靴磨きには3種類の布が必要で、私は今まで本格的な靴磨き用の布を揃えなければ、靴磨きはできないものだと思っていました。

ですが今では靴磨きの布が100均で買えるのです。

実際に私は靴磨きの布を100均の3店舗で見てきました。

その布の特徴や、家にあるものや100均の手芸用の布で代用できることを紹介します。

また100均で購入した靴磨きの布を使って、指に巻きやすい布のサイズや、2種類の巻き方もご紹介します。

100均では靴磨きの布だけでなく、靴磨きに必要な物は一通り揃います。

靴磨きの布だけでなく道具も100均で揃えて、是非お気軽に靴磨きを始めてみましょう。

 

 

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靴磨き専用の布は100均で買える!

靴磨き専用に作られた布は100均で購入できます。

私は靴磨きと言って真っ先に思い浮かべるのはクリームやワックスで、そのクリームやワックスの質によって仕上がりが違ってくると思っていました。

確かにクリームやワックスも大事ですが、クリームやワックスを塗ったり拭き取ったりする時に使う「布」もとても大事なのです。

そんな布を100均で買えるのは驚きですね。

まずはどのように靴磨きをするのか、その方法を確認します。

靴磨きの方法

  1. 靴ひもを解いて、靴の形を整える
  2. 埃や土をブラシで落とす
  3. 古いクリームや汚れをクリーナーで落とす(汚れ落としの布)
  4. 革に手やブラシでクリームを馴染ませる
  5. 余分なクリームを拭き取り磨く(仕上げの布)
  6. 鏡面仕上げをする場合は、ワックスで磨く(鏡面磨きの布)

靴磨きの工程の中で、汚れ落とし、仕上げ、鏡面磨きの3種類の布が必要なことがわかりました。

 

汚れ落としの布には織り目が粗い布

靴の汚れ落としの布として、靴についた埃や土を取るために、織り目が粗くてぼこぼこしている綿100%の生地が向いています。

ブラシで靴全体をブラッシングして埃や土を掻き出した後、クリーナーを付けた布で靴全体をくるくるとなでながら、更に汚れを浮かせて落とします。

古いクリームが残っていると、次に付けるクリームが革に浸透しないので、布で丁寧に拭き取ります。

汚れを吸着できるように、粗い生地が向いています。

 

仕上げには織り目の細かい柔らかい布

クリームで栄養を与えた後、しっかりと拭きとり磨きますが、傷がつかないよう織り目の細かい柔らかい布が向いています。

汚れや古いクリームを落とした後、クリームを塗って靴に栄養を与えますが、潤いや艶がでるように、まずは手やブラシを使ってクリームを塗ります。

全体にクリームを塗ったら、ブラッシングをしてクリームを馴染ませ、その後柔らかい乾いた布で余分なクリームを拭き取り磨きあげます。

余分なクリームが残っていると埃が付く原因になりますので、織り目の細かい柔らかな布でしっかりと拭き取ることが大事です。

 

鏡面磨きには吸水性のある織り目の細かい布

鏡面磨きをする場合は、ワックスを少量ずつ布にとり、水を含ませながら薄く塗り伸ばしていくので、水をよく吸収する織り目の細かい布が適しています。

靴のつま先部分を、鏡のような映りこむような表面になるよう、ピカピカに磨き上げます。

鏡面磨きをしない場合は、この工程は行いません。

このように、靴磨きの工程には3種類の布が必要ですが、その布は100均で買えます。

私のような靴磨き初心者には、100均で布や道具を揃えられるだけで、靴磨きのハードルが下がりありがたいです。

実際に100均に行ってきました。

 

 

セリアなど100均3店舗には靴磨き関連商品がいっぱい!

今回私は実際に100均のセリア、キャンドゥ、ダイソーの3店舗に行ってきました。

どの店舗も靴磨き関連商品を多数揃えていますが、その中でも靴磨きの「布」を探してみました。

私が実際に見に行った店舗で見つけた、靴磨き専用に作られた布をご紹介します。

 

キャンドゥの布は柔らかい触り心地

キャンドゥの「コットン靴みがきクロス」は、やわらかな綿100%の靴みがき用のクロスで、サイズが30×22cm、黒とグレーの2枚入りです。

なんとこの布1枚で、汚れ落としからクリームの塗り込みや仕上げ磨きまで使えます。

実際に布を触ってみたら眼鏡拭きのような印象で、表面がぼこぼこしていますが生地がとてもやわらかく、触り心地のいい布でした。

そのぼこぼこした表面が汚れを取ってくれそうですし、余計なクリームもしっかり拭き取れそうです。

またクリームを塗りこんだり磨き上げる時でも、柔らかい布なので素材を傷めることもなさそうなので安心です。

両面起毛しているので、表裏どちらの面でも使えるのは便利で経済的です。

 

ダイソーの白い布は汚れなどよく見えて便利

ダイソーの「コットン靴みがきクロス」は、柔らかく靴にやさしい綿素材で、サイズが22×30cm、白の2枚入りです。

こちらもこの1枚で、クリーナー使用時やクリームの塗布、乾拭きなど、靴磨きのお手入れ全般に使えます。

キャンドゥの「コットン靴磨きクロス」と色が違うだけで触った印象は同じで、表面がぼこぼこしているとてもやわらかい布です。

両面起毛しているので、表裏のどちらの面でも使えまです。

私がいいなと思った点は、色が白なので、クリーナーを使った時に汚れがどれだけ落ちたのかなど、実際に目で見れるところです。

また革靴の色によって、黒、茶、透明などのクリームの色を使い分けて磨きます。

白い布の方が、どの部分を使ってクリームを塗りこんでいるのか、拭き取って乾拭きしているのかが一目でわかるので、使いやすそうだなと思いました。

 

ダイソーのグローブタイプは手を汚さずに磨ける

ダイソーの「靴みがきクロス革靴用」は、素材がポリエステルで、手が汚れずに使いやすいグローブタイプです。

一般的に綿100%の布が、吸水性に優れ肌触りもよくやさしいので、靴みがきに最も適していると言われています。

ただ最も適しているというだけなので、綿100%以外の布が使えないかと言ったらそうではありません。

ポリエステルの布は、吸水性が悪いので、汚れ落としや鏡面磨きには向きませんが、織りが細かくやわらかいため、仕上げ磨きには適しています。

布を出してみると、縦20×横14.5の、長方形の上部が半円形で、上部と両脇が袋状に縫ってあります。

下から手を入れ、すっぽり入る大きさのグローブタイプです。

表面は毛足の少し長いボアのような布で、裏面はキメの細かいなめらかな布になります。

パッケージの写真から、ボアの面で靴を磨いてツヤを出すのだろうなということがわかります。

ツヤを出すための仕上げ磨きで使ってみたいと思います。

 

 

代用品は家にある!100均の手芸用品も

家にあるもので、靴磨きの布として使えるものがあります。

100均の商品でもお安く購入できますが、購入せずに家にあるもので靴磨きの布に代用できるものがあれば使いたいですよね。

もう使わない、捨てようと思っているものでしたら、捨てる前に靴磨きに使えないかどうかを是非考えてみてください。

 

汚れをよく吸収する着古したTシャツや肌着

着古したTシャツや肌着は、汚れ落としや、仕上げの布として使えます。

なぜかというと、通気性をよくするため粗目に織られており、洗濯を繰り返すことにより、吸水性がよく柔らかい状態となっているからです。

私は今まで着古したTシャツや肌着は、適当な大きさに切って雑巾として使っていましたが、靴磨きにも使えるんだと発見でした。

 

靴磨き全般で使えるフランネルのシャツ

フランネルは、綿100%の毛羽だった生地が特徴で、織りがとても繊細で柔らかい肌触りの布です。

工程により3種類の布を使い分ける説明をしましたが、このフランネルの布は、1枚で全ての工程に使える素晴らしい布なんです。

織りが細かいため汚れ落としには多少時間はかかりますが、1枚で鏡面磨きまでの全ての工程で使えるのならお得ですね。

着古したフランネルのシャツがある方は、是非靴磨きに使ってみてください。

古着はないけれど、そんな素晴らしい布なら使ってみたいという方は、手芸店でフランネルの生地そのものを購入すれば、靴磨き用として購入するよりもお安く購入できます。

またフランネルの生地は、冬限定で100均で販売されるようですので、私は見つけたら是非購入したいと思っています。

 

伝線したストッキングでツヤツヤ仕上げ磨き

ストッキングは、綿100%ではなくポリエステル製です。

ポリエステルは吸水性が悪いので、汚れ落としや鏡面磨きには向きませんが、織りが細かくやわらかいため、仕上げ磨きには適しています。

私は今まで伝線して使えないストッキングはすぐに捨ててしまっていましたが、ツヤ出しの仕上げ磨きのために洗って取っておこうと思いました。

こんな風に、家にある洋服など布系の物を捨てる前に、靴磨きに使えるかもしれないと考えてみてください。

また100均の商品で、靴磨きの布に代用できる布があります。

 

毛羽立つフエルトは汚れ落とし向け

ちょっと意外ですが、手芸用のフエルトが靴磨きに使えます。

綿100%で表面がゴワゴワしているので、汚れ落とし用に向いています。

今回私が行ったセリアに靴みがきの布は置いてなかったのですが、フエルトはありましたので代用して使えるなと思いました。

またキャンドゥやダイソーにもフエルトはたくさんありましたので、靴磨き用の布が品切れなどの場合は、フエルトを使ってみてください。

 

綿100%のハギレ生地などは靴磨き用の布の宝庫

100均には、靴磨き用として売っていなくても、代用できる布は多くあります。

綿100%のハギレ生地やパッチワーク生地などがあり、その中にダブルガーゼやワッフルなどたくさんの種類の生地があります。

こんなにあるのなら、生地の柔らかさや表面のぼこぼこ感ですとか、たくさんのハギレ生地の中から欲しい生地が探せるのではないかと思います。

このように、家にあるものや100均の商品などで、靴磨きに代用できる布も使ってみてください。

 

 

指に巻きやすいサイズと2種類の巻き方

靴磨きに適した布のサイズは、指に巻きやすい縦7〜8cm × 横30〜50cmです。

100均で購入した靴磨き用の布のサイズは、22×30cmなので、布をカットして使います。

100均の布は縦が22cmなので、7cmくらいを3本取って、約7×30cmの布を使っていきます。

布の巻き方は、汚れ落とし向けと磨き向けの2種類あります。

 

こまめに巻き直す汚れ落とし向けの巻き方

汚れ落としのクリーナーを付けて汚れを取っていくので、こまめに布をずらして巻きやすいこの形がおすすめです。

人差し指と中指でピストルの形を作り、そこに1/4の長さ(7.5cm)を向こう側にたらして乗せます。

指の後ろ側で時計回りにくるくるとねじり、布がずれずにピンと張った状態になるようにします。

ねじった布をそのまま布の端の方までねじり、ずれないように人差し指と中指以外の指でしっかりと固定します。

シワのないように、ピンと張れていたら大丈夫です。

 

しっかり固定できる磨き向けの巻き方

磨きでは力をいれてしっかりと磨いていくので、磨く時に布が緩んでずれないように、しっかり固定できる巻き方になります。

ねじるところまでは、汚れ落とし向けの巻き方と一緒です。

ねじった布をそのまま布の端の方までねじり、指の周りを1周半して手のひら側に持ってきます。

1周目のねじっているところに上から差し込み、甲側に引っ張って固定します。

シワのないように、ピンと張れていたら大丈夫です。

磨きの時は、一度布を巻いたらそのまま最後まで磨き切るので、指の腹の部分に特にシワなどよらないように注意してください。

 

 

100均でおすすめ靴磨き関連商品6選

100均では布だけでなく、靴磨きに必要な道具がほとんど揃います。

全部揃える必要もないですが、全部揃えてもお安く揃えられるので、靴磨きを始めるハードルが下がります。

  セリア キャンドゥ ダイソー
シューズキーパー(片足200円) × ×
クリーナー × ×
ブラシ豚毛
ペネトレイトブラシ × ×
靴磨き 靴クリーム
ワックス

シューズキーパーを靴の中に入れることで、革靴の形が整い、シワも伸びます。

シワが伸びることで汚れを落としやすく、またクリームをしっかりと塗り込めます。

サイズが24.5〜28cmと、サイズは男性のサイズしかありませんが、普段から履いた後にこちらを入れておくと、型崩れやシワの予防になります。

汚れ落としのクリーナーはダイソーにしかありませんでした。

古いクリームが残っていたり、シミがついた時などに使いますが、クリームが残らないようよく拭きとった後に磨き上げていれば、毎回使わなくても大丈夫です。

ペネトレイトブラシは、クリームをムラなく塗って染み込ませるためのブラシになります。

色が混ざらないように、色によってブラシを使い分けるといいです。

また汚れ落としのブラシとクリームを塗り込むブラシも、分けて使いましょう。

 

心が洗われた!正しい方法での靴磨き

家にある道具と今回100均で購入した布や道具などで、実際に靴磨きをしてみました。

まず茶色の革靴ですが、以前茶色のクリームを塗りこんでもきれいに塗れなかったことから、益々履く機会が遠のいていました。

塗りこんでもクリームが入っていかなかったのは、古いクリームが残っていたからだと思い、クリーナーでしっかり汚れを取ってからクリームを塗りました。

クリーナーでくるくると拭き上げたら、こんなに古いクリームが落ちました!

その後クリームを塗り込み磨きましたが、しっかりとクリームが入ってくれて、磨く前と比べたら潤いやツヤが違うのがわかりますね。

他にも黒い革靴2足の靴磨きをしてみました。

before  after  

 

before  after  

どちらの靴も、クリームを塗ることで、革がふっくらとしてツヤが出ています。

布や道具を揃えてちょっとの時間靴に向き合っただけですが、私自身不思議な爽快感や充実感を感じました。

余計なことを考えず靴を磨くことに集中し、靴にツヤが出てきれいになったことで、私自身心がスッキリ洗われたような気持ちになりました。

靴磨きが癖になるという人がいましたが、靴がきれいになることでちょっとした成功体験を積めて心が満たされるからかもと、納得できました。

あまり革靴を履く機会はないのですが、革靴の保管状況のチェックも兼ねて、私も定期的に靴磨きしようと思いました。

 

 

まとめ

  • 靴磨き専用に作られた布は100均で購入できる
  • 汚れ落としの布には織り目が粗い布が適している
  • 仕上げには織り目の細かい柔らかい布が適している
  • 鏡面磨きには吸水性のある織り目の細かい布が適している
  • 100均のセリア、キャンドゥ、ダイソーには靴磨き商品があり、キャンドゥとダイソーには1枚で汚れ落としから仕上げ磨きまで使える布がある
  • Tシャツや肌着、フランネルシャツやストッキングなどの古着が靴磨きの布として使える
  • 100均の手芸用品のフエルト、ハギレ生地、パッチワーク生地などが靴磨きの布として使える
  • 布を指に巻きやすいサイズにカットし、2種類の巻き方を使い分ける
  • 100均でおすすめの靴磨き関連商品6選
  • 実際に正しい方法で靴磨きしたら、靴がきれいになることで心が洗われた

靴磨き専用に作られた布は100均で購入できます。

しかも1枚で汚れ落としから仕上げ磨きまで使える布もあるので、靴磨き初心者に100均はとても心強い味方です。

余分なクリームを残さない、もし残っているなら古いクリームをしっかり落とす必要があり、そのためには「布」が非常に大事です。

まずは100均の布からお手軽に靴磨きを始めてみてください。

普段履いている革靴や、あまり履いていない革靴などのお手入れにきっと役に立ちます!

その上で、布の違いで仕上がりがどのように違ってくるのかなど、靴磨きに大変大事な「布」の世界を開拓してみるのも楽しいかもしれませんね。