私は共働きで、夫婦でフルタイムの仕事をしています。
「トイレが汚れてる…」「掃除機をかけなくちゃ…」「夜ご飯を作らなくちゃ…」
家事って本当にキリがなくて嫌になりますよね。
家にいると家事が山済みなので、仕事をしていた方が楽とさえ思っていました。
実は、あらかじめ家事を分担しておくのではなくて、‟必要になった家事を、その場でどっちがやるか夫婦で選択する”という方法がよかったんです!
分担を決めておかなければいけないと思っていたんですが、それをやめたら無理なくできるようになりましたよ!
「掃除する時間がなくて困っている…」
「やらなくちゃと思う家事が多くて大変…」…と考えるあなたのストレスを減らすヒントになれば嬉しいです。
共働きで家事ができない!分担はその場で決めよう!
いっその事分担は一切なしにしよう!!と夫婦で決めたことがきっかけで不満なく家事ができるようになったんです!
夫婦で家事を分担するって普通の事だと思いますよね。
でも、分担していても毎日時間が足りない!って感じませんか?
なぜ時間が足りないのでしょう?
もしかして、あなたの方が多く家事を振り分けていませんか?
私の以前していた家事の分担はこちら…
- 朝ごはんの用意
- 食器洗い(たまに夫)
- 洗濯
- トイレ掃除
- お風呂洗い
- 買い物
- 夜ご飯作り
夫の分担は…
- ゴミ出し(まとめるのは私)
- 夜ご飯の食器洗い
- 休日の料理(たまに)
- 休日のお風呂洗い(頼めば)
どうでしょうか?こんな感じになってはいませんか?
このように日本では女性の家事の負担が大きくなりがちだそうですよ。
我が家もなんとなく分担を決めてはいるけど、私に見えている家事と夫に見えている家事が全然違うかったんです!!
私が目についた家事を、あれもこれもやっているとキリがないし負担になってしまうんですよね…
それが原因で「私ばっかり」と思ったり、イライラしていました。
共働き夫婦の平日、休日トータルの家事について、面白いアンケート結果があるそうです。(小数点以下切り捨て)
- 夫から見ると…夫:妻=45%:54%
- 妻から見ると…夫:妻=20%:79%
夫から見たら「半々くらいやってるつもり」、妻から見たら「8割くらいは自分がやっている」という印象だそうです。
私は「それそれ~!!」と思ったんです(笑)あなたはどうですか?
私は‟その場で必要な家事をどちらがやるか決める”という方法で、この不満を解消しました!
夫婦で家事の分担は決めなくていい
例えば、夜に食事の準備とお風呂の準備があるとしますよね。
「夜ご飯を作るから、お風呂を洗ってきてくれる?」
「夜ご飯を作るのと、お風呂を洗うのどっちかをやってくれる?」と聞いてみてください。
自然と、「じゃあこっちをやるよ!」と引き受けてくれたり、「今日はご飯を作る方がいいな」と選んでくれたりするんです!
もう一つ例に出すと、洗濯と食器洗いをしなくちゃいけない時がありますね。
同じように「洗濯か、食器洗いをしてくれる?」「洗濯をするから、食器を洗っておいてくれる?」と聞くと快くやってくれます!
それに、得意な方の家事を選んでくれるので夫も負担にならず、私も頼みやすくなりましたよ。
こうすると、なんだか平等な感じがしませんか?
家事の負担や、やらなくちゃという気持ちが減って、イライラすることも減りました!ゼロではないですけどね(笑)
ご主人もあなたの同じ人間ですので、頼み方一つとっても言い回しを変えるだけでお互いのイライラが一気に激減します。
ですので、あなたご自身のイライラはゼロではないですが、夫婦関係は良好なままですよ。
よく話してお互いに納得しよう
夫婦で年収がほぼ同じなのに、家事育児を殆ど奥様が担っている家庭もありますよね。
一方、専業主婦家庭にも関わらず、育児にとても協力的な旦那さんがいる家庭もあると思います。
家事育児、仕事を夫婦でどう配分するかは各家庭で決めることであって、大事なのは、その分担で「夫婦お互いに納得していること」ですね。
‟男性は、家事のやり方を幼少期から教わっていない事が多く、根本的にわからない”という話を聞きました。
女性だって最初からできたわけじゃないですよね。
“普段仕事で使う頭脳や筋肉とは、全く違う部分を使うので、長続きしない”そうなんです。
いやいや、だからと言って、家事をしなくていいとはなりませんよね。
慣れるまでは、細かく説明して覚えてもらうようにしましょう!
「こんなの当たり前、できて当然」という固定概念を捨てて、丁寧に教えてあげましょう。
慣れたらこっちのものですね(笑)
男性は得意なことにこだわったり、熱中したりする傾向があるようですよ!
感謝の気持ちを伝えよう
‟男性が家事をする時に不満に思うこと”のデータがあるそうです。
- ダメ出しされるからやりたくない
- 他の家庭の旦那さんと比較されるのが嫌
- やってと言われたことをやったのに、足りないといわれる
- 家事をしても感謝されないのでやる気がなくなる
こんな風に感じているんですね。あなたの旦那さんをやる気にさせるには、こんなことが必要かもしれません。
- これじゃダメと言い放つのではなく、こういう風にやってね、と伝える
- 他の家庭とは比べない
- やってほしいことは細かく伝える
- 頻繁に感謝の気持ちを伝える
なんだか子育てみたいですね(笑)大きな長男が住んでいる気分になります。
男性が慣れない家事を進んでやるには、ポジティブな言葉でモチベーションを保つ事がポイントなのです!
確かに不満を抱えて家事をするよりも、お互いに感謝を伝えながら家事をした方があなたもモチベーションが上がりますね。
意外に身近な方へ「ありがとう」と伝えるだけなのですが、なかなか言えませんよね。
私は必ず相手が片付けをしてくれたり、ちょっとした家事をしてくれると「ありがとう」と言おうねとルールをもうけています。
なぜなら「どうして感謝の気持ちがないの?せっかくここまで家事したのに」と不満ばかりがたまりませんか。
それは相手に感謝してほしいからなのです。なので、思い切って些細なことでも「ありがとう」と伝えてみてください。
イライラしていた重たい気持ちが一気に楽になりますし、お互いがポジティブになれます。
是非おすすめですので、今からでもご主人にちょっとした感謝を述べてみてください。
共働きで家事をするなら時短も必要
とはいっても、平日に家事をする時間が増えるわけではないですよね。
共働きのいいところは、ダブル収入という点ではないでしょうか?
時短になる家電を取り入れるのも、家事のストレスを減らす一つの手段だと、私は思います!
例えば…
- 食器洗いの時間を減らしたい→食洗器、食器洗浄乾燥機
- 料理の時間を減らしたい→圧力鍋、自動調理レンジ、電気ケトル、フードプロセッサー
- 掃除の時間を減らしたい→コードレス掃除機、ロボット掃除機、床拭きロボット
- 洗濯の時間を減らしたい→乾燥機能付き洗濯機、衣類乾燥除湿器
このような時短家電の中から、いくつか取り入れてみるとグッと楽になりますよ!
家電量販店やネットショップで簡単に購入できますね。
私は圧力鍋と乾燥機能付き洗濯機を取り入れて、1時間は時短になっています!
時短できた分、自分の時間に使えるのは本当に嬉しいですよ!!
今は食器洗いの時間がもったいなく感じるので、食洗器を取り入れたいね、と夫婦で話しています。
共働きの家事は家事代行サービスも活用しよう
家事代行サービスを使うなんて贅沢、と思う方も多いのではないでしょうか?
実は家事代行サービスは単発での利用だけでないんです。
オーダーメイドで定期利用もできるので、自分の予算に合わせてうまく活用することができるんです。
初めて利用する方におすすめなのは、月に2回、2時間のプランです。
2時間で大したことができないんじゃない?と思いましたか?
自分が家の家事をする2時間と、プロが仕事として家事をする2時間が全く違うんです。
私が家事をする2時間の中には、ついついスマホを触ってしまったり後回しでいい片付けを始めてしまったりするんですよね。
プロは依頼された家事を手際よく黙々とこなしてくれる上に、完成度が全然違います!!
家事代行で頼めるサービスは、片付け、掃除、洗濯、料理、買い物などあるそうです。
私の場合は掃除が負担だったので、2週間に1回、掃除に来てもらうだけで掃除の手間がグンと減りましたよ!
2時間でトイレ、お風呂場、キッチンの掃除、掃除機がけ、雑巾がけ、さらには靴磨きまでしてくれたんです。
完成度が高いので、日々の掃除の回数が減りました!
もしあなたが私のように掃除を負担に思うのなら、ぜひ利用することを考えてみてはどうでしょうか?
もしあなたが料理を負担に思うなら、2時間で2~3日分の作り置き料理を作ってもらうという使い方もありますね。
お掃除は、家庭にある道具で掃除してくれる業者と、プロの道具を持参してくれる業者がありますので予算に合わせて探してみるといいですね。
業者を探す際は、webサイトで‟お住い地域・家事代行”と検索すると探しやすいですよ!
一つずつ見て、予算や内容が合った業者を探すのもいいですし、‟○○市の家事代行ランキング10選”など、一気に比較することもできます。
まとめ
- 家事の分担は決めず得意な方がやればOK
- よく話してお互いが納得できる形にしよう
- お互いに感謝の気持ちを伝えればモチベーションが上がる
- 圧力鍋や乾燥機付き洗濯機を使うことで1時間も自分の時間が増える
- 月に2回、家事代行を活用するだけで日々の掃除回数が減る
いかがでしたでしょうか?
共働き世帯が増えている中で、家事ができない問題を抱えている家庭は多いのではないでしょうか。
「共働きをしていても家事は女性の仕事」、「家事は女性が多く分担するべき」そんなことありませんよね。
時間は男性も女性も同じ分だけ与えられていますし、女性ばかりが動くのもおかしいです。
せっかく一緒に生活している夫婦なのですから、協力して自分の時間や夫婦の時間を楽しみましょう!