ストレートネック対策には、無印良品の「頭が沈み込みすぎないふっくら枕」がおすすめです!
柔らかさ・高さ・大きさがベストバランスなうえ、お手頃価格で手に入るのはさすが無印クオリティと言えます。
PCやスマホが手放せず、肩コリに万年悩まされている私は、今まで自分がストレートネックを悪化させる枕を使っていたことを知りませんでした。
ストレートネックは放っておくと肩こりや頭痛がひどくなるだけでなく、姿勢のゆがみやぽっこりお腹の原因にもなります。
知らず知らずの間にストレートネックが進行しないように、手頃な枕で対策を始めましょう!
無印やニトリで手に入るストレートネック対策枕を実際に使ってみた感想や、選び方のポイントを詳しく解説していますので参考にしてみてください。
ストレートネック対策枕は無印良品で手に入る!!
ストレートネック対策には無印良品の「頭を支える沈み込みすぎないふっくら枕」がおすすめです。
ほどよい反発性で頭を支え、どんな人の首のカーブにもやさしくフィットするふっくら感が特徴です。
【価格】3990円~4990円(税込)※サイズによる
【素材】
・表地:綿100%
・裏地:ポリエステル100%
・中身:ポリエステル100%
【サイズ】大:47㎝×67㎝ 小:40㎝×60㎝ 高さ3~5㎝
【お手入れ】
・風通しの良い日陰で陰干し
・汚れた場合は薄めた中性洗剤で拭き取りすぐに乾かす
直接肌にふれる表地が綿100%というのも使い心地にこだわってますよね。
身長が低い私にとっては、サイズと高さを体格や好みに合わせて選べるのは嬉しいポイントです。
ストレートネック対策枕におすすめな理由
「頭を支える沈み込みすぎないふっくら枕」がストレートネック対策におすすめの理由は3つです!
・寝返りをうちやすい大きいサイズがある
・選べる2パターンの高さで首に負担をかけない
おすすめできる理由をそれぞれ詳しく解説していきますね。
もっちりふかふかな二層構造が頭と首にフィット
「頭を支える沈み込みすぎないふっくら枕」は、中心部の「固わた」と外側の「中わた」の二層構造になっています。
中心部の固いわたが頭の重さをしっかりと支えてくれ、底付き感がありません。
また、外側のわたは人の手で詰められていて、もっちりふかふかな仕上がりになっています。
頭や首のカーブにそって自然にフィットするので楽な姿勢で寝ることができます。
私は寝るときにすっぽりと包み込まれて寝たいタイプなので、ぴったりの枕だと思いました。
ストレートネックの人は普段から、前に傾いた頭を支えるために首・肩・腰に大きな負担がかかっている状態です。
せめて寝ているときだけでも、首や肩の負担をなるべく軽くして疲れをとりたいですよね。
寝返りをうちやすい大きいサイズがある
サイズは、大【47㎝×67㎝】小【40㎝×60㎝】の2種類あります。
ストレートネック対策には、寝返りをうちやすい大きいサイズがおすすめです。
寝返りには、体圧分散、体温調節などの大切な役割があります。
また、寝返りがスムーズにできないと、体のコリやゆがみの原因にもつながり、ストレートネックのリスクが高まります。
寝返りをうっても頭が落ちない大きい枕を使えば、睡眠を妨げられず快適に眠ることができますよ。
ちなみに我が家では夫と同じベッドで寝ているのですが、枕をスキマなく並べることで頭が落ちるのを防いでいます。
選べる2パターンの高さで首に負担をかけない
「頭を支える沈み込みすぎないふっくら枕」の高さは【3㎝】と【5㎝】から選べます。
一般的な枕に比べると低いような気がしますが、ストレートネック対策には「少し低いな」と感じるぐらいがベストと言われています。
横向きになってスマホをさわりたい私は、枕が低いと肩が痛くなるため、高い枕を使っていました。
ですが、高すぎる枕を使い続けているとストレートネックを悪化させてしまう可能性があります!
首の骨がまっすぐになるほど高い枕を使っている場合は要注意です。
厚生労働省のeヘルスネットでは、一般的に1~6㎝の高さが推奨されています。
首に負担をかけないためにも、低めの枕を使ってみましょう。
へたりやすいという口コミについて解説
無印良品の公式サイトを見てみると、この枕に対して「へたりやすい」という口コミが多数ありました。
へたってきたという期間は、おもに「1ヶ月」「4ヶ月」「半年」です。
中には1週間でへたったというレビューもありました。
原因を調べてみると、素材に使われている「ポリエステルわた」には、へたりやすいというデメリットがあることが分かりました。
ポリエステルわた製の枕の一般的な買い換え時期は1~3年といわれているため、無印の枕は一般的なものと比べても、へたるのが早いみたいですね。
しかし、それ以上に使い心地に満足しているというレビューが多いのも事実です。
低価格で手に入る点も含めると、妥当なクオリティだと感じている人も多かったです。
とはいえ、実際に使ってみるのが一番なので、店舗に行ってみました♪
頭を支える沈み込みすぎないふっくら枕を試してみた
今回私は、高さ5㎝の大きいサイズの「頭を支える沈み込みすぎないふっくら枕」を店舗で試してみました。
寝心地:すっぽりと包み込まれる感じ、思っていたより沈まない
大きさ:想像よりもかなり大きく、身長153㎝の私には小サイズで十分だった
高さは15センチぐらいあり、思っていたよりも大きくふっくらとした印象でした。
耐久性については、確かに「へたりやすそう」と思った点もありました。
まず、綿がぎっしり詰まっているわけではないので使い続けると頭の形に沿ってくぼみそうだなと思いました。
そして、店頭に重ねて下敷きになっていた枕が潰れて薄くなっていました。
綿がかたよらないように定期的に枕をもみほぐすことで、ある程度へたるのを防げるかもしれません。
私が寝た時にはそこまで頭が沈まなかったので、へたる早さは頭の重さや体格なども関係しているのかなと思いました。
調べてみるとニトリにもストレートネック対策枕があることがわかりました!
ストレートネック対策枕はニトリにもある!
ニトリには50種類以上の枕があり、ストレートネックだけでなく、いびきなど人それぞれの睡眠の悩みに合わせて選ぶことできます。
ニトリの枕の中で、私が選んだストレートネック対策枕におすすめの枕を紹介します。
「首をしっかり支える枕(首フィット)」と「肩・首・背中も支える枕」「高さ10ヵ所調整できる枕(パイプ)」の3種類です。
あおむけで寝る人には首をしっかり支える枕
首をしっかり支える枕(首フィット)は、首の部分が違う素材でできていて高さ調節ができる枕です。
【価格】4,064円(税込)
【素材】
・生地:ポリエステル100%
・中身:ポリエチレンパイプ・ポリエステル100%
【サイズ】40㎝×60㎝、高さ10㎝
【お手入れ】手洗いOK
【特徴】
・首元のパイプで高さ調節可能
公式サイトによると、かための枕であおむけで寝る人におすすめと言われています。
こちらの商品は、私が行った店舗にはなく、店員さんに「大型店にしか取り扱いがない」と聞きました。
私はこの枕の首と頭でパーツ分けされている感じがゴロゴロして違和感がありそうだなと思いました。
背中まで安定させたいなら肩・首・背中も支える枕
「肩・首・背中も支える枕」は、背中にフィットするS字カーブ設計の枕です!
【価格】5,083円(税込)
【素材】
・生地:ポリエステル100%
・中身:ウレタンフォーム
【サイズ】75㎝×60㎝ 高さ12.5㎝
【お手入れ】洗濯不可(カバーを着けて使用)
【特徴】
・ウレタンシート2枚で高さ調節が可能
広い面で体を支えるので、体圧が分散されてコリやゆがみを軽減してくれます。
こちらも、あおむけで寝る人におすすめの枕です。
実際に店舗で寝てみたのですが、首より頭が下がるので不思議な感覚でした。私の体型には残念ながら合わなかったようです。
オーダーメイド感覚の高さ10ヵ所調整できる枕
「高さ10ヵ所調整できる枕(パイプ)」はパイプの出し入れによって、計10ヵ所の高さを調節できる枕です!
【価格】4,990円(税込)
【素材】
・生地:ポリエステル100%
・詰め物:ポリエステル100%・ポリエチレンパイプ
・高さ調節用シート:ウレタンフォーム
【サイズ】40㎝×60㎝ 高さ12㎝
【お手入れ】高さ調節用シート以外は丸洗い可能(手洗い)
【特徴】
・自分好みのサイズに微調整が可能
パイプ素材は通気性や耐久性に優れているので長く使うことができるでしょう。
こちらも店舗で試してみましたが、調節する前の高さだと私にはかなり高く感じました。
シートやパイプを取り出しながら高さを調節していくようですが、取り出した中身の保管に困りそうだなと思った商品でした。
どんな寝方や体型の人でも使いやすいのは無印
無印とニトリの枕を私が店頭で試した結果をまとめてみました。
・柔らかく包まれる枕が好き
・あおむけでも横向きでも寝る
・寝返りをよくうつ
・かたくて高さのある枕が好き
・主にあおむけで寝る
・高さ調節がしたい
結論、どんな寝方や体型の人でも使いやすいのは無印の枕だと感じました!
ニトリの枕には高さがあるため、自分に合わない高さの枕を使ってストレートネックが悪化しないように、きちんと調べたり試したりすることが大切です。
私は今回枕について調べてみて、写真で見るのと実際に寝てみるのとでは感じ方が全く違うということが分かりました。
では、自分に合った枕選びのポイントをおさえて、あなたの運命の枕を見つけましょう!
ストレートネック対策枕は高さと大きさで選ぶ
正しい選び方は「高さ」と「大きさ」に着目することが大切です。
あおむけの場合:首が自然なS字カーブを描くような高さ
横向きの場合:頭、あご、背中、お尻が一直線になるようにする
大きさ:頭3つ分以上の幅が確保できるもの
調べてみると、私が使っている枕は、高さも大きさも全く自分に合っていなかったことが判明しました。
年々ひとどくなる首コリは合わない枕が原因だったのかもしれません。
知らずに使い続けて症状が悪化していたなんて恐ろしいですよね。
正しい選び方のコツを知ると、自分に合った枕を一発で見つけることができます!
高さはあおむけ・横向きどちらも確認
あおむけで寝たときには、首が自然なS字カーブを描く高さが理想的です。
目線が真上ではなく、ほんの少しななめ前になるぐらいがベストです。
高すぎると首に負荷がかかり血行が悪くなるため、ストレートネックを悪化させ肩こりの原因になることもあります。
逆に低すぎても頭に血がのぼって、眠りが浅くなってしまいます。
横向きに寝たときには、頭、あご、背骨、お尻が一直線になるのが理想的です。
横向き、あおむけ、どちらもベストな高さになる枕が好ましいですが、普段横向きで寝ることが多い人は横向きに合わせた高さでいいですよ。
私は横向きで寝ることが多いので、横向きの姿勢で楽だなと思う高さの枕を選びました!
大きさは頭3つ分以上の幅があるかどうかチェック
「大きさ」は、自分の頭3つ分以上の幅が確保できるものを選びましょう。
人は寝ている間に約20~30回寝返りをするといわれています。
ずっと同じ姿勢のまま血流が悪くなったり体がこったりしないように、無意識に寝返りをしているのです。
とはいえ20~30回もの寝返りのたびに眠りが浅くならないように、寝返りをうっても頭が落ちない大きさの枕がおすすめです。
私は寝ている時にあまり動かない方なので、寝返りの回数が少ないせいで体がこりやすいのかなと思いました。
私も寝返りがスムーズにできるように枕の大きさや寝具を見直してみます。
あなたの枕は高さと大きさは大丈夫ですか?チェックしてみましょう!
ストレートネック対策枕をタオルで作るのは危険?
タオルで代用できるなら0円だし、こんな良いことはないですよね!
ですが、調べて見るとタオル枕はかえって首を痛める原因になることもあると分かりました。
作り方は「ロール状」と「首枕型」の2通りあります。
ロール状は、バスタオルを3つ折りにしてぐるぐると巻くだけ。首のすきまに挟んで使います。
・簡単にできる
・巻き方で好みの高さに調節できる
・あおむけで寝たときに首がのびて気持ち良い
デメリット
・寝ている間に崩れる
・寝返りがうちにくい
・横向きだとあまり意味がない、首・肩が痛くなる
実は、ロール状の枕を横向きで長時間使うと、頸椎が圧迫されて手のしびれや肩の痛みを引き起こすおそれがあると言われています。
寝る時ではなく、一時的な首のストレッチに使うのが良さそうですね。
首枕型は、バスタオルを3つ折りにしてぐるぐる巻き、少し端を残して普通のタオルを1枚敷いて完成です。
こちらはNHKのあさイチでも取り上げられた方法で、私も試してみました。
・高さの調節ができる
・ロール状よりも寝返りがうちやすい
デメリット
・寝ている間に崩れやすい
・タオルがたくさん必要
・毎晩形を整え直すのが面倒
そのままだと私には低すぎたので、何枚かタオルを重ねることで高さがちょうど良くなりました。
この枕を毎晩作るぐらいなら、枕を買うなぁ・・・と思った面倒くさがりな私でした。
タオル枕を試してみて、やっぱり自分に合った手頃な枕を探そうと思いましたね。
まとめ
- ストレートネック対策には無印良品の「頭を支える沈み込みすぎないふっくら枕」がおすすめ
- 無印の枕がストレートネック対策におすすめな理由は「二重構造で首にフィット」「寝返りをうちやすい大きいサイズがある」「高さが選べる」点で、首に負担をかけずに寝ることができるから
- 無印のストレートネック対策枕は「へたりやすい」という口コミがあり、耐久性が心配
- ニトリにもストレートネック対策枕が3種類ある
- ニトリの枕はあおむけで寝る人におすすめだが、かたくて高さがあるためストレートネックを悪化させる可能性もある
- ストレートネック対策枕を選ぶコツは「高さ」と「大きさ」
- タオルで作る枕は、手軽だが寝ている間に崩れるので毎晩整える手間がかかる
- タオルをロール状にして作る枕は、横向きで長時間使うと頸椎が圧迫されて危険
高価な枕選びで失敗すると後悔も大きいけれど、手頃な枕が自分にぴったりだと得した気分になれますよね。
お手頃価格でも十分に満足できる無印の枕、ぜひ試してみてください!