あなたは無印良品に、「シリコーン調理スプーン」という人気アイテムがあるのを知っていますか。
こちらのシリコンのスプーンはワンコインほどで手に入る上、これ1本で炒める、すくう、盛り付けるまでできる万能アイテムなのです。
無印良品の商品の中でも特に高い人気を博していると評判で、一時は売り切れになったこともありました。
シリコンだと熱で溶けるのではないか、シリコンは溶けると体に悪いのではないかなどと色々気になる方もいると思います。
こちらの無印のスプーンはシリコーンゴムという素材を使っているので、溶けることはないです。
これから様々なレビューや口コミから、こちらのスプーンの魅力をお伝えしていきます。
こちらのスプーンを活用すれば、料理が楽になり洗い物も減って、あなたの負担が軽くなるはずですよ。
無印のシリコンスプーンは溶ける心配なし!!その理由は素材にあり
引用 無印良品公式HP
前述しました通り、無印のシリコンスプーンは通常の利用であれば、溶けることはありません。
それは柄の部分を除き、スプーンの部分には耐熱性に優れたシリコーンゴムが使用されているからです。
今回リサーチして初めて知ったのですが、シリコーンゴムという素材はすごい素材なのです!
会津ゴム工業株式会社のホームページにシリコーンゴムについての説明があり、こちらを読んでいただくと、安心してお使いいただけると思いますよ。
一般的なゴム製品の耐熱温度は100℃以下ですが、シリコーンゴムは、耐熱安全温度が180~200℃、耐熱限界温度は220~230℃と高い耐熱性を発揮。150℃の高温下においては、変質は皆無に等しく、半永久的に使用可能です。さらに、200℃の環境下においても10,000時間の連続使用ができるなど、特に高温環境下での使用に有利な素材と言えます。
引用 会津ゴム工業株式会社
「溶けた」という口コミは本当にないのか?
素材がいくら安心できるものでも、やはり口コミやレビューで「溶けた」というものがないか、気になりますよね。
私はSNSや無印良品の公式ホームページなどで、300件以上のレビューを読んでみました。
その中で「溶けた」と書いてあるものは1件あり、「料理をしているうちに、プラスチックが溶けるような悪臭がした」との口コミでした。
実際にこちらの方がどのようにスプーンを使ったのかは詳細まではわかりません。
ですが、無印良品の公式ホームページに「熱湯に入れると、臭いが発生することがある」と記載されていました。
なので、実際は溶けたのではなく、臭いが発生した可能性が高いと思われます。
私もシリコーンゴムの機能を試してみたくなり、恐る恐る天ぷらを油から取り出す時に、こちらのスプーンを使ってみました。
するとスプーンが溶けることはなく、臭いもしませんでした。
他に気をつけたほうがよい点としては、スプーンの柄の部分はスプーンの部分よりも耐熱温度が低く180℃になっています。
調理後はなるべくスプーンをそのまま鍋やフライパンの縁に置かずに早めに片付けてしまいましょう。
無印のシリコンスプーンのスモールサイズも見逃せない!
引用 無印良品公式HP
私は今回シリコーン調理スプーンのスモールサイズも一緒に購入しました。
どちらかというと、購入時はおまけと考えていたスモールサイズのスプーンのほうが、実際に使ってみると私のお気に入りになりました。
通常サイズとスモールサイズの違いはこれだ!
2つの特徴をまとめてみると以下の表のようになります。
大きな違いとして通常サイズとスモールサイズでは芯材が違い、通常サイズはステンレス鋼が使われており、スモールサイズの約2倍の重さです。
スプーンの大きさに関しては、私が実測したものになっています。
シリコーン調理スプーン | 通常サイズ | スモールサイズ |
価格 | 590円(税込) | 490円(税込) |
長さ | 約26cm | 約25cm |
重量 | 約100g | 約50g |
仕様 |
本体:シリコーンゴム(耐熱温度250℃) 芯材:ステンレス鋼、ナイロン(耐熱温度180℃) |
表面:シリコーンゴム(耐熱温度200℃) 芯材:ナイロン(耐熱温度180℃)
|
スプーンの大きさ |
約9.5cm✕約7cm |
約7cm✕約5cm |
実際に使ってみた私の感想!!
私はまず通常サイズの方を使って、ひき肉を炒めてみました。
思ったよりもスプーンが重く、炒める途中でスモールサイズの方に換えてしまいました。
スモールサイズの方は、ほぼ菜箸のように、細かくひき肉をバラし均等に炒めることができました。
更に、スプーンの先が柔かくなっているので、引っくり返すときに鍋肌に沿ってきれいに取ることができ、とても気持ち良い気分になりました。
口コミで、「鍋やフライパンを傷付けることがない」と多くの方が書かれていましたが、本当にその通りだと深く納得しました。
スモールサイズの方で特に感激したのが、目玉焼きを作ったときです。
フライ返しで目玉焼きを取り出すよりも、こちらのスプーンで取り出した方がピッタリはまり、安定感が凄かったです。
小さめのハンバーグやパンケーキなど作られる時は、絶対にこのスモールサイズのスプーンを使ったほうが便利だと感じました。
ここまで書いてしまうと、通常サイズはいらないんじゃないかと思われる方もいるかもしれませんが、通常サイズならではの良い点もあります。
私は重いという事をデメリットな点でお伝えしましたが、その重さがメリットになる場合があり、それは焼きそばを作るときでした。
フライパンに麺を入れてほぐすときに、スモールサイズの方だと軽すぎて麺に弾かれる感じがして、うまくほぐすことができませんでした。
しかし、通常サイズの方を使うと重さが利いたのか、キレイにほぐせたのです。
また、通常サイズの方でチャーハンなどを作った時に、器に移した後、こちらのスプーンで周りを整えるだけで、キレイに盛ることができます。
更に新しいアイテムを買うと収納が気になるという方もいると思います。
ですが、こちらのスプーンの柄の先には穴が空いているので、フックなどにかけて収納することができるようになっていますよ。
カレーの臭いが洗っても取れない…
最後にデメリットな点を上げると、カレーの臭いに関しての口コミは本当に多く見かけました。
中には「臭いが取れないので買い直した」「もう1本スプーンを購入して、カレー用にした」など、使い分けていくしかなさそうだなと思いました。
こちらのデメリットな点以外は、良い口コミばかりで私も人にすすめてみようと思えるアイテムでした。
元々コスパの良い商品ですが、さらにお得に買いたい方はこちらの記事もご覧になってください。
不定期の開催ではありますが、無印良品週間と言って無印良品の商品が10%オフで購入できるキャンペーンが開催されている時期があります。
無印のシリコンスプーンは食洗機で洗える!
無印のシリコンスプーンはつなぎ目がないので、普通にスポンジで洗っても非常に洗いやすいのですが、食洗機にも対応しています。
私の家の食洗機はビルトイン型のものなのですが、箸などを入れるところに立てて入れたら、ピッタリ収まり嬉しくなりました。
無印のシリコンのジャムスプーンを食洗機で洗う際に「一緒にバターナイフやフォークと入れて洗ったら、傷がついた」との口コミも見かけました。
念の為、食洗機で洗う際には尖ったものとは一緒に洗わないようにしましょう。
缶詰から中身を出そうとした時、シリコンスプーンを直接入れたら傷がついてしまった…
スプーンの先端は柔らかく作られているので、食洗機で洗う時以外にも取り扱いには十分気をつけてくださいね。
せっかく買ったキッチングッズに傷がつくと、テンション下がりますよね(笑)
まとめ
- 無印のシリコーン調理スプーンは、シリコーンゴムが使用されていて耐熱性に優れているので溶けることはない
- シリコーン調理スプーンを熱湯に入れると臭いが発生することがある
- 通常サイズのスプーンは、スモールサイズの約2倍の重さだが、麺をほぐす時やチャーハンの盛り付けに使うと便利である
- スモールサイズのスプーンは、ほぼ菜箸と同様に細かく均等に炒めることができる
- シリコーン調理スプーンでカレーを作ると臭いが取れなくなる
- シリコーン調理スプーンはつなぎ目がなくスポンジでも楽に洗えるが、食洗機にも対応している
無印のシリコーン調理スプーンの魅力が伝わりましたでしょうか。
正直言いまして、こちらのスプーンの使い心地は予想以上で良い意味で裏切られました。
こんなに安くて、便利なアイテムをこれまで知らなかったことに後悔すら感じるぐらいです。
「このスプーンを使いだしたら、前の生活には戻れない」と口コミに書いている人がいましたが、大げさではないことがわかりました。
是非無印良品に立ち寄られた際にはチェックしてみてください。
きっとあなたの暮らしの強い味方になると思いますよ♪