「生まれて来た時には、あんなに可愛いと思ったのになのに…どうしてイライラしてしまうのだろうか」
大抵のお母さんはこう思った事があるのではないかと思います。
みんな毎日一生懸命子育てしているからこそ、そう思うのではないでしょうか?
子育てはあっという間に終わるわよと、言われてもピンと来ませんよね。
時は過ぎていざ振り返ると私怒ってばっかりだなと思うこともありませんか。
そうならないためにも、子育てによる疲れは上手に解消する必要があります。
ですが一体何に疲れているのか、原因を知る必要がありますよね。
子育てを楽しむヒントになればと思いますので、疲れの原因と解消する方法をご紹介いたします。
子育て疲れを上手に解消する方法3選
自分が受けた傷は、誰にも癒されずなかった事にしていることが私たち人間は多いようです。
子供が悪い事や言うことを聞かなかったりすると、昔の自分が思いだされ苦しくなり、自分と同じ思いはさせないと怒ってしまうと言われています。
ではどうすれば笑顔でいられるのでしょうか?詳しくご紹介いたします。
怒る前に少し考える時間を作る
子供は無意識に自分の支配下の中でしか生きられないと思っていませんか?
先ほどお話したように、子供を自分の型にはめようとする事は、私たち自身が苦しくなる原因になります。
何か起きた時に、「どうしてこういう風に思うのかな?」と10秒でいいので考えてみてください。
そうすると、イライラした感情が少し解消されますよ。
心の癖を繰り返さない
子供のころに受けた心の傷を癒されないままにしているお母さんが多い事は先ほどご説明いたしました。
そうすると同じような場面の時に、フラッシュバックされてしまい自分も繰り返してしまうと、言われています。
それこそ心のくせなのです。人を変え場所を変えても、それが解決できなければ繰り返してしまいます。
じゃあ解決するには、どうしたらいいのでしょうか?
自分が小さいころ受けてきた心の傷を、認識することが大事です。
小さいころ自分が認められたくて、顔色を伺ったり、我慢をしたり気を使ったりしませんでしたか?
ほとんどの人が、気が付かずに大人になっているのです。
子供にイライラしたときに、子供が受ける傷の事を考えてみるだけで、関わり方が違ってきますよ。
大人の顔色をみて育つ子供は、自分だけで十分ですよね
周りの人を頼る
ずっと子供と関わっていると、お互いに嫌な所が見えていやになる事ありますよね。
夫婦もそうですが…小さいころの子育ては、ゴールも見えないし365日休みもありません。
近くに自分の両親がいれば頼ることもできますが、そうでないケースもあります。
そんな時には、ママさん保育など、自治体で短時間預かってくれるケースもあります。
もちろんお金もかかるので、毎日とはいきません。
ですが、どうしてもの時に自分の時間が作ると、たとえコーヒー1杯飲むだけでも、リラックスできるものです。
「子育てしかしていないのに・・」と思う必要はありません。
自分に余裕があれば、子供にもゆったり接する事ができますよ。
子育て疲れを解消するには原因を知ろう
「子育ては始まるまではこんなにイライラしたことなかったのに、何でつまずいてしまうのか?」
そう思うお母さんが多いのではないでしょうか?私もそうでした。
常にイライラし、子供に怒鳴っては落ち込む毎日を過ごしていたなと振り返ると思います。
一生抜け出せないのだろうか?という不安もありました。
ですが子育ての疲れによる原因は大きく分けて4つあると言われています。
その内容について詳しくご紹介いたしますね。
子育ては自分の力ではなんともならない
あなたは妊娠中初めての子育てに対して、色々想像したりしたことありませんか?
私も妊娠中子供にいい胎教を聞かせたり、育児本をみながら穏やかに子供と向き合って、笑顔で暮らせる事ばかり想像していました。
しかし生まれてからは、毎日夜泣きに悩まされ生活するのが精一杯。
旦那は無関心で怒鳴るし、どうしたらいいかわからず泣き叫ぶ日々。
自分が想像していたのとは余りにもかけ離れている生活…
でもこれって今思えば、子供を自分の思い通りの枠にはめようとしていただけだなと感じています。
子供は自分の分身という人もいるかも知れません。
でも生まれ落ちたときから、子供にも自分の人格があり、意思があるのです。
子供にはどんな自分でも受け入れてくれている安心感がある事
なぜ子供の前で怒ったり、泣きさけんだりできるのでしょうか?
私たちは、表面上でも周りの人といらいらしても怒鳴ったりしませんよね。
それって「何をしても子供には嫌われない・求められている」という安心感が、あるからでないでしょうか?
「可愛いけれど、何をいっても許してくれる存在」そんな風に無意識に思っているのかも知れませんね。
子供が自分以上に大切な存在だから
子供にいらいらしたり、怒鳴ったりしたあと、落ち込む事ってありませんか?
それは愛情が大きければ大きい程、罪悪感は強くなるからです。
愛情があるからこそ、理想を求めてしまい、怒ってしまうのです。
こんな人間になってほしくないという恐怖があふれると、怒りとなって爆発してしまうと言われています。
子供にとって良いとの思いが、苦しめてしまう原因になるなんて、せつないですね。
自分の子供時代を思いださせるから
あなたは自分がイライラしている時に、ふっと自分が子供のころに怒られている情景を思い出したことないですか?
私は子供のころの小さい記憶として、母に叩かれて叱られた記憶が残っています。
多分3・4才でないかと思いますが、理由はわかりません。
ですがあなたが小さい頃に受けた傷はずっと残っているものです。
それをふと思い出してしまうからではないでしょうか。
子育て疲れを解消するまとめ
- 怒る前に少し時間を置いて考えよう
- 心の癖を繰り返さないようにしよう
- 家族など周りにもっと頼ろう
- 子供に対して甘えている自分がいるのかもしれない
- 子供を自分以上に大事にしてしまうあまりにイライラしているかも
- イライラの原因は自分の子供時代を重ねている可能性がある
いかがでしたか?子育ては永遠に続くようにみえますが意外とあっという間です。
巻き戻しができない分、一日一日を後悔なく笑顔で過ごせたら最高ですよね。
まあ大きくなれば、また違った心配がでますけど・・・
あなたは一人ではありません。みんな多かれ少なかれ、通ってきた道なのです。
あなたにとって少しでも子育てのヒントになれば思います。是非参考にしてくださいね。