あなたは「amazon」を利用していますか?私はよく利用しています。
消費税が増税された頃に友人から「amazonギフト券」をもらったらこんな事を言われました。
消費税が10%に増税したじゃない?このギフト券も増税の対象だったのかな?
その時私は「どうなんだろうね…」と流してしまったのですが、最近になり少々気になり始めました。いわゆる「節税」の勉強をしようとしたのがきっかけです。
私同様にあなたも気になっていたのではないでしょうか?この記事をご覧くださると疑問が解決できますよ。
今回はamazonのギフト券に消費税がかかるのかについて調べてみました。他のamazonギフト券に関わる税金のお話や有効期限についてもご紹介させていただきます。
amazonギフト券に消費税はかからない!!
私たちが生活していく上では「消費税」はかかってきますね。お菓子のチョコレートを買う時にもかかります。
さて、「amazonギフト券」を買うのにも消費税はかかるのでしょうか?
その答えは「かかりません!!」それでは、なぜ消費税がかからないのでしょうか。
非課税の理由
それは「二重課税」を防ぐためです。amazonで商品を買おうとすると、その商品には課税されていますよね。
そうなるとギフト券にも課税してしまったら二重に消費税を支払ってしまうことになります。
そのようなことをすれば、私だったらギフト券は買いません。振込みかクレジットカード等で支払います。
ちなみに、この非課税についてはギフト券だけではありません。商品券や旅行券、テレホンカード等のプリペードカードの譲渡は物品切手類の譲渡として非課税になります。
また、コンビニやドラックストア、金券ショップ等でギフト券を購入したとしても非課税です。
コンビニで買ったら課税、金券ショップで買ったから非課税という違いはないです。
私の近所にはコンビニ位しかないので、「金券ショップで買わないと非課税」は困りますね(笑)
実はamazonギフト券でも税金かかることも!
amazonギフト券に消費税がかからなくても、他の税金として取られるということはないのかしら…
実はそのようなことを私は考えていました。そのため人からもらうこと等の場合は、税金がかからないであろうamazonギフト券でもらった方がお得では…
もちろん会社での報酬としてくれるところもあるでしょう。ところが、会社からもらう場合等もらい方によっては税金はかかってきます。
場合によってかかる税金の種類が違うので、ケース別でご説明していきますね。
勤務先からもらった場合
私は以前勤めていた勤務先から、報奨としてクオカードをもらったことがあります。あなたももらった経験があるのではないでしょうか。
このような場合は「給与」として取り扱われるため、所得税がかかってきます。
会社側がギフト券を含めた給与金額から所得税を計算、給料から天引きして納付することが決まりになります。そのためもらった人が申告をする必要はありません。
報酬でもらった場合
今、副業をしてもいいよという会社が増えてきていますよね。
副業等の報酬でもらった場合は、現金で受け取ると同様「所得税」がかかってきます。
副業等でもらった所得は年間20万円を超えた場合に確定申告が必要となります。20万円未満は「雑所得」として扱われるので申告は不要です。
確定申告ってめんどうじゃない?それに課税されるのはさけたいわ。しなくてもいいんじゃないかしら…
という場合等は「無申告加算税」という罰金のような税が課税される恐れがあります。ぜひ、確定申告をおすすめしますよ。
ちなみに申告は報酬金額ではなく、経費を差し引いた「利益」の額になりますのでご注意ください。
売上代金としてもらった場合
例えば何かを売り上げてお客様から売上代金としてamazonギフト券をもらった場合、個人事業主は所得税で法人であれば法人税がかかってきます。
懸賞でもらった場合
雑誌の懸賞に応募したら、amazonギフト券が当たった!ということもあるでしょう。その場合は、「一時所得」となり50万円以下であれば申告が不要です。
プレゼントされた場合
私のようにプレゼントとして人からamazonギフト券をもらったとします。
この場合もらった金額が年間110万を越えたら「贈与税」がかかってきますよ。
例えば母親からもらったamazonギフト券自体は1万円だったけど、数か月前に同じく母親から車の頭金として110万円もらっていたとすれば確定申告が必要となります。
あまりないとは思いますが、もらう場合はもちろんあげる場合もそういうことがあるかもしれないと知っておくだけでも違うのではないでしょうか。
贈与税は基本的には受け取った側が支払いますが、もしその方が支払えないと連帯責任であげた側が支払わなければならなくなりますのでご注意くださいね。
amazonギフト券にも有効期限がある!!
もらったamazonギフト券をもったいなくて、後で使おうと引き出しの奥とかにしまっていませんか?
私は友人からもらった図書カードを2年位お財布に入れています。
図書カード等にも有効期限がありますよね。実はamazonギフト券にも有効期限があります。2021年現在では有効期限は10年です。
開始日の考え方ですが、「amazonギフト券を購入してからの10年」です。
「amazonのアカウントに反映させてからの10年」ではありませんのでご注意ください。
また、「反映させたのはいいけど有効期限いつだったけ?」や「残高どれ位だっけ?」ということもあるでしょう。
下記の記事ではその確認ができる方法をご紹介しています。よろしければご参考くださいませ。
まとめ
- amazonギフト券の購入自体には消費税はかからない。
- amazonギフト券を使用して、商品を購入する場合はかかる。
- amazonギフト券のもらい方によって税金の種類の違いがあり、非課税になる額も違ってくる。
- amazonギフト券にも有効期限が存在し、その期間は10年である。
もらうとうれしいamazonギフト券。「何買おうかな?」とわくわくしてきますね。
私はくれた方に心の中で「ありがとう」と感謝して、amazonギフト券を使わせてもらっています。
そうすると買った商品に愛着がわいて、落ち込んだ時にそれを見ると気分がとてもよくなって元気になれます。
もしかすれば、あなたがamazonギフト券をあげることでその方を元気にできるかもしれませんよ。
ここまでお読みくださりありがとうございました。