働いていると、毎日仕事だけでなく、家事や育児などで忙しいですよね。頑張ってるお母さん、お疲れ様です。
ですが頑張りすぎてしんどくないですか。もう両立は無理ではないかと思い始めていませんか。
その考え、ちょっとお待ち下さい!私ももちろん共働きで家事も育児も毎日しています。この私が言いますが、無理ではありません!
もちろんあなた1人ではなく、ご主人など家族の協力があってこそですが、1人で抱え込む事ではありません。
上手に家事分担したり、働きかたを考えることで両立できます。また子どもへの影響も気になりますよね。
ご安心ください。この記事では共働きでの子育てが無理ではない理由と、子どもへの影響についてご紹介いたします。
共働きでの子育ては無理じゃない!
共働きになっても洗濯、料理、育児などの量は変わりません。変わるのはあなたの過ごす時間です。
毎日忙しく過ごしていると、共働きでの子育ては無理なんじゃないかな…と思うこともしばしば。でもご安心ください!
共働きでも子育てはできます!実際に私が共働きであり、子育てしています。
ですが専業主婦の方と違って、大変な部分も出てきます。大半の方が悩むであろう部分を私の実体験を元にご説明いたします。
辛いのは子どもが体調を崩した時
子どもが体調崩すのは突然です。私は子どもが二人とも熱性けいれんを持っており、熱が上がると不安で神経質になりました。
仕事も子どもが小さい頃は頻繁に休んでいました。復帰時に上司へ相談し、休む頻度が多いことを理解していただきました。
その他にも予防接種なども小学校入るまでは打つものがいくつかありますので、仕事を調整して打ちに行く必要があります。
私の場合、ひどい時だと一週間丸々休んだこともありますし、有休を使い果たした時期もありました。
その時は主人が会社に理解をいただき、休んでもらったり祖父母に助けてもらったりしていました。
また子どもが体調を崩してるのに仕事が休めないという方は病児保育を利用してみてはいかがでしょうか。
常に医師や看護師さんが対応してくださるので、安心して仕事に出られますよ。
その他にもベビーシッターなどサービスはたくさんありますので、上手に活用することをおすすめします。
共働きで重要なのは会社が理解してくれること
子どもを優先して仕事をするということを会社がどれくらい理解してくれるかが重要だと私は考えます。
私も主人も正社員ですが、子どもとの時間を優先するために私は時短勤務をさせていただいています。
その他にも会社によっては正社員からパートに変更してもらったり、通勤時間が遠い場合は仕事を変更するお母さんもいらっしゃいます。
子どもを優先するのはどちらかというとお母さんになる場合が多いのが現状です。
これを機に働き方を見直す機会にもなりますので、ご主人と相談して決めてもいいでしょう。
多少お金がかかっても時短優先で
平日の日中はほとんど仕事の時間になるため、自宅に戻ると家事をする時間が物理的に少なくなってしまいます。
ですが家事も仕事も育児も、手を抜きたくないと思うのが普通です。私も育児休暇から復帰した頃はそうでした。
しかしながらどれも頑張ってしまうと、精神的にも身体的にも疲れてしまいます。手を抜くことを覚えましょう。
例えば、カット野菜を使う、炒めるだけなどのキットを利用する、ルンバなどにお任せするなどです。
できれば帰宅後は家事よりも子供との時間を優先したいですよね。少しでも家事を楽にできるよう時短を優先することをおすすめします。
ストレスを上手に解消する
共働きになるとどうしてもお母さんであるあなたの負担が大きくなってしまいます。
なぜなら家事に育児に仕事にと3つのことをこなすことになるのですから。それはしんどいですよね。
さらに全て頑張ろうとすると結局どれも中途半端になってしまって、逆に疲れてしまうことも私はしばしばありました。
そうするとストレスばかりが溜まってしまい、両立することがしんどくなってしまいました。
ストレスは原因を知って上手に解消することが必要です!
下記記事でもストレス解消法をご紹介していますので良ければ参考にしてみてください。
共働きなら家事はできない?!
共働きだと殆どのご家庭がご主人の方が出社時間が早く、帰宅時間も遅いことが多いでしょう。
ですがフルタイムでバリバリ働いている正社員のお母さんもいらっしゃいます。ちなみに私は正社員です。
家事への負担がお母さんであるあなたばかりにかかると、家事、育児、仕事ととてもじゃないですが大変です。
ワンオペ育児で頑張っているお母さんもいらっしゃいますが、やはり精神的にはきついでしょう。
そういうことが無いように私は家族の協力が不可欠だと考えています。
ではどのようにすれば、家族に協力してもらい家事の分担をすればいいのか私の家庭を例にご紹介いたします。
職場復帰や社会復帰の前にご主人と打ち合わせを
我が家は主人の出勤時間が遅く、私の方が家を出る時間が早かったため、朝の家事や子どもの送り迎えをお願いしました。
私はその代わり、帰りが主人より早いので子どもが汚した着替えなどの洗濯、乾いた服の取り込みなどを行いました。
簡単にまとめると下記が私たちの家事分担内容です。
私の家事 | 主人の家事 |
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時間帯も私の方が朝早く起きるため、洗濯を早めに回しておくと、主人が洗濯の終わる頃に起きるので待つ時間がありません。
主に朝の支度などを主人、夜の支度を私がやるように分担しました。
また主人と子どもらのパジャマなどは、夕方に子どもらが保育園で着た服と一緒に回しています。
ですので、適度に服を溜めないようにしています。
祖父母の力を借りると心強い
私は実家の近くに住んでおり、残業などでお迎えが厳しい時に代わりに実母に迎えをお願いしていることがあります。
こちらは実家の近くに住んでいないと難しいですが、協力してくれる家族がたくさんいると子どもにとっても良い影響になります。
私の実母や父は子どもにとっては祖父母にあたり、孫の世話が楽しいと言っています。
実際に孫の世話をしている高齢者はボケにくいと言われており、介護施設に保育園の園児たちが遊びに行くところもあります。
このようなことから、私たち親にとっても祖父母である実母や父にとっても、子育てはプラスに働きます。
共働きが子供に与える影響とは
私たちは共働きですが、私が小さい頃は母が専業主婦だったため私の親は共働きではありませんでした。
印象としては家に帰ると常に母がいるということ、話し相手がいつも母でした。
共働きになると母がいないので、子どもは寂しいのではないかという声がよくありますが、私はこの部分は少しあると思います。
ですが保育園にいる我が子を見ていると、小さい時の私と比べると新しいメリットが見えてきましたのでご紹介いたします。
同じ保育園の子どもや先生との交流がある
親が共働きの場合、子どもは基本的に保育園にいます。お迎えに行くまでの間は保育園で見てもらうことになります。
すると同じ年代の子どもたちや先生と一緒にいるので、社会性とコミュニケーション力が養えると感じました。
子どもにとって母親は大きな存在ですが、他人でしかも同じ年代の子ども達と遊べるのはとても貴重な時間だと考えています。
公園など外に遊びに出かけるにしても、常に母親と一緒になります。
小さい時から同じ年頃の子どもたちと接すると、相手を気遣う気持ちや自己表現ができるようになると感じました。
ですので共働きの子どもは親との接する時間が少ないですが、その分子どもたちと接する時間が多いのでプラスに働く部分もあります。
中には寂しがる子どもも
子どもによっては保育園に馴染めない子どももいることは事実です。
下記のようなサインがあれば、子どもは寂しいと親の愛情不足を感じている可能性があります。
- 爪をかむ、指しゃぶり
- 先生など大人に甘える
- 周りに注目されたくてふざける
- うそをつく
- 夜泣き
- おねしょ
こんな症状があるときは意識して子どもと接する時間を設けましょう。
こういう時だけは仕事や家事は忘れて一緒に遊んだりして過ごすことをおすすめします。
しっかりと子どもと向き合うことで愛情不足を解消してあげましょう。
生活リズムを整えにくい
こちらはお父さん、お母さんの仕事の時間によると思います。ここは私を例にして説明します。
- 17:00 仕事終了
- 18:15 保育園お迎え
- 18:30 子どもたちの洗濯
- 18:45 夕飯のしたく
- 19:30 夕飯(子どものみ)・洗濯干す
- 20:00 主人帰宅と夕飯(親)・お風呂わかす
- 20:30 入浴
- 21:30 就寝
いかがでしょうか。こちらは順調にスケジュールが進んだ場合の例になりますので、22時を回ることもあります。
私は時短勤務をしていて1時間ほど通勤時間がありますので、残業したり、電車などの遅れが起きるとお迎えが遅くなります。
そうすると自然と就寝までの時間がずれこんでしまうため、子どもたちの寝る時間はどんどん遅くなってしまいます。
成長段階の子どもたちはなるべく早寝早起きが基本と言われています。
21時に就寝させることが理想といいますが、共働きの子どもはどうしても難しくなる部分が出てきます。
生活リズムがずれてしまって夜遅くまで起きて、朝も遅くまで寝ている子どもになる可能性があります。
私は子どもたちの支度を全て優先し、夕飯や入浴を早めるよう意識することもあります。
親である私たちの夕飯や就寝が遅くなってしまいますが、子どもたちを優先して私は夜を過ごしています。
子どもに自立心が早い段階で芽生える
私の子どももそうですが、積極的に私たちのお手伝いをしてくれます。
保育園でも自分で着替えるようになったり、使用していたおもちゃを自ら片付けてくれます。
普段もお父さんお母さんはお仕事で忙しいんだと子どもなりに理解しているようで、たたんだ服を自分の収納ケースへ直してくれます。
年中や年長になると自分で保育園の支度もしてくれるようになるので、忙しい私たちにとっても非常に助かります。
またトイレの練習であったり、食事後の片付けなど身の回りのことが自分で出来るようになります。
ご自宅でも同じようなことをして褒めてあげると、子ども自身も喜んでやってくれるので自立心の向上につながります。
働くということが身近に考えられる
私や主人が仕事をしていることを私たちの子どもたちは、小さいながらも理解してくれています。
お父さんとお母さんは仕事だから保育園にいる、またはおばあちゃんちにいてると考えているようです。
ですので子どもたちにとって「働く」ということが年齢が小さい段階で身近に感じられるので、プラスに働いていると私は考えています。
私たち親が働いていることで、働くことでのやり甲斐や将来の目標が明確になるので、あなたの仕事という考え方を共有してみてはいかがでしょうか。
子どもの学力も大きな差はない!
私は小さい頃に保育園にいても幼稚園にいても子どもの学力に大きな差はないし、影響も特にないと考えています。
私が小さい頃はまだ専業主婦の母親が多く、共働き世帯が少ない時代でした。
ですが私の友人では保育園に通っていた子、幼稚園に通った子と様々いてます。
保育園に通っていた友人でも薬剤師や教師になってる人、幼稚園に通ってたけど医師になった人といろいろです。
私自身幼稚園に通っていましたが、今ではメーカーで正社員として働いています。
本人らがやりたい事を見つけるか見つけないかで人生は変わってくると考えています。
ですので子どものやりたい事をとことん伸ばしてあげるためにお金が必要ならば、共働きという選択をすればいいでしょう。
子どもとの時間を大事にしたいと思うのであれば専業主婦でも良いと私は考えます。
あなたが働く事で家族をどうしたいかをきちんと考えれば、子どももきちんと理解してくれますし、学力もついてくるでしょう。
まとめ
- 子どもが体調を崩した時が最も辛い
- 子どもを優先しないといけない時期は働き方を見直すのも一つの手段。理解のある会社を選ぶことも必要。
- お金はかかっても時短することで上手に時間を活用しよう
- ストレスをためてしまうとしんどくなるので、ストレス解消してリフレッシュしよう
- 職場復帰する前にご主人としっかり家事の分担を打ち合わせすると、ワンオペもなくなり負担が軽減される
- 祖父母の力を借りてみんなで子育てをすると、子どもにも良い影響になる
- 保育園に預けられた子どもは親以外の先生や子どもたちとコミュニケーションがとれて社会性を学ぶことができる
- 親から離れて保育園に通う子どもの中には寂しがり愛情不足になってしまう
- 夜遅くまで仕事をしていると、夜の支度が遅くなってしまうため生活リズムが悪くなってしまう可能性も
- 共働きの子どもは身の回りのことが自分でできるようになるので自立心が芽生える
- 働くという事を小さいうちに身近に感じられる
- 子どもの学力は本人次第。あなたが働く意味をきちんと考えれば子どもも理解してくれる
いかがでしたでしょうか。共働きを考えているあなたは子育ては難しいと感じましたか?
それとも案外できそうと思いましたか?両立するコツは何でも全力でせず、適度に力を抜いて適当にこなすことです。
また共働きだからといって子どもへの影響はマイナスもありますが、プラスもたくさんあります。
働こうかなと考えている方は是非、参考にしてみてくださいね。