ここのところ注目を浴びている”曲げわっぱ弁当箱”。薄板を曲げて作られている木製の弁当箱です。
古風な見た目ですが、実はご飯を持ち運ぶのに最適なのをご存知ですか?
そして不思議なことに、いつものお弁当が何倍も美味しく見えるのです!
高級なものでは1万円以上するものもあり、私は気軽に使い辛いなと思っていました。
ですが、無印良品でお手頃価格の曲げわっぱを取り扱っています♪
無印らしいシンプルなデザインで容量もしっかりあるのでママだけでなく、ご主人や、お子様のお弁当にもオススメ!
今回は無印の曲げわっぱ弁当箱について、その特徴と魅力をたっぷりご紹介したいと思います。是非最後までご覧ください。
無印で弁当箱を買うなら曲げわっぱが良い!
無印では様々な種類の弁当箱を取り扱っていますが、その中でも人気の”曲げわっぱ”に注目したいと思います。
専門店と同じように天然木を使っていながら低価格で、コスパの良い商品となっています。
無印の曲げわっぱはコレ!
引用 無印良品
無印では【木製 漆塗り弁当箱】という名称で、税込み3500円で販売されています。
素材は天然木で、表面は漆塗装が施されているため濃い目の茶色で落ち着いたデザインです。
内側に仕切りなどはないので、好きなように量を調整して食材を詰めることができます。
サイズは約【幅18×奥行12.5×高さ5.5cm】で、容量は658mlとなっています。
500mlくらいのものが多い中で、こちらはたっぷり入るサイズです。
大きめのおにぎりを入れたり、男性向けのお弁当にも向いていますね♪

私は「弁当箱としてはお高めかな?」と思いましたが、よくよく調べてみると曲げわっぱの中ではお手頃価格でした。
とは言え、家計も主婦にとっては大事なポイントですよね?
私も主人と子供二人がいるので、買い物の際はついつい値札に目を光らせてしまいます。
この曲げわっぱ、専門店や老舗店では同じくらいの容量で1万円前後が相場となっています。
そう考えると、天然木を使用してしっかり漆塗装が施されている無印の曲げわっぱはとてもお買い得ですね。
口コミ評価は?
説明書のような解説をされても、実際使ってみないと分からない部分もありますよね。
こちらでは口コミから見えてきたリアルな意見をご紹介したいと思います。

いつもと同じ具材なのにお弁当が美味しそうに見える!

たっぷり入るので主人は満足しています。
でも私には一回り小さいと嬉しいかも・・・

仕切りがないので食材を詰めやすく、洗うのも楽なのよね。
口コミでは全体的に高評価が目立ちました。
一番多いのはやはり、普段と変わらないお弁当が「曲げわっぱに入れるだけで何倍も美味しそうに見える」ということ!
SNSを見てみると、曲げわっぱでお弁当紹介をしている方が沢山いました。
確かにどれも手作りとは思えないオシャレなものばかり!私も使って見たいなと思いました。
もちろん見た目だけでなく、その実用性も好評価の理由です。

炊き立てのご飯を入れても、木がほどよく水分を吸ってくれるのでベチャっとしなかったわ。

適度なしっとり感と木の香りで冷ご飯が美味しい!
このように木製ならではのメリットが沢山あります。
木が呼吸しているので夏はご飯が傷みにくく、冬は硬くなり辛いという魔法のような弁当箱なのです。
また、冷ご飯が苦手な人でも美味しく食べられるという驚きの声もあります!
たっぷり入るので男性でも使いやすいという意見も多く見られました。
ですが、その反面、女性には少し大きすぎるという方もいます。
ダイエット中や、お弁当箱の見た目が気になる女子中高生がいるご家庭ではサイズ展開があると嬉しいですね。
無印の口コミでもサイズ展開を希望する声があったので、今後に期待したいところです♪
弁当箱そのものの、機能に対するマイナスな口コミはほとんど見られませんでした。
我が家は主人も私も弁当を持っていく習慣がないのですが、この曲げわっぱは欲しくなってきました!
曲げわっぱとは?
そもそも曲げわっぱとは何かをご存知でしょうか?ここで詳しくみていきましょう。
“曲げわっぱ”は日本各地の伝統工芸品となっている、スギやヒノキの薄板を曲げて作られた円筒形の箱のことです。
地域によって呼び方が異なり、わっぱ、曲者、メンパなどと呼ばれています。
残念なことに、木材の入手難や後継者不足により職人が減っているのが現状です。

ステンレスやプラスチックなど代用できるものがあるように思うかもしれませんが、曲げわっぱは単なる工芸品ではありません!
そこで、気になる曲げわっぱの特徴をご紹介いたします。
- ご飯が傷みにくく、軽量で持ち運びしやすい
特別な加工はされていないのに、実用的なメリットがあります。それは天然木を使用しているため食材が密閉されず、かつ適度に湿度を保つからです。
また余計な装飾もないのでとても軽くなっています。 - スギやヒノキの木目や色合い、その香りを楽しめる
木の自然な香りなので食べ物を入れても違和感がありませんね。 - シンプルな見た目から男女問わず人気がある
色も形もシンプルなので老若男女問わず、誰でも使いやすい形をしています。 - 天然木を使用しているため湿気に弱く傷みやすい
無塗装の白木は丁寧に扱わないと、カビが生えてしまったりすることがあります。
そのため、その欠点をカバーするために漆やウレタンを塗って耐久性を上げているものが主流となっています。無印の曲げわっぱも漆塗装が施されています。
普段何気なく使っていますが、天然木以外にも、日本には和紙や畳など自然の素材の力を応用したものが沢山ありますよね。
現代でも認められる先人の知恵は、日本人として誇るべきところだと私は思います。
無印の曲げわっぱ弁当箱は電子レンジで使える!?
お弁当は食べる直前に電子レンジで温めるという方が多いと思います。
もちろん曲げわっぱでも、作りたてのように温かいお弁当を食べたいですよね?
ですが、無印の曲げわっぱは電子レンジの使用はできません。
というか、無印に限らず天然木の曲げわっぱは基本的に電子レンジ不可となっています。
なぜ電子レンジでは使えないのか、またどうしても電子レンジで使いたいという方におすすめの商品をご紹介いたします。
曲げわっぱが電子レンジで使えない理由
天然木を使用している曲げわっぱは、電子レンジに入れることでヒビが入ったり割れてしまうことがあります。
木の中に含まれている水分が急激に蒸発し、熱で変形してしまうからです。
更に加熱すると焦げ臭くなり、最終的には内側から焦げて黒煙が出てくる可能性があります。

曲げわっぱが使えなくなるだけでなく、危険ですので絶対に電子レンジの使用は避けましょう!
また、塗装の漆は電磁波に反応して熱くなり縮みます。結果的にこれもヒビ割れの原因となりますのでやめておきましょう。
食洗機も使えない場合がほとんどですのでご注意ください。
私は木製のお皿を電子レンジで使っていましたが、これもダメだったのですね…。
こんな危険性があるとは知りませんでした。
曲げわっぱも正しく取り扱って長く使いたいですよね。
電子レンジで使える曲げわっぱ

こちらは【漆器かりん本舗】から発売されている電子レンジ対応の曲げわっぱです。
もちろん天然木でできているのですが、水分量の多い木曽ヒノキとサワラを使用しています。
また、ヒビ割れの原因となる漆塗装をしていない白木のため、電子レンジの加熱に耐えられるようになっています。
日本製なので安心して使うことができますね。
残念なことに人気商品のため品薄で、サイトでも入荷するとすぐに売切れてしまうそうです。
気になる方はこまめにチェックをしてくださいね。

レンジ対応の曲げわっぱを紹介しているサイトは他にもありますが、プラスチック製のものが多いので購入する際はご注意ください。
取り扱いの注意点
電子レンジの使用以外でも、天然木ならではの使用方法がありますのでご紹介いたします。
- 洗剤は極力使わない
漆塗装のものは洗剤で洗えますが、白木の場合は基本的に洗剤は使わずに洗いましょう。これは洗剤が木目に染み込んでしまうためです。 - 熱湯は避ける
先程の説明にもありましたが高温になると木がゆがんだり、漆が縮んでヒビ割れてきます。沸騰したお湯は避け、50~60℃で洗いましょう。 - 洋食よりも和食を
上記の手入れ方法から見ても分かる通り、油やスパイスの使用が多い洋風料理はあまり向いていません。入れる場合はキッチンペーパーで油をよく吸い取ったり、アルミカップを使用しましょう。 - ニオイの強いものは控える
木製のためニオイ移りしやすいです。香りの強いスパイス料理を毎日のように入れるのは避け、洗剤も無香料がおすすめです。 - 洗った後は良く乾かす
水分が残っていると木が傷んだり、カビが生えることがあります。洗った後はしっかり乾燥させましょう。ただし食器乾燥機の使用はNGです。

いくつかご紹介しましたが、油やニオイ移りに特に注意が必要なのは白木の場合です。
無印の曲げわっぱのように、漆塗装のものはそこまで神経質になる必要はありません。
むしろ、漆塗装のおかげで汚れ落ちにも優れているので他の食器と一緒に洗って問題ありません。
しっかり乾燥させることだけは忘れないようにしましょう。
曲げわっぱは電子レンジで使えないからと諦めるのはもったいないです!
はじめにご紹介したとおり、曲げわっぱはその性質から食材を美味しく保ってくれます。
私は元々お弁当の冷たいご飯が好きなのですが、曲げわっぱならではの風味と一緒に味わってみたいなと思います。
電子レンジで温めなくても美味しく召し上がることができるので、是非使ってみてくださいね♪
無印の弁当箱と組み合わせるおすすめグッズ!
せっかく新しい弁当箱を買うなら、一緒に手に入れたいお弁当グッズをご紹介したいと思います。
無印では様々な商品を取り扱っているので店頭で迷ってしまいそうです!
綿帆布ランチバッグ
引用 無印良品
お弁当を持ち歩くときの必需品ですね。
シンプルなデザインですが、内側には取り外し可能なアルミのインナーバックがついています。
私は学生の頃、お弁当の水分が漏れてバックの中が悲惨なことになったことを思い出しました。
これならこぼれてもバック本体を汚すことなく、お手入れも簡単にできます。
食べ物を入れるものなので常に清潔にしておきたいですよね。
フォーク&スプーンセット
引用 無印良品
フォークとスプーン派の方にはこちらがオススメです。
白と黒のカラー展開があるので、お箸と合わせて持ち歩いても良さそうですね。
ふたつ重ねてケースにしまえるのでコンパクトに収納できます。
お弁当バンド
引用 無印良品
こちらもお弁当を持ち運ぶときにはひとつ持っておきたいですね。
特に曲げわっぱは蓋の留め具などがついていないので、バンドでとめておけば安心です。
私は以前、弁当箱に合わせて買ったつもりが小さくて使えないことがありました。
ですが、こちらは面ファスナータイプでサイズ調整ができるので安心ですね。
まとめ
- 曲げわっぱ天然木の薄板を曲げて作られている
- 日本各地の伝統工芸品であるだけでなくその実用性から注目されている
- 木製の曲げわっぱは見た目や自然な木の香り、シンプルな作りから老若男女問わず人気を集めている
- 無印では漆塗りの曲げわっぱ弁当箱がお手頃価格で手に入る
- 無印の曲げわっぱは大きめサイズで仕切り板がないので、好みの食材や盛り付けを楽しめる
- 天然木でできている曲げわっぱは電子レンジでの使用はできないが、その特性から冷たいままでも美味しく食べることができる
- 無印のおすすめお弁当グッズをご紹介
私は3歳になる娘の食事を、時々弁当箱に入れてあげるのですが、それだけでいつもの何倍も食べてくれます。
子供は普段と違う見た目、雰囲気で遠足に行ったような楽しい気分になるんですよね。
これって、大人も同じなのではないでしょうか?
透明なプラスチックの弁当箱に入れるよりも、木製の曲げわっぱに入れると美味しそうに見えますよね。
無印では、初めてでも手に取りやすい価格の曲げわっぱ弁当箱を取り扱っています。
あなたもいつものお弁当タイムをワンランクアップさせてみませんか?