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3つポイントを押さえる!保冷剤に潜むエチレングリコールの見分け方!

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生活
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この記事では保冷剤に含まれるエチレングリコールの見分け方についてお伝えします。

現在多くの保冷剤に使われる成分は害が少ないですが、業務用や大昔の製品にはエチレングリコール入りの場合があります。

エチレングリコールが入っている保冷剤は毒性の成分が含まれているので、使用には注意が必要です。

特にペットや子どもは、まちがって保冷剤を口にする恐れがあるので十分に留意しましょう。

あつい季節に大活躍の保冷剤は、エチレングリコール不使用の製品を選ぶのがおすすめです。

以下で、エチレングリコール入りの見分け方を紹介するので確認してみましょう。

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保冷剤がエチレングリコール入りかどうか見分け方はある?

ここからは保冷剤にエチレングリコールが入っているかの見分け方を紹介します。

一言で保冷剤と言っても、用途によって成分や中身が異なります。

エチレングリコール入りかどうかの見分け方を確かめて、安全な保冷剤を選ぶ手がかりにしてください。

見分け方①:使われている成分を確認する

まず最初にエチレングリコール入りかをまちがいなく見極める方法として、保冷剤の成分表を見てみましょう。

保冷剤のパッケージやラベルを見ると、成分の表示がされている製品が多いです。

エチレングリコール(英語の表記ではEthylene Glycol)と書かれている場合、有毒な成分が含まれています。

他にもプロピレングリコールや瞬間冷却材に含まれる塩化アンモニウム、尿素なども有害性があります。

反対に水、高吸水性ポリマー、ゲル化剤などと書かれていると害が少ないので選びやすいですね。

ただし、安全性に問題が少ない保冷剤も、決して口にはしないように注意してください。

保冷剤を選ぶときには、成分表を確かめてリスクの低いものを選ぶと間違いないでしょう。

見分け方②:用途や冷却の性能で推測する

次に保冷剤の使い道や冷却の性能を調べると、エチレングリコール入りか見分けるヒントになります。

お弁当やケーキなどに使われる食べもの用の保冷剤は通常エチレングリコールは使われません。

現在では家庭向けには安全性が重視されるため、害の少ない高吸水性ポリマーの保冷剤がメインです。

ジェル状でくり返し使える家庭用の保冷剤には、エチレングリコールは使われないでしょう。

一方、エチレングリコール入りの保冷剤は業務用としてよく使われます。

医薬品の輸送や冷凍便の保冷パックなど、長い時間冷たさが求められる素材に使われていたら注意が必要ですね。

使い道や性能はエチレングリコール入りか見分けるヒントにできますが、正しい判断には成分の確認が不可欠です。

見分け方③:液体の状態・色・においを確認する

3つ目の見分け方は保冷剤の状態や色、においで危険の有無をチェックする方法です。

エチレングリコールは無色で透明、粘り気のある液体で、ジェル状に加工されている場合もあります。

甘いにおいがエチレングリコールの特徴ですが、少ない量だと分かりにくいでしょう。

害の少ない保冷剤は白っぽいジェル状のものが多く、においはほとんどありません。

成分の判別はむずかしいので、食品や子ども、ペットの近くで疑わしい保冷剤の使用は控えましょう。

液体の状態や色、においで危ないかを見極めるだけでなく、メーカーへ問い合わせるとより安全です。

保冷剤の成分エチレングリコールを見分けるべき理由は?危険性を紹介

この項目では保冷剤に使われるエチレングリコールが危険な理由をお伝えします。

保冷剤はとても便利で、私自身もお弁当の保冷やケガをひやすとき、熱中症の予防と日々の生活に欠かせません。

気軽に使える保冷剤だからこそ危険性を見分けて、大切な家族のために安心して活用しましょう。

危険な理由➀:保冷剤の成分

名称・タイプ特徴主な成分
一般的なジェル状タイプ・家庭用、お弁当や保冷バッグに使用される
・柔らかくて繰り返し使用できる

高吸水性ポリマー
防腐剤 など
瞬間で冷却タイプ
(化学反応)
・袋をたたくとすぐに冷える
・スポーツやアウトドア、緊急時に便利

硝酸アンモニウム
尿素
塩化アンモニウム
業務用・長時間の保冷タイプ
(低温を保持)
・低温を長時間キープする
・輸送や医療用に使用される
エチレングリコール

ゲル化剤

1つ目の危険といわれている理由は、保冷材の成分に有毒な物質が含まれているためです。

まず定番は一般的なジェル状の保冷剤で、主な成分は水やおむつに使用される高吸水性ポリマー、防腐剤です。

やわらかく繰り返し使えるタイプで、お弁当やデザートの保冷に使われ、基本的に心配いりませんが食べられません。

次に、叩くとすぐに冷却する保冷剤で、水や硝酸アンモニウム、尿素、塩化アンモニウムの化学反応で冷やします。

スポーツやアウトドアで使用されますが、中身が出ると危ないで、子どもやペットは触れないようにしましょう。

最後に業務用や長時間の冷却で使われる水、エチレングリコール、ゲル化剤を含む保冷剤は扱いに注意です。

家庭でエチレングリコール入りの保冷剤はあまり使用しませんが、成分が分からない製品は控えましょう。

危険な理由②:中毒などの症状

2つ目の理由としてはエチレングリコールの毒性により、体内で中毒を引き起こす危険が想定されるためです。

子どもやペットが、甘みのあるエチレングリコール入りの保冷剤を誤って食べてしまう事故も起きています。

身体への吸収が早く、万が一誤飲するとあっという間に症状が進むため、緊急の対応が欠かせません。

保冷剤が破れて、エチレングリコールに触れると皮膚炎や中毒で健康に被害をもたらすケースも存在します。

業務用や古い家庭用の保冷剤には、エチレングリコールが含まれる可能性もゼロではありません。

毒性が強いエチレングリコールは、少量でも命に関わる中毒を引き起こすことを心に留めておきましょう。

危険な理由③:受診の必要

最後の理由は、エチレングリコールの誤飲は命に関わる危険性があり、受診の必要があるためです。

毒性の強いエチレングリコールは吸収も早く、すばやい処置が求められるので、救急車を呼ぶかすぐに受診をします

無理に保冷剤の中身を吐き出させようとすると、かえって肺に入るリスクが高まり、危険が増すのでやめましょう。

子どもは数ミリリットル、ペットはスプーン一杯より少なくても致死量なので、すぐに医師の元へ向かいます。

飲んだ保冷剤の商品名や成分がわかるもの、また飲んだ量や時間も、正確に医師に伝えましょう。

エチレングリコール入りの保冷剤が危険だということを覚えておくことで、緊急時の速やかな対応にもつながります。

保冷剤はエチレングリコール不使用表記が見分けやすくおすすめ?

この項目では、保冷材はエチレングリコール不使用表記を選ぶことがおすすめについて紹介します。

エチレングリコール不使用を選ぶことは、害の少ない保冷剤を見分けるポイントにもつながります。

まず成分表を見て、エチレングリコールや毒性ありの表示がないかを確かめましょう!

表示が見つからなくても、「お弁当用」や「食品用」とあれば危険な成分はほぼ含まれていません。

「ペット用」「子ども用」も厳しい基準をクリアした保冷剤の可能性が高いですよ。

反対に「業務用」「長時間冷却」「-20℃対応」はエチレングリコールなど有害な成分を含むことがほとんどです。

何気なく使っている保冷剤ですが、「エチレングリコール不使用」と示してあると安全性が高いといえるでしょう

保冷剤がエチレングリコール入りかの見分け方まとめ

  • 有害なエチレングリコールが保冷剤に含まれているかは、成分表や使い道を確かめる。
  • 家庭用でエチレングリコール入りの保冷剤はあまりないが、成分が分からない製品は控える。
  • エチレングリコールは毒性が強く、吸収も早いため、誤飲した場合はすぐに病院を受診する。
  • エチレングリコール不使用の保冷剤の見分け方として、表記を確認する。
  • 食品用や子ども用、ペット用の表示がある場合は、安全性の高い保冷剤と言える。

保冷剤にエチレングリコールが入っているかを見分けることで、危険な成分を避けて製品を選べます。

ただ冷やす目的だけでなく子どもやペットにも安心な保冷剤を選ぶと、家族の健康を守ることにつながりますね。

この記事が、身近な保冷剤がエチレングリコール入りなのか見分ける参考になれば幸いです。