この記事では、デロンギの全自動コーヒーマシン「マグニフィカS」シリーズ各モデルの違いについて解説します。
デロンギ「マグニフィカS」シリーズには複数のモデルが存在し、それぞれ価格や機能性に違いがあるのです。
「マグニフィカS」各モデルの違いをよく知らずに購入してしまうと、後でガッカリする恐れがあります。
デロンギ「マグニフィカS」シリーズの違いを知れば、納得のモデルを見つけるきっかけをつかめるかもしれません。
デロンギのマグニフィカSシリーズの違いは?3機種をチェック

これから、デロンギ「マグニフィカS」シリーズ内の、3機種それぞれの違いについて説明します。
「マグニフィカS」はデロンギの初心者向けシリーズであり、機種ごとに多少の違いがあるのです。
デロンギ「マグニフィカS」の違いを理解できれば、未来のコーヒーライフへの第1歩を踏み出せますよ。
機種①:マグニフィカS
はじめに解説する機種は、デロンギ「マグニフィカS」です。
「マグニフィカS」の長所は、デロンギのコーヒーマシンの中でも目立つ、シンプルな使いやすさとコスパの良さです。
エスプレッソとカフェ・ジャポーネの基本的な2種類のメニューが、「マグニフィカS」にはありますよ。
カフェ・ジャポーネは日本人の好みに合わせたドリップコーヒー風の飲み物で、「マグニフィカS」全シリーズで作れます。
スチームミルク機能もありますが、「マグニフィカS」では自分でピッチャー内のミルクを泡立てなくてはなりません。
操作しやすいだけではなく、高品質でコスパの良いコーヒーマシンを求める方に「マグニフィカS」はおすすめの1台です。
機種②:マグニフィカS スマート
次に、デロンギ「マグニフィカS スマート」についてお話します。
「スマート」の特長は、「マグニフィカS」とほぼ同じ構造でありながらも、うまみあふれる1杯を淹(い)れられる点です。
「スマート」では、「マグニフィカS」にはないウォーターフィルタのおかげで、コーヒーのクリアな味わいを楽しめるのです。
ウォーターフィルタが水に含まれるカルシウムなどのミネラルを取り除くため、コーヒー豆本来の風味を失なわずに済みます。
「マグニフィカS スマート」のウォーターフィルタは味だけでなく、除石灰の回数にも作用します。
マシン内にたまった「カルキ取り」、つまり除石灰が不十分だと「マグニフィカS スマート」の故障につながるのです。
より飲みやすいコーヒーを求める方に、「マグニフィカS スマート」は向いています。
機種③:マグニフィカS スペリオレ
最後に、デロンギ「マグニフィカS スペリオレ」について説明します。
「マグニフィカS」では作れないロングコーヒーや、さらなる操作のしやすさを実現しているのが「スペリオレ」の良さです。
「マグニフィカS」シリーズはすべてダイヤルとボタン式ですが、「スペリオレ」には液晶モニタが追加されています。
液晶モニタに簡単な文字やイラストが表示され、より使いやすくなった点が「スペリオレ」の嬉しいポイントですね。
「スペリオレ」のマイコーヒー機能で好みの濃さや量を登録すれば、タッチ1つでお気に入りの1杯を楽しめます。
注意点として、「スペリオレ」は2023年4月に輸入が終了しており、デロンギ公式サイトでは購入できません。
入手できる場所は限られますが、ロングコーヒーや操作のしやすさを望む方に、「スペリオレ」は納得の機種でしょう。
デロンギのマグニフィカSを買って後悔しない3つのポイント

デロンギ「マグニフィカS」シリーズの、コーヒーマシンを選ぶ際のポイントについて説明します。
3種類のモデルがある「マグニフィカS」の中で何を重視するかをはっきりさせれば、より自分に合った1台を選べますよ。
『デロンギのマグニフィカSが気になる、買ってみようかな』と考えている方は、以下のポイントを参考にしてください。
ポイント①:操作のしやすさ
ポイントの1つ目は、デロンギ「マグニフィカS」シリーズの各機種が操作しやすいかどうかです。
デロンギ「マグニフィカS」シリーズ内にありながらも、機種によって操作のしやすさが異なるのです。
「マグニフィカS」シリーズはダイヤルとボタンで操作するため、人によっては操作しづらく感じる可能性があります。
特に「マグニフィカS」と「スマート」には液晶モニタがないため、慣れないうちはマニュアルが欠かせません。
私は片手間で飲み物を作ることが多いため、液晶モニタのおかげで、どこまで操作したのかを忘れずに済みそうです。
『思ったより使いづらい』と後悔しないよう、デロンギ「マグニフィカS」の扱いやすさをリサーチしておきましょう。
ポイント②:メニューの種類
2つ目のポイントは、デロンギ「マグニフィカS」シリーズで作れるメニューの種類をチェックすることです。
「マグニフィカS」シリーズでは、メニューの種類によっては時間や手間がかかるという点に注意しましょう。
「マグニフィカS」と「スマート」では、エスプレッソやカフェ・ジャポーネを淹(い)れられます。
さらに「スペリオレ」では、お湯にエスプレッソを注ぐロングコーヒーに加えてカプチーノやラテを作れる点も魅力的です。
私はカフェラテが好きなので、「マグニフィカS」ひとつでカフェの味を楽しめるのは嬉しい限りです。
メニューの種類によっては、ミルクの泡立てなどで時間やコツがいる点も考えておく必要があります。
ポイント③:フィルターの有無
デロンギ「マグニフィカS」シリーズにウォーターフィルタがあるかどうかが、購入後に後悔しない3つ目のポイントです。
コーヒーの味わいや、お手入れの回数が気になる方にとって、ウォーターフィルタのチェックは欠かせませんね。
残念ながら、「マグニフィカS」や「スペリオレ」にウォーターフィルタは付いていません。
ウォーターフィルタのある「マグニフィカS スマート」なら、飲みやすさと手入れのしやすさが得られて一石二鳥です。
ウォーターフィルタがあれば除石灰の頻度を減らせるため、ズボラな私でも手入れに大きな負担を感じなくて済みそうです。
「マグニフィカS」シリーズを検討する際は、ウォーターフィルタが付いているかどうかを確かめることが大切です。
デロンギにはマグニフィカS以外の種類もある⁈おすすめ機種2つ

ここまで、デロンギ「マグニフィカS」シリーズについて解説してきました。
デロンギのエントリーモデルには、「マグニフィカS」の他にも「マグニフィカ」シリーズが展開されています。
それでは、「マグニフィカ」シリーズのおすすめ機種2つをチェックしていきましょう。
機種①:マグニフィカ スタート
最初に、デロンギ「マグニフィカ スタート」を紹介します。
「マグニフィカS」とほぼ同じつくりですが、より手軽に、かつシンプルな味わいのコーヒーを味わえるのです。
ミルクの泡立ては「マグニフィカS」では手動ですが、「スタート」は片づけまで全自動という驚きの時短操作です。
「スタート」にはデロンギが開発したラテクレマ™システムがあり、1杯ごとに最適なミルクの泡立てを自動で行います。
「マグニフィカS スマート」と同様にウォーターフィルタが付いているため、コーヒーの香りとまろやかさを実感できます。
「マグニフィカ」シリーズでは液晶パネルで操作できるのも、モダンなデザイン好きにはたまらないでしょう。
カプチーノやラテなど少し手間がかかるメニューでも、「マグニフィカ スタート」ならテクニックいらずですよ。
機種②:マグニフィカ イーヴォ
次に紹介する機種は、デロンギ「マグニフィカ イーヴォ」です。
4メニュー型と6メニュー型があり、6メニュー型だと「マグニフィカS」「マグニフィカ」内で最もメニュー数が多いのです。
スペシャリティやラテマキアートなど、「マグニフィカS」シリーズでは作れなかったメニューもボタン1つで楽しめます。
「マグニフィカ イーヴォ」があれば、自宅がカフェに早変わりするのは素敵ですね。
ただし、「マグニフィカ」シリーズでは、カフェ・ジャポーネを作れない点に注意しましょう。
高価なため購入をためらうかもしれませんが、「イーヴォ」が1台あれば、毎日のコーヒータイムが豊かになりますよ。
「マグニフィカS」よりもメニュー数が明らかに多い点が、「マグニフィカ イーヴォ」のおすすめポイントです。
デロンギマグニフィカSシリーズの違いは何⁈レポートまとめ

- 使いやすい設計が魅力の「マグニフィカS」には、2種類のコーヒーメニューがある
- 「スマート」はウォーターフィルタ付きで、豊かな風味とラクな掃除が手に入る
- 「スペリオレ」にはマイコーヒー機能があり、いつもの1杯を手早く淹(い)れられる
- メニューや機能性など、何を重視するかで自分の望む「マグニフィカS」が見えてくる
- 「マグニフィカ」シリーズでは、よりモダンなデザインや多彩なメニューが楽しめる
- 「スタート」は自動でミルクの泡立てができるため、カフェに近い味を再現できる
- 「イーヴォ」はメニューの多さが魅力で、自宅で気軽に本格的なコーヒーを味わえる
デロンギ「マグニフィカS」シリーズの各機種の違いについて、以上のことをお伝えしました。
シンプルにコーヒーを楽しみたい方に、デロンギ「マグニフィカS」はぴったりの1台と言えるでしょう。
デロンギ「マグニフィカ」シリーズで、ほっこりした家族団らんのひとときを過ごしてくださいね。
