この記事では、手洗いで脱水した洗濯物がびちょびちょになったときに試せる方法を紹介します。
手洗いでびちょびちょになった洗濯物も、洗濯機があってもなくても脱水できます。
少量で洗濯機を使いたくないときや、旅先でのホテルなどで手洗いすることもあるでしょう。
デリケートな衣類をクリーニングに出すほどではないけれど、手洗いしたいときもあると思います。
また、洗濯機がこわれて使えないこともあるでしょう。
手洗い後は、洗濯機で脱水するのか雑巾のように絞ればいいのか迷うと思います。
今すぐ試せる方法ばかりですので、あせらずに取り組んでみましょう。
手洗い後の脱水でびちょびちょのまま!洗濯機での対策ポイント3つ!

ここでは、手洗いでびちょびちょになった洗濯物の脱水のポイント3つです。
洗濯機で洗えないデリケートな素材や、長持ちさせたい大切なものは手洗いが必要になります。
また、手洗いをした時に困るのが脱水ではないでしょうか。
せっかく手洗いした洗濯物を脱水で失敗したくないと思います。
手洗いで使える3つの脱水のポイントについて下記で詳しく説明していきますので一緒に見ていきましょう。
ポイント①:洗濯ネットに入れて脱水する
1つ目の脱水のポイントは、洗濯ネットに入れることです。
手洗いした洗濯物でも、洗濯機の脱水機能を使えば、簡単に水分を取り除けます。
手洗いでびちょびちょになった服などを洗濯機で脱水できるのは助かりますね。
サイズのあった洗濯ネットを選ぶことで型崩れを防ぎシワの予防にもなります。
脱水するときは必ず洗濯ネットに入れるようにしましょう。
ポイント②:脱水の途中で形を整える
脱水のポイント2つ目は途中で形を整えることについて紹介します。
手洗いでびちょびちょになった洗濯物は脱水の途中で形を整えましょう。
脱水が高速回転に入るときに一時停止をして洗濯機のふたをあけます。
型崩れは高速回転のときにおこりやすいのでその前に形を整えるのがおすすめです。
形を整えるときに洗濯物の脱水状態も確認しておきます。
まだ、びちょびちょであれば脱水にかけて時間を調整してくださいね。
ポイント③:脱水は短時間でする
3つ目の脱水のポイントは短時間ですることです。
長く脱水しているほど乾きが早くなると思いがちですが、最初の30秒から60秒で大半の水分は取れています。
脱水の目安として薄手の素材は10秒から20秒、厚手の素材でも20秒から30秒です。
脱水時間が長くなれば、そのぶん生地をいためてしまいます。
手洗いしたものは、なるべく短時間で終わらせるようにしましょう。
デリケートな衣類や大切なものは脱水時間を短くして様子を見ながらしていくといいですね。
手洗いの脱水で洗濯機なしの方法も紹介!

ここからは、洗濯機がないときの脱水はどうするかについて紹介します。
洗濯機がこわれて使えないときや、旅行先のホテルでもできる脱水方法です
手洗い後にびちょびちょのまま脱水できないと困りますよね。
そんなときは、びちょびちょの洗濯物を軽く絞ってタオルドライを試してみてください。
洗濯物をきちんとたたんでから、タオルではさみましょう。
たたんでおくことで、洗濯物にシワがつくのを防ぎやすくなります。
脱水をするときは軽く押し出すようにして水分をとりましょう。
余分な水分をタオルが吸収し、洗濯物からぽたぽたと水が落ちなければ脱水ができています。
また、脱水する洗濯物の大きさに合わせて、タオルやバスタオルを使い分けましょう。
バスタオルで脱水するときは、洗濯物を広げて優しくたたいて水分をとってくださいね。
手洗いしたあとの洗濯物には優しくタオルドライするのがおすすめです。
手洗いで脱水しないのもあり!ぬれ干しでシワを伸ばす!

ここでは、脱水をせずにそのまま干す「ぬれ干し」について紹介します。
「ぬれ干し」とは2016年に新しく追加された洗濯表示になり、洗濯機や手で絞って脱水しないままで干すことをいいます。
薄手の素材であれば、脱水をしなくてもびちょびちょのまま干せますよ。
脱水せずにそのまま干すときは、吊り干しや平干しで乾かすのがおすすめです。
ニットなどの重い物を干すときはハンガーでは伸びるので注意しましょう。
びちょびちょのまま干すと洗濯物にある水分の重さで自然にシワをのばすこともできます。
また、脱水することがないため、素材が傷むのを防げますね。
干すときは、風通しの良い場所や扇風機・サーキュレーターを使うと早く乾きますよ。
手洗い後の脱水でびちょびちょのままの対策まとめ

- 洗濯ネットにいれて型崩れを防ぐ
- 脱水の高速回転になる前に形を整える
- 脱水は短時間で終わらせる
- 洗濯機がないときはタオルドライで脱水する
- 脱水せずにぬれ干しをする
以上の内容で手洗いで脱水した洗濯物がびちょびちょになったときに、すぐ乾かすコツをお伝えしました。
あえて脱水をせずに干す方法は、乾くのに時間はかかりますが素材にはとても優しいですね。
デリケートな衣類を手洗いするときや洗濯機が使えないときに試してみてください。