子どもが牛乳をこぼして、テーブルやフローリングがびちょびちょ。外で遊んでおしゃれな服が泥まみれ…
あなたの周りではこのような子どもに対するイライラがたくさんありませんか。私も数え切れないほどあります。
些細なことで兄妹喧嘩もするし、鼻の中に小さなおもちゃが入って取れなくなって慌てたこともあります。
予想もできない事が起こるし、子どもも自己主張してくるからイライラする…
イライラしない日常を送りたいと思いませんか。
ですがそのイライラは本当に子どもを叱るほどのものなのでしょうか。感情的になったものかもしれません。
ではそのイライラを上手に付き合っていくための対処法をご紹介いたします。
あなたの気持ちを上手にコントロールしてみてはいかがでしょうか。
子育てのイライラ対処法を知ってコントロールしよう
私も2人の子どもがいます。3歳差で男の子と女の子がいますが、性別が違うのに毎日喧嘩します。
お兄ちゃんのおもちゃがほしい、妹の使っているお絵かきを使いたいなど、些細なことで喧嘩します。
その度に喧嘩で負けた方は私に報告してくるので、その度にイライラしています。
最終的には「二人でなんとかしなさい!」と怒鳴ってしまって終わり。
怒鳴ったあとは子ども二人とも落ち込んでしまい、その姿を見ると罪悪感がでます。
あなたも叱った後の罪悪感が生まれないように、イライラが起きたら上手に対処する方法を試してみませんか。
対処法をいくつかご紹介しますので、あなたにあったものをぜひ試してみてください。
外出して気分転換しよう
家の中であなたは子どもとずっといると窮屈でイライラしませんか。
私は家にいることは好きですが、子どもといてイライラが溜まった時は子どもと一緒に散歩にでかけます。
公園へいくと他の子ども達と一緒に遊んだり、お母さんたちとお話をするだけで十分にリフレッシュができます。
散歩すると外の景色が変わるので、お母さんであるあなたにとっても子どもにとっても気分転換になります。
私も子どもと1日1回は必ず散歩にでかけています。
運動不足の解消になるだけでなく、気分もリフレッシュするので子どもへのイライラも吹っ飛んでしまいます。
ママ友とおしゃべりする
あなたのイライラをママ友に話して思いをぶつけてみてはいかがでしょうか。
ママ友だからこそあなたと同じ境遇にいますので、共感してくれることがたくさんあります。
私も育休中は子どもの生まれた時期が近いお母さんとよくランチにでかけていました。
子どもの成長が似ているので、悩みや相談がしやすくイライラもママ友とよく話していました。
私自身も一人目の育児は不安だらけでどうしていいかわかりませんでした。
もちろん実母にも相談していましたが、時代が変わっている部分もあり難しいところもありました。
近い月齢の子どもを育てていると悩みが似てくるものです。
イライラを溜め込まず、ママ友に話してみるだけでも十分スッキリすることがあります。
ですが人付き合いが苦手な方もいらっしゃいます。
ママ友の付き合いは難しいですが、あなたが負担にならない程度にお付き合いすることをおすすめします。
子どもを寝かしつけたあとに一人の時間を作る
あなたは一人の時間を作れていますか?寝かしつけた後に一人の時間を作ってみてはいかがでしょうか。
私もイライラで疲れた時、子どもが寝た後に大好きなアイスクリームやケーキを食べながら本を読んでいます。
ちょっとした現実逃避を行うだけでも心にゆとりが生まれて、明日から頑張ろう!という気持ちになります。
また子育てで悩んでいる時は仕事から帰ってきた主人と二人で話すようにしています。
私の信頼できる相談相手は主人と実母です。
家族との時間があるからこそ子育てでの不安もなく楽しく過ごせているんだと実感しています。
あなたも相談相手を持つこと、自分の時間を作ることで心に余裕がでてきますので試してみてください。
子育てでイライラしない人はプライドがなく情報に左右されない
あなたは不安になるとネットで検索して、同じ境遇の人を探したりしていませんか。
たくさんの情報の中であなたは安心できていますか、寧ろ不安になりますよね。
私もたくさん探し過ぎて疲れてしまったことがあります。一体何が正解何だろうと考えたこともありました。
ですが子育てには正解はありません。あなたもあなたのお子さんも一人の人間です。
子どもとしっかり付き合って行く上であなたがイライラしないことがとても重要になってきます。
ではあなたのイライラと上手に付き合う方法をご紹介いたします。
子育て情報はあくまで参考程度にしている
不安で子育てに関する本をたくさん読んで実践しようとしてうまく行かずイライラしていませんか。
私も不安でいっぱいな時に子育てに関する本を読み漁りました。
ですが読んだ本の通りにうまくいかず、結局他の本を読む、不安になるの繰り返しでした。
ですが「子どもも個性があるからうまくいかなくて当たり前じゃないかな」と考えるようになりました。
子育て本を読んで実践するのは良いですが、あなたのお子さんに合わなければ意味がありません。
たくさんの情報が溢れかえっている中で、上手に活用することがイライラしないコツになります。
プライドを捨てて夫に助けてもらっている
あなたが不安になっていること、イライラしていることなどを外に出さず溜め込んでいませんか。
思いを伝えられず抱え込んでいる人はプライドが高い傾向にあります。
どうしてこれくらいで悩まないといけないんだろう、恥ずかしい、と思っていませんか。
私も最初はそのように思っていて、主人へ不安を話すことに恥ずかしいと感じていました。
ですが主人から「子育ては一緒にするもの、一人で抱え込まずに話して欲しい」と言われ私は安堵しました。
変なプライドを捨てることで、主人になんでも話すようになりイライラすることは大きく減りました。
もし不安なことを話すことができない場合、一度あなたの中でプライドが邪魔していないか考えてみましょう。
子育てでイライラすると子どもにも影響がでる
子育てでイライラしてしまうのは仕方ない部分はどうしてもでてきます。
私自身仕事で疲れて帰ってきてる中子どもたちが喧嘩しているとイライラしてしまいます。
ですが落ち着いて考えると子どもに影響はないのかなと反省することもしばしばあります。
そこでイライラするとどれくらい子どもに影響があるのか調べてみました。
1〜2回大きな声で叱るくらいは大丈夫
あなたも子どもも一人の人間です。子どもに何度も注意しても聞かない場合もあります。
子ども達が些細なことで喧嘩をすると私もよく叱っています。
子どもは何度も叱られてしまうと、お母さんの顔色をうかがったり、理不尽な叱られ方をしたと感じてしまいます。
何度も子どもに怒鳴ってしまう…と考えるお母さんはあなたの中にある我慢ラインを探してみましょう。
そして言いすぎてしまう領域に入るところはどこなのかをあなた自身で探ってみるのです。
そうすると、イライラしても子どもとの距離を上手に保つことができます。
私も叱りすぎているところが何度もありました。
その時に私が言いすぎてしまったと感じるポイントはどこなんだろうと考えて振り返りました。
そうすると自分自身を冷静に客観的に見ることができました。
感情任せになって叱ると子どもを大きく傷つけてしまうことを知っておくだけでも接し方が変わりますよ。
何度も怒られてしまうと自尊感情が下がる
子どもの自尊感情について考えたことはありますか。
子どもの自尊感情が下がってしまうと、ネガティブな感情を持つ子どもになってしまいます。
何しても怒られてしまう、自分はダメなんだと自信をなくしてしまいます。
ですので叱ってばかりではなく褒めることも重要視してあげるようにしましょう。
私は小さなことでもなるべく褒めるようにしています。
例えば、食事を済ませた後にお皿を持ってきてくれたり、たたんだ服を直してくれたり。
褒めることで子どもも自信につながり、自尊感情を持ち直すこともできます。
また私の子どもの場合、褒めてくれた事で積極的にお手伝いをしてくれるようになりました。
「叱る」のも大事ですが「褒める」ということも大事であることを覚えておくといいですよ。
反省した場合は子どもに謝って説明を
叱った時に「私が怒りすぎてしまった!」と感じることはありませんか。
そして叱った時は必ず理由を話していますか。
感情任せに叱っていると、子どもからみた母親は「何を考えているのかわからない」と不安になってしまいます。
あなた自身が怒りすぎてしまったと感じる時は、子どもとはいえ反省しているのであれば謝ることが大事です。
子どもが叱られて立ち直らない場合、私は子どもへ「怒りすぎてごめんね」とまず謝ります。
そして謝った後私は必ず怒った理由を説明するようにします。
お母さんが怒っている理由は何なのか、子どもも理解しないと反省して次に生かすことはできません。
私の子どもだからと下に見ていると、子どもは成長しません。
一人の人間として対等にしっかり付き合ってくださいね。
まとめ
- 外出をして気分転換したり、ママ友とおしゃべりしたり、一人の時間を作る事で上手にイライラをコントロールする
- 子育てにイライラしない人はたくさんの情報に左右されず、変なプライドは持っていない
- 1〜2回子どもを怒鳴って叱るのは問題ないが、繰り返すと子どもの自尊感情を傷つけてしまい、マイナス思考になるので怒りすぎたら謝って子どもにきちんと説明をする
いかがでしたか。
子育ては毎日うまくいかないことへの連続です。怒らない日はありません。私も毎日何かに怒っています。
ですが叱り続けていると子どもにもお母さんであるあなたにも悪影響が出てしまう事を覚えておきましょう。
あなたにとって子どもはかけがえのない宝物です。
上手にイライラと付き合って気持ちのコントロールをしていきましょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。