おめでとうございます!元気な赤ちゃんですよ。と言われて、人生最大の喜びを感じませんでしたか。
私も出産の時に疲れた…でも嬉しい!やっと私の子どもに出会えたよ!と思った一人です。
ですが現実は甘くなかったです。休息できるかと思えば夜中に来る授乳やオムツ替え。
中々寝てくれない中でのイライラは募るばかりで、一人目の育児は本当に辛かったです。
スタートラインにたったばかりのお母さんであるあなたですが、子育てで一番辛い時期はいつなのでしょうか。
育児開始早々不安でいっぱいですよね。では子育てで辛い時期と乗り切り方について詳しくご紹介いたします。
子育ての時期で辛いのは産後から半年間!
楽しいマタニティライフが終わり、命がけで出産した我が子は本当に可愛らしいです。
寝顔をみているだけでとても幸せな気分になりますよね。
産後はとてつもなく辛い陣痛や出産であなたの身体はぼろぼろです。その中で始まる我が子の育児。
あなたのお腹から生まれたばかりの子どもは休む間もなく産声をあげたときから育児が始まります。
そんなお母さん達が子育てで最も辛い時期は「産後から半年間」とほとんどの方が答えていらっしゃいます。
なぜこの時期がとても辛いと感じるのか、詳しくご紹介いたします。
出産による身体的なダメージ
出産は私たち人間がもともと備わっている自然の力で我が子をお腹から新しい世界へ産みます。
その時の喜びは人生で一番だと私は思います。
10ヶ月もお腹の中で一緒に過ごしたのですから、対面時の泣き声や抱いた時のぬくもりは今でも忘れられません。
ですが喜びとは反対に、お母さんの身体は想像を絶する負担があります。
人間一人をお腹から生み出すのですから、負担がないはずがありません。
その中で休息ができず容赦なく泣き叫んでくる我が子。
産後すぐ新生児の時期は中々疲れを取ることができません。
その疲れが長くのしかかり、子育てで一番辛かったの感じるのでしょう。
まとまった睡眠時間をとることができない
授乳は基本的に3時間ごとになります。私はミルク育児でしたが、きっちり3時間でした。
産院でも退院するまでは授乳の練習として3時間ごとに授乳室へ来るように指導されます。
3時間ごとに母乳やミルクをあげるとなると、しんどい身体に鞭を打って夜中に起きて授乳する必要があります。
「休みたくても休めない」「眠たいのに泣かないでよ」と私も一人目が新生児の頃はとても辛かったです。
少しの時間でもいいから横になって体力を回復させるようにすることをおすすめします。
母乳がうまくあげられない
子どもが0歳なら母親であるあなたも「お母さん0歳」です。母乳がうまくあげられなくて当たり前です。
ですが睡眠不足な上、深夜に母乳がうまくあげられず赤ちゃんが泣いてしまうとお母さんも疲れてしまいます。
初めての育児ほど産後すぐが辛いと思うのではないでしょうか。
その時期が過ぎれば懐かしいなと感じますが、目の当たりにすると早く大きくなれ!と思ってしまいますよね。
赤ちゃんに対するケアが大変
赤ちゃん一人に対してお母さんはやることがたくさんあります。オムツ替え、授乳、寝かしつけ、沐浴。
考えるだけで大変だなと感じてしまいますよね。
オムツ替えも初めてのお子さんだと慣れない作業なのでとても大変です。
オムツも新しい、授乳もした、なのに寝かしつけても泣いてばかりで寝てくれないという声はよく耳にします。
夜中に泣き叫ばれて、お母さんであるあなたも眠たい、辛いと思うのは普通です。
心に余裕がないのでこの時期は辛いと感じるのでしょう。
子育て時期に辛いときは家族の協力が必要!
少しでも休ませて欲しい、寝かせて欲しいと感じるお母さんはあなただけではないです。
みんなこの辛い時期を乗り越えて子どもはすくすく大きくなります。
ですが子育ては家族みんなでしないとあなた一人ですると倒れてしまいます。
産後で辛い時期を乗り越えるには家族の協力が不可欠です。
ですがどの部分を手伝えばいいのか、手伝う側もわかりません。
では一番の家族である夫やあなたの母親などどのような所を手伝ってもらうのがいいのかご紹介いたします。
子育てで疲れたら父親でもある夫に家事をしてもらおう
あなたの家族は子どもが生まれる前はご主人と二人きりです。なので家の状態がある程度は把握しています。
例えば、洗濯や風呂掃除、掃除機かけや食器洗いなど、簡単なものをお願いしてみてはいかがでしょうか。
もちろんご主人も仕事があるので、家にいる時間が短い方もいらっしゃるかもしれません。
ですがあなたも過労で倒れてしまっては本末転倒です。
私は2人子どもがいますが、二人とも出産が大変なものでした。
どちらも出血が多かったため貧血がひどかったのです。
退院後も中々立ち上がることができず、子どもの授乳やオムツ替え以外は基本的に横になっていました。
その時に助けてくれたのが主人でした。育児以外のことを全てやってくれたのです。
ここは一家庭の例になりますが、体力の回復が遅かった私にとってはとても嬉しかったです。
ここはしっかりと話し合い、父親としての自覚を持ってもらうためにも手伝ってもらってはいかがでしょうか。
あなたのお母さんに子どもを預けてみよう
あなたのお母さんは「お母さん歴」がとても長いです。なぜならあなたを育ててきたのですから。
私の子どもが抱っこしても中々寝てくれず困ってた時に、母が子どもを抱っこした瞬間すぐ寝てしまいました。
抱っこの仕方がおかしいのかな?なんで私の抱っこは寝てくれないのかな?とマイナス思考も時々ありました。
ですが子どもを寝かしてくれるのは私より自分の母親の方が上手だったのは間違いありません。
オムツ替えや授乳を全て経験してきているので教える必要もなく、孫の世話ができるととても喜んでいました。
一度祖母であるあなたのお母さんに赤ちゃんを預けてみて休んでみてもいいかもしれません。
家族の手伝いが難しい場合は家事代行に頼ろう!
共働き世帯が増え、核家族化が進んでいます。
そんな中、ご主人は仕事であなたのお母さんは遠くて育児を手伝うのが難しいという方も少なくありません。
そのような状態で家事と育児をこなすとなるととても大変です。
その場合は家事を思い切って手を抜くのも一つの方法です。
あまりにも酷く、一度は片付けてしまいたいなという方は家事代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
あなたはただ赤ちゃんと向き合うだけ。ゆったりと過ごしている間にご自宅が綺麗になっています。
気持ちにも余裕ができ、家自体も綺麗になるので上手にこのようなサービスを利用するのもおすすめです。
家族以外に相談したい時は窓口へ相談しよう
家族に頼りたいと思った時に家族がそばにいない。どうしよう、辛いと感じることはありませんか。
もちろんあなたの仲の良いご友人もですが、他にも相談する場所はあります。
少子化な時代だからこそ、子どもやお母さんを大事にしたいという動きはたくさんあります。
ではどのような施設があるのか、意外にもあなたの近くにあるかもしれません。
出産した産院の助産師や看護師に相談
まず思い浮かぶのがあなたが出産した産婦人科の病院ではないでしょうか。
ここは同じ悩みを持つ方がたくさんいらっしゃいます。
看護師さんや助産師さんもみなさんたくさんの出産に立ち会われた方々ばかりです。
母乳相談はもちろん、育児での不安なことも気さくに聞いてくれることが多いです。
私も産後退院したくない、ここにいたいと思ってしまった一人です。
看護師さんや助産師さんの気遣いに助けられました。
あまりにも辛く子育てがしんどい時は産後の検診や子どもの1ヶ月検診などで相談してみてはいかがでしょうか。
お住まいの近くにある子育て支援センターや施設に相談
あなたのお住いの市町村には保健センターがありませんか。
保健センターは子どもの成長度合いやお母さんの心のケアをしてくれる所が多いです。
私の子どもも検診時にひっかかり保健センターの保健師さんに心のケアをしていただいてます。
また子どもの成長度合いを一緒に観察してくださったりしてくれています。
育児は悩みがつきものです。小さい時や一人目の育児は自信がないので、より不安になります。
そういう時にも助けてくれるのが保健センターです。
他にも場所によりますがカウンセリングしてくれるところもあります。
悩んだ時は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
厚生労働省の電話窓口に相談
「産後うつ」という言葉をご存知でしょうか。
産後はホルモンバランスが悪くなってしまうため、メンタルも不安定になってしまいます。
せっかく命がけで産んだ子どもが可愛くないと思うほど辛くなってしまうお母さんもいらっしゃるほどです。
そんな方へ向けられた電話相談窓口があります。
厚生労働省では心のケアの電話相談だけでなく、子どもが助けを呼ぶための電話番号もあります。
電話番号 | 対応時間 | |
こころの健康相談統一ダイヤル | 0570-064-556 | 曜日・時間は都道府県によって異なる |
よりそいホットライン | 0120-279-338 | 24時間対応 |
いのちの電話 | 0570-783-556 | 午前10時から午後10時まで |
厚生労働省のホームページへ行くと色々な相談窓口があります。
スマホの普及率も高いため電話だけでなく、SNS相談も行っているようです。
あなたが相談しやすい形を利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 育児でもっとも辛い時期は産後から半年がほとんど
- 育児が辛い理由として、出産による身体的ダメージ、睡眠不足、慣れない赤ちゃんの世話などがある
- 夫へは家事の手伝いを依頼したり、 実母へ子どもを預けて休息することも大事
- 家族への協力が難しい場合は家事代行サービスを利用して上手に手を抜くことも考える
- 家族以外へ相談したい場合は産院の看護師さんや助産師さん、保健センターなどの施設、電話相談など手段は豊富にあるので不安をためこまないようにする
いかがでしたでしょうか。
結婚してようやく出会えた新しい家族。喜びは大きいですが、人間一人育てるのも不安でいっぱいです。
その辛い時期を乗り越えてこそ強いお母さんになるのかもしれません。
上手に家族への協力や相談窓口などを利用することで不安を取り除き、子育てを楽しんでくださいね。
育児は本当に楽しいと心から思えます。イライラばかりではありません。
今とてもしんどい時期かもしれませんが、子どもと過ごした日々は大きな宝物になります。
あなたの身体と大事なお子さんと上手に付き合ってくださいね。