ヤマトといえば、「クロネコヤマト」の名称でお馴染みの宅配便です。最近では、荷物をスマホで送るサービスを提供しています。
メリットは、二次元バーコードをかざすだけで簡単に荷物をスマホで送ることができる点です。
公式サイトから事前に送り先や荷物の情報などを入力すると、送り状を手書きする必要がなくなります。
一方でデメリットは、会員登録をしなければ発送方法や料金の支払い方法に制限がある点です。
私はヤマトの会員である「クロネコメンバーズ」に登録しています。
費用はかかりませんし、荷物を受け取る側・送る側のどちらでも便利にサービスを利用できます。
この記事では、荷物をスマホで送る方法やクロネコメンバーズの特典など、ヤマトを便利に活用するヒントをご紹介します!
ヤマトのスマホで送るサービスで簡単に発送できる!
ヤマトといえば国内の宅配便サービスの中でシェア第1位を誇り(2020年3月期実績より)、多くの人に利用されています。
私はよく通販を利用するため、ヤマトにお世話になる機会が多いです。
数年前から会員登録もしていますが、受け取り・発送ともにネットからの手続きが非常に便利になりました。
私がよく使うサービスは、再配達依頼や受け取り日時の変更、集荷依頼や送り状の作成などです。
スマホサイトからの利用だと、上記に加えて以下のサービスが利用できます。
- 送り先や荷物の情報を入力すると、スマホをかざすだけで発送の手続きが簡単にできる。
- LINEの友だちが相手だと、住所が分からなくても荷物を送れる。
特に後者のサービスはどんな仕組みなのかと驚きましたが、リサーチするとどちらのサービスも便利だと感じました。
次項から使い方など詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
荷物をスマホで送る時のやり方はとても簡単!
ヤマトの公式サイトの左下に、「個人のお客さま」という項目があります。
そこをタップして進み、「荷物を送る」の中の「スマホで送る」という項目から手続きが可能です。
画面の指示に沿って荷物の情報や送り先などを入力し、支払い方法も選択します。
そして、発送時に2次元コードを窓口で提示するだけで、手続きが完了します。
実際にサービスを利用した人からは、以下のような評判です。
- 送り状が不要な上に、スマホをかざすだけで簡単に送れる
- クレジットカードなどで料金の支払いができて楽
- 煩わしい発送の手続きがなくなる ……など
ヤマトで荷物を送る方法として、①営業所へ持ち込む、②配達員に集荷に来てもらう、の2つが主流です。
どちらを選んでも送り状は自分で作成し、発送手続きも必要になります。
このサービスを利用するメリットとして、①送り状を準備する必要がない、②発送手続きが短くて済む、の2点が挙げられます。
送り状が不要な上に発送手続きの時間も短縮される
本来送り状は手書きで作成しますが、宛先や差出人の住所が長いと書くのも大変ですよね。
私は送り状を書く時に文字数のバランスや、送り状の控えに転写される筆圧などを意識してしまいます。
そのため「書くのが面倒臭い」という気持ちが強く、実際に発送するまで時間がかかっていました。
このサービスを利用するとこういった煩わしさがなく、荷物を送るハードルが以前より下がりました。
また、事前に必要な情報を入力しているため、手続きの時間が短くて済みます。
さらにクレジットカード決済などを選んだ場合は、より迅速に手続きを行えます。
自動入力機能を活用すると送り状作成が楽になる
スマホで送るサービスは、荷物の種類や個数・サイズを選ぶと、送り先の名前や住所の入力画面に移ります。
郵便番号を入力すると、自動で町名までの住所が入力されるので便利です。
郵便番号が分からない場合でも、日本郵便のサイトから調べることができます。
多くのサイトでは全角ローマ数字(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲなど)を入力するとエラーが起こりますが、ヤマトは自動で文字を変更してくれます。
例) 全角ローマ数字の「Ⅱ」→ 全角英字の「II」へ変更
私は以前、名称にローマ数字が含まれるアパートに住んでおり、住所を入力してもエラーで返されることが本当に多かったです。
当時は英数字で代用していましたが、ヤマトのこの機能はストレスが少なくて良いと感じました。
ゲストは料金の支払い方法や発送窓口に制限がある
ヤマトのスマホで送るサービスについて解説しましたが、これらは会員登録をせずとも「ゲスト」として荷物を送ることが可能です。
しかしゲストで送る場合、料金の支払い方法や発送場所に制限があります。
- 支払い方法:ヤマト運輸営業所の窓口、もしくはApple Payの2通り
- 発送場所:ヤマト運輸営業所の窓口(=荷物を持ち込む)
営業所が遠くて持ち込みが難しい人、Apple Payを使っていない人にはハードルが高いですよね。
私はどちらも当てはまるため、ゲストの条件で利用するのは厳しいと感じました。
しかし、ヤマトの会員サービスである「クロネコメンバーズ」に登録すれば、この制限が解除されます。
クロネコメンバーズへの登録は無料でできるので、ぜひ登録をオススメします!
会員登録すると発送場所と支払い方法が選べる
会員登録した上でスマホで送るサービスを利用すると、営業所以外にもコンビニやPUDOからも発送できます。
荷物の発送を受け付けているコンビニは、セブンイレブン・ファミリーマートの2店舗です。
2022年9月時点で、セブンイレブンは【21,353店舗】、ファミリーマートは【16,559店舗】が国内に展開されています。
これだけ展開されていると、家や職場の近くでも店舗を見つけられそうですね。
また、ゲストだとApple Payしか使用できませんが、支払い方法も以下のように選択肢が増えます。
- オンライン決済:Apple Pay、クレジットカード決済(クロネコ クレカ払い)、キャリア決済(auかんたん決済、d払い)
- 店頭決済(営業所のみ):現金支払い、QRコード決済(PayPay、楽天Pay、LINE Payなど)、電子マネー(nanaco、WAON、楽天Edyなど)
コンビニではオンライン決済が使用できるため、レジで直接料金を支払う必要がありません。
小さい荷物はPUDOステーションで集荷してもらえる
小さいサイズの荷物の場合、PUDOステーションを利用して発送できます。
PUDOステーションとは、駅やスーパー・ドラッグストアなどに設置されている「オープン型宅配便ロッカー」です。
「受け取りには利用したことがある」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
PUDOステーションでは、ボックスに荷物を入れておくとヤマトの配達員が集荷してくれます。
「小さいサイズ」とは、以下の条件を両方満たしたものを指します。
- 縦・横・高さの3辺の長さを合計したサイズが【100cm以内】
- 重量が【10kg以内】
手続きの方法は上記での解説と同様に、2次元コードを読み込んで荷物をボックスに入れるだけです。
支払い方法はオンライン決済に限定されますが、2次元コードの読み取りのみで完了するため、私は非常に便利だと感じました。
LINEの友だちは名前や住所が不明でも送り状を作れる
ヤマトのスマホで送るサービスのもう1つの特徴は、「住所や名前を知らないLINEの友だちにも荷物を送れる」ことです。
ただし、こちらもクロネコメンバーズへの登録が必要になります。
仕組みとしては、LINEの友だちへ「あなたの住所を入力して欲しい」というリクエストが送られます。
相手がリクエストを承諾し、住所や名前を入力するとその情報を元にして送り状が作成されます。
こうした仕組みによって、相手の住所や名前を知らなくても荷物を送ることができるのです。
また、LINE友だち以外でも自分の住所や本名を相手に伝えたくない場合は、110円(税込)の手数料で「匿名」として送ることができます。
私はTwitterを使用していますが、アイドルのライブグッズの交換や譲渡の募集をよく見かけます。
取引相手とLINE上で友だちになる必要はありますが、交換や譲渡での発送や受け取りに利用できそうだと思いました。
クロネコメンバーズは配達予定の確認や追跡ができる
クロネコメンバーズに登録すると便利になるのは、発送だけではありません。荷物を受け取る際も活用できるサービスがあります。
私がよく利用しているのは、「お届け予定通知」です。
お届け予定通知は、メールやLINE・Yahoo!や公式アプリに配達予定日や時間帯が届くサービスです。
多くの媒体で提供されているため、自分がよく使用するサービスを選ぶことができます。
私はメールで通知が届くようにしていますが、もし都合が悪い場合はすぐに受取日時が変更できるため、非常に便利です。
また、荷物の追跡も可能なため、外出先からでも自分宛の荷物が今どこにあるのか確認できます。
Myカレンダーの時間指定で確実に荷物を受け取ろう
クロネコメンバーズのサービスに、「Myカレンダー」というものがあります。
これは、自分が受け取りやすい曜日・時間帯にチェックを入れると、自動的に配送時間を割り振ってくれるサービスです。
受け取り先に近くの営業所やコンビニ、宅配ボックスを指定することもできます。
クロネコメンバーズ
上の画像は、私が実際に設定しているMyカレンダーです。
平日は仕事で21時に帰宅することが多いので、近くのコンビニで受け取る設定にしています。
土日は家にいることが多いため受け取り場所を「自宅」にし、全ての時間帯にチェックを入れています。
平日はコンビニへ、土日は自宅へ届く形になっているので、以前よりも荷物が受け取りやすくなりました。
用事などで都合が悪い時は受け取り日時や場所の変更もできるため、予定に合わせて臨機応変に対応できます。
生活リズムがある程度決まっている方は、ぜひ活用してみてください。
まとめ
- ヤマトのスマホで送るサービスは、2次元コードを窓口でかざすだけで発送手続きが簡単にできる。
- ゲストでも送ることができるが、発送窓口はヤマトの営業所のみ、支払い方法もヤマトの営業所とApple Payのみと限定される。
- 会員サービスである「クロネコメンバーズ」に登録すると、コンビニやPUDOからも発送できる。
- クレジットカードやバーコード決済など支払い方法の選択肢も増える。
- PUDOは駅やドラッグストアなどに設置された宅配ボックスのことで、受け取りだけでなく発送にも利用できる。
- スマホで送るサービスで手続きし、PUDOのボックスに荷物を入れておくとヤマトの配達員が集荷してくれる。
- LINEの友だち相手だと、名前や住所が分からなくても荷物を送れる。
- 相手に自分の名前と住所を知らせたくない場合、110円(税込)の手数料で「匿名」として送ることができる。
- ヤマトには荷物のお届け予定通知サービスがあり、受け取り日時の変更や荷物の追跡ができる。
- Myカレンダーにあらかじめ登録しておくと、それに合わせたスケジュールに荷物の配送を割り当ててくれる。
通販をよく利用する私にとって、ヤマトのサービスは非常に便利なものが多いです。
仕事で家を空けていることが多く、宅配ボックスも設置されていないため、自宅近くで受け取れるのは本当にありがたいと感じています。
また、本の宅配買取など荷物を送る際には自宅集荷を選んでいましたが、次回はスマホで送るサービスを利用してみたいと思いました。
もしあなたが会員登録をされていないのでしたら、快適な宅配生活の一歩としてクロネコメンバーズへ登録してみてくださいね。