年末が近づくにつれ、迫りくる大掃除。我が家は共働きですが、普段の掃除すらきちんとできていません。
私にとって大掃除は心的負担が大きいです。ですが、そんな大掃除に苦手意識が強い私でもリストを作り、アプリを活用したら不安が払拭されました。
大掃除のためにリストを作るなんて面倒、しかもそんな便利なアプリなんてあるのか疑っている方、ご安心ください。
大掃除用にリストを自動作成してくれるアプリが存在するのです。
リストがあればそれが目標となり、達成することでモチベーションに繋がります。
私はゲームを攻略する感覚で楽しみながら大掃除に取り組むことができました。
今回の記事ではその便利なアプリをご紹介したいと思います。
あなたの過ごす家が綺麗になり心地良くなるよう願っています。
大掃除にリストを作成しアプリを活用しよう
便利なものは積極的に利用したいですよね。
私は使い始めた時、こんなに使いやすいアプリがあることに驚きました。
それではどんなアプリがあるのか、あなたの性格・生活にぴったりなのかどうか詳細を見てみましょう。
多機能なアプリの数々
家族で共有できるアプリがいいわ。
- いえメンテ
これは家のメンテナンスの手伝いをしてくれるアプリです。
掃除だけではなく、保険、労災といった様々なものをメモしたり、写真に残したりなど便利に使うことができます。
リマインダー機能も搭載してあるため、大掃除のスケジュール管理にもお薦めです。
- 家事ノート
こちらは共働き夫婦にお薦めの家事分担アプリです。
家事分担を分かりやすく可視化することができ、記録することもできます。
カレンダーで管理することもできるため、夫婦で計画的に分担して大掃除を進められます。
- Tody
これはカレンダー表示ではなく、掃除の必要性がタスクごとに表示される掃除管理アプリです。
毎日、掃除するものや年に数回などスケジュール設定ができるので大掃除リストも自動で作成することができます。
汚れ具合や掃除の進み具合が可視化され、モチベーションアップや達成感に繋がります。
更に他のユーザーと掃除プランを共有したり、成果を記録して共有することもできるため、ゲーム感覚で楽しく掃除することができます。
私はこのアプリを使用しましたが、主人と掃除プランを共有しながら掃除しています。
大掃除でも活躍してくれてとても助かりました。
- おそうじログ
こちらは掃除する場所と周期をメモしてリマインドしてくれるアプリです。
掃除が終わった後、2タップするだけで楽に記録できるのが大きな利点です。
表示順の移動も可能なので、大掃除の時期には掃除する順に並び変えて使用することができます。
例えば忘れやすい箇所を上位にしたり、優先度順に並び変えるなど自分の使いやすいようにカスタマイズできるのが特徴です。
- 魔法の家事ノート
掃除だけではなく、家事全般を手助けしてくれる便利なアプリです。
家族構成や居住空間などの質問に答えていくと、自分に合った家事の予定表を作成してくれます。
更にアプリを家族で共有でき、分担を一覧で見たり買い物リストを共有することができます。
ウィジェット機能も付いているので簡単に確認できるのも嬉しい特徴です。
- Yieto(イエト)
こちらは家族で掃除の分担をするのに便利なアプリです。
家事について100以上のタスクが用意されているため、自分では見落としていた箇所を改めて発見できるかもしれません。
分担状況をマップで可視化してくれるので、自分だけ頑張っているというフラストレーションの解消をサポートをしてくれます。
日常の家事以外にも季節や子供の成長に合わせたタスクもあるので長く使えるアプリです。
子供には自分で自分のことができるようになってほしい、そんな思いがある親御さんにはぴったりかもしれません。
- Trello
こちらは仕事や家事などをタスク化し、皆で協力してタスクを終了させるというアプリです。
家事タスクを作成してボードに貼り付け、リストに移すことにより作業全体を一目で見渡すことができます。
終了したタスクはドラッグ&ドロップで完了リストに移動すれば大丈夫です。
Trelloというのは付箋という意味があるため、貼ったり剥がしたりするイメージで操作できるのも魅力です。
買い物リストを作ったり、その日にやるべき家事をリスト化することも可能です。
またToDo機能が付いているので同僚や家族に仕事や家事を割り振ることもできます。
写真や動画、ファイルもアップロードできるため、家事や仕事だけではなくお子様の宿題にも使える多機能なアプリです。
なぜ大掃除にリストを作った方がいいか
リストを自分で作るのは手間がかかりますよね。
ですが、大掃除は計画性があった方が効率的に進むのです。
それはなぜなのか詳しく見てみましょう。
見える化させる効果
年末はなかなか時間が割けないわ。
リストを作成することで目に見える形にすると効率よく進めることができます。
年末年始に帰省したり旅行に出る家庭が多い中、いつもより念入りに掃除するためには段取りよく運ばないと終わりが見えません。
お正月は親戚のご挨拶など忙しいものです。大掃除に全精力を注ぎ、ペースを守り、効率重視で進めるためには計画は欠かせません。
年賀状の発送準備、親戚付き合いは恒例行事ですが、それに気を取られるとなかなか重い腰が上がらないですよね。
まずはあなたの家の大まかなスケジュールを立ててみましょう。
やるべきこと、できたことが分かることでクリアする楽しみが生まれます。
リストを作ってみて一歩ずつ前へ進みましょう。
そして、ゲームを攻略する感覚で一項目ずつやっつけていきましょう。
確認しておくこと
計画の基本となるのは、年末年始の予定とゴミの収集日です。
まず物が減らないことにはなかなか綺麗にするのは難しいものです。
この機会にいらないものは積極的に捨ててください。
家族でいるもの・いらないものを判断してゴミ収集日まで袋に詰めておきます。
この作業は家族が揃ってからでは年末のゴミ収集に間に合わないという場合が多いので、本格的な休みに入る前から少しづつ進めましょう。
子供の絵やサイズの小さい洋服、子供に関する物は想像以上に多かったりします。
思い入れのある物であっても写真撮影して保存するなど、執着を捨てて物も処分しましょう。
物で溢れた空間から卒業し、掃除しやすい空間を事前に作っておきましょう。
道具を用意する
道具さえあれば掃除が一層はかどるわ。
まずは大掃除に必要な道具を用意しましょう。
- マスク、バンダナ
こまめに掃除をしている家でも大掃除となると厄介なのはホコリの問題です。
ホコリを吸い過ぎることは体によくありません。掃除する人数分のマスクを用意しましょう。
また、高い所のホコリを払う時、どうしても頭からホコリをかぶってしまいがちです。頭もきちんとガードしましょう。
- 軍手、ゴム手袋
大掃除は手が汚れますし、水仕事が多いです。外回りの掃除なら軍手、水仕事をするのであればゴム手袋は必需品です。
軍手のみだと、やはり手が汚れてしまったり、濡れてしまったりします。
手が乾燥しないように薄手のゴム手袋をし、その上から軍手をするのがお薦めです。
軍手は手をガードするだけではなく、細かい所の掃除にも役に立ちます。
洗剤を溶かした水に軍手を浸して固く絞った後、手にはめてそのまま指先でブラインドなどの掃除や細かい所の掃除も可能です。
- 雑巾
拭き掃除に欠かせないアイテムですね。雑巾として売られているものでなくても大丈夫です。
使い古しのタオルや、古いTシャツなどを適当な大きさに切ります。
それらを使用し、汚れたらその都度捨ててしまえば、いらなくなったものを処分しつつ掃除ができます。
水拭き用の雑巾は、最初に全部の雑巾を水で浸して脱水機で脱水しておくと、その都度絞る手間が省けます。
- 使い古し歯ブラシ、割りばし
細かい部分の掃除にはこれが大活躍です。
窓のレール部分やお風呂のドア近辺、トイレ便器の細かい部分などに使えます。
もちろん複数本用意して1か所使用したらすぐ捨てるようにします。
少し力を入れてこすりたい所には、割りばしに雑巾やキッチンペーパーなどを巻き付けたものが活躍してくれます。
私の経験上、徹底的にトイレを綺麗にしたいなら、トイレ掃除専用スポンジを使うことをお薦めします。
- 新聞紙
水で濡らして窓ガラスの掃除に使えます。
ただそれだけでなく、ちょっとベランダに物を出しておく、すす払いをする時、下にある家具をガードするなど意外と便利です。
我が家は新聞紙でゴミ箱を作ってストックを用意しています。
大掃除で使い切ったメラミンスポンジを入れたり、ゴミ入れにしたり地味に重宝しています。
- バケツ
あちらの部屋、こちらの部屋と掃除していくのに、その都度洗面台に戻るのも意外と時間がかかります。
バケツに水をはって、一気に片付けるつもりで進めていきましょうね。
- エプロン
衣類が汚れたり、濡れたりするのを防ぐだけではなく、細かい道具をバラバラと持って移動は面倒なものです。
バケツ同様、あちこち移動する掃除は地味に労力を使います。
エプロンのポケットにゴミ袋や割りばし、歯ブラシなど必要な物を詰め込んで、サッと取り出し、どんどん掃除を進めましょう。
細かいアイテムの一時保管場所にもなりますね。
衛生上の観点から調理をするエプロンとは別の物をきちんと用意しましょう。
あなたの気持ちが上がるようなエプロンを用意すると掃除する気がグングン増しますよ。
掃除用洗剤は何がいいか
肌に優しい洗剤を使いたいわ。
掃除用洗剤には色々ありますが、汚れに応じた洗剤を使うことで早く綺麗になります。
家庭内の汚れは主に、
- 油汚れ
- 水垢
- カビ
などが含まれます。酸性にはアルカリ性の洗剤を、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤が効果的です。
一時期流行した、重曹とクエン酸の組み合わせ。
最近では、重曹の代わりにセスキ炭酸ソーダを使った洗剤が多くみられるようになりました。
セスキ炭酸ソーダは炭酸ナトリウムと重曹の化合物なため、油汚れなどの酸性の汚れに効きます。
重曹同様、エコな洗剤として注目を集めています。
ただこうしたエコ洗剤も頑固な汚れを相手にすると、通常の分量で掃除をしても時間や手間がかかったりします。
頑固な汚れや、特に汚れの強い箇所は専用洗剤や業務用洗剤を使ってきっちり落とします。
そして普段の掃除がそこそこ出来ている所はエコ洗剤を使うなど、適材適所で使い分けるのがいいでしょう。
大掃除のリストはダスキンを参考にしよう
ダスキンはプランシートを印刷できるように提示してくれています。
プランシートがあれば自分の気付かない所を教えてくれ、且つ計画性をもって進めることができますね。
プランシートを印刷しよう
引用 ダスキン
大掃除はどこから始めていいか分からないですよね。
とりあえず自分の部屋を片付けたり、おもむろにガスコンロの五徳を磨き始めたり窓拭きの汚れに気を取られて1日が終わるなんてことがあります。
忙しい年末に終日規模の大掃除なんてそうそうできないため、毎年微妙な達成感で年を越していました。
ダスキンのプランシートは作業の全体像、具体的な場所、担当者、予定日がまとまっています。
これを印刷して記入していくだけで作業内容が分かります。
全部で12項目の内、キッチンが3個もあって、台所がいかに汚れているか分かります。
毎日調理していたら油汚れが沢山出ますよね。
備考欄もあるため窓はリビング中心、裏口の方は適当でいいとメモしたりできます。
仕事納めも経て年末を迎えたら、後は実行あるのみですよ。プランシートを頼りに無心で進めましょう。
断捨離や片付けがある程度進んでいれば、随分と楽に進められるはずです。
掃除中思わぬ所で時間がかかってしまう可能性があります。
午前中に3つ終わると思ったら1つしか終わらなかった、そんな事例も発生するでしょう。
おおまかな時間を決めて、キッチンタイマーをかけておくといいでしょう。
また作業終了後に実際にかかった時間をメモしておくようにすると翌年以降の目安になります。
台所は思ったより時間がかからなかった、窓拭きは疲れてしまって時間がかかった、などの記録が翌年の見積もりの精度を上げてくれます。
まとめ
- 大掃除のリスト、スケジュール管理できる多機能なアプリがあるので積極的に利用する
- 大掃除のリストを作ることで作業効率が上がる
- 大掃除に向けて物を極力減らし、ゴミ収集日をチェックしておく
- 大掃除のために道具をきちんと用意してから臨む
- 掃除用洗剤はセスキ炭酸ソーダなど場所に応じて使い分ける
- ダスキンのプランシートを印刷し、時間を決めて着実に進める
いかがでしたでしょうか。大掃除は計画性が必要だと身に沁みました。
便利なアプリでリストを作成し、効率よく進めていけば来年のモチベーションアップに繋がります。
私の娘は進んで掃除してくれるように成長してくれたので、リストアップすることで掃除を行う大切さを教えてくれました。
一人でやろうとすると失敗してしまうので是非、ご家族で休日に楽しみながらやってみて下さい。
この記事を元にあなたの年末の大掃除が楽になることを願っています。