100均にザルを買いに行った際に、「種類が多すぎて迷った」「とりあえず大きいザルを買ったけど使いにくい」などの経験はありませんか?
100均のザルは、30センチを超える大きいものから手のひらサイズのものまで、様々なザルがありますが、大きいザルはプラスチック製がおすすめです。
しかし、どのようなザルがどのような使い方に適しているかを知らなければ、豊富すぎるザルの前で「どのザルを買ったら良いんだろう」と悩んでしまいますね。
まさに先日、葉物野菜を洗う用の大きいザルを買いに行った私は、種類豊富な100均のザルコーナーの前で、長時間立ち尽くしてしまいました。
この記事では100均に売っている大きいザルと、その他種類豊富なザルについて解説します。
100均でザルを買う時に迷ったら、ぜひこの記事を参考にしてください。
100均のザルで大きいサイズを買うならプラスチック!
100均で購入できるザルには主にプラスチック製とステンレス製がありますが、プラスチック製の方が安く、種類も豊富です。
私は最初に100均に行った時、ステンレス製のザルコーナーしか目に入りませんでした。そして、そこにあった1番大きいザルは110円以上したため少し残念に思いました。
せっかく100均で買うなら110円で買えるのが理想ですよね。
その後店内を探すと、プラスチック製のザルコーナーが壁一面にあるのを発見しました!
こちらは110円で大きいザルが数種類あり、深めのザルや浅いザル、四角いザルなどいくつかの形から選べます。
また、プラスチック製の大きいザルは、色も何種類かありました。スタイリッシュな黒色、清潔感のある白色などがあります。
ご自身のお好みに合わせて購入すれば、より料理が楽しくなりそうですね。
今回商品を探した近所のダイソーでは、直径30センチのプラスチック製のザルは110円だったのに対し、直径32センチのステンレス製のザルは330円でした。
さらに、ステンレス製のザルの中でも、枠付のしっかりしたものは直径18センチのやや小さいサイズで220円でした。
やはり少しでも安く大きいザルを買う場合はプラスチックが良さそうです。
100均で大きいザルをお探しの方はぜひ、プラスチック製のザルを探してみてください!
ちなみに、ザルコーナーに全てのザルが置いてあるのではなく、金物製品やプラスチック製品コーナーの一部にザル製品を置いているお店もあるので、注意して探してみてください。
100均のザルにはステンレスや竹などの材質も!違いを解説!
100均で購入できるザルの材質にはプラスチックとステンレスの他に、竹やシリコン製もあります。
「水さえ切れれば、なんでも一緒じゃないの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
料理の知識がない私は、そう思っていました。そして今まで、『なんとなく』の感覚でザルを購入してました。
しかし、実は材質によってメリット・デメリットがあり、正しい使い方をすればより快適に料理ができることがわかりました。
実際に、これまで使っていたプラスチック製のザルではなくステンレス製のザルを使ってレタスの水を切ると、水切れがよく、いつもより美味しいサラダを作ることができました!
それぞれの材質について、メリット・デメリットをまとめて解説します。
材質 | メリット | デメリット | その他 |
プラスチック |
色や形が豊富 |
傷がつきやすい 油が落ちにくい |
縦型の穴が多い |
ステンレス | 軽い 頑丈で長持ちする |
食材が引っかかりやすい デザイン性がない |
メッシュタイプとパンチングタイプがある |
竹 | そのまま食卓に置ける | カビが生えやすい | 伝統的 |
シリコン | 折りたためる 電子レンジで使える |
匂いや色移りがしやすい | 水を切る穴が少なめ |
ステンレス製には、メッシュタイプ(細いワイヤーを編み込んだもの)とパンチングタイプ(ステンレスの平らな板にたくさんの穴を開けたもの)があります。
メッシュタイプとパンチングタイプでは水切れの具合が大きく違います。
細かい穴がたくさんある方が水切れが良いので、ステンレス製のメッシュタイプが1番水切れが良いです。
特に、「12〜16メッシュ」という網目の細かさであれば家庭調理に程よいですよ。
プラスチック製は、ステンレス製(メッシュタイプ)に比べ、水切れは劣りますが、スポンジが引っかかりにくく洗いやすいという点は大きなメリットです。
毎日洗い物をする主婦には有難いのではないでしょうか。
どんなザルでも『水を切る』という役割は果たせますが、自分の好みや用途とザルの材質を考えて選ぶことで、いつもより美味しい料理ができそうですね。
100均のザルならボウルとセットも便利でお得!
100均のザルには、ボウルとセットで売られているものもあります。
セットであれば重ねて使用する際も安定感があり、収納もコンパクトにできます。
野菜を洗うときはザルだけで使い、具材を混ぜるときはボウルだけで使い、麺類を茹でたときはザルとボウルのセット使えます。
110円で3パターンの使い方ができるのはかなりコスパが良いですよね。
私はザルとボウルのセットものを使用する前、ある大失敗をしたことがあります。
それは、ボウルの上に大きさの合っていないザルを置いて、茹でたうどんをザルに移した際、ザルがひっくり返り、シンクにうどんが流れてしまうといった失敗です。
こんな失敗をしたくないあなたは、ザルとボウルのセットものを1つ持っておくことをおすすめします。
セットのものは、重ねて使うときもズレにくく安定感があり、単体でも使用できるのでコスパが良くおすすめです。
私もこのザルとボウルのセットの使用頻度が1番高いです。重ねて収納する際にかさばらないところも気に入っています。
また、100均では店舗によってデザインのテイストも異なります。
ビビットなカラーのザルとボウルのセット、最近流行りのくすみカラー、白と黒のシンプルなモノトーンなど、単色以外のセットも選べるのは嬉しいですね。
便利でお得なだけでなく、見た目の好みも自分に合ったものを見つけられると家事も頑張れるでしょう!
シリコンのザルや四角のザルは収納スペースの節約に!
必要な調理器具を揃えようとすると、大きくてかさばるものが多いですよね。
仕方ないとはいえ、「もう少しスッキリできたらいいな」と思うことありませんか?
私はキッチンはできるだけ広々使いたいタイプなので、便利な道具があればどんどん取り入れていきたいなと思っています。
キッチンの収納スペースが狭い、調理台を無駄なく使いたい人はシリコン製や四角型、折りたためる取手付きのザルなどを検討してみてはいかがでしょうか。
シリコン製であれば収納場所に困らない
私も以前は1人暮らし用の狭いキッチンで、調理台もない狭いスペースで料理をしていました。
その頃はシンク下の収納スペースもなく、ザルは壁にかけて収納していました。
それでもなんとか収納できていましたが、もしこの頃にシリコン製のザルを知っていたら絶対買っていただろうなと思います。
シリコン製のザルであれば、クルクル丸めて置けるので、場所をほとんど取らず収納スペースが節約できます。
シリコンは油が落ちにくいというデメリットもありますが、洗った野菜をそのまま電子レンジに入れて加熱できるので、使い勝手の良さと収納の面でのメリットは大きいです。
四角のザルならスペースを無駄なく使用できる
キッチン全体を無駄なく使いたいという方には四角のザルも検討する価値があります。
四角のザルは丸型のザルに比べて無駄な隙間なく使用できます。
作業台や収納棚のような四角のスペースに丸型のものを置くと、どうしても隙間ができてしまいますよね。
シンクの角に丸型のザルを置いて、茹でた食材をザルに移すとき、シンクとザルの隙間に食材がこぼれてしまったことありませんか?
私は何度かこのようなミスをして、無駄な作業に時間を取られることがありました。
四角のザルなら、丸型のような隙間を減らせるのでこのような失敗が減り、プチストレスを軽減できますよ。
このように、ご自宅のキッチンの環境を考慮してザルを選べば、家事の効率化にも繋がります!
100均のザルは複数持ちがおすすめ
様々な種類がある100均のザルですが、『結局どれを買ったら良いんだろう?』と迷ってしまった方もいると思います。
100均でどのザルが良いか迷ってしまったら、ご自身の用途やキッチンの環境に合わせて1つに絞らず複数持つことをおすすめします。
これまで私は、プラスチック製の目の荒いザルしか使ったことがありませんでした。
そして『水切れなんてどれも同じだろう』と思っていたのですが、ステンレス製(メッシュタイプ)のザルを使ってみてその違いに驚きました。
一方、ステンレス製(メッシュタイプ)の水切れの良さは有り難いと感じつつ、プラスチック製のザルの洗いやすさも助かります。
スポンジの引っかかりがなく洗えるのは、プラスチック製のザルの良いところだと感じました。
100均では、たくさんの種類のザルを見比べて低価格で購入できます。
この記事の中で紹介した以外にも、取手の有無、取手が折りたためるかどうか、ザルの底に高さがついているかどうかなど、違いはたくさんあります。
ステンレス製のザルはホームセンターや金物屋さんで購入すると数千円するものも珍しくありません。
調理器具にこだわりがない私にとって、ザルに数千円払うのは悩んでしまいます。
しかし、100均であればお手頃な価格で購入できるので、いくつか買ってみて実際に使って、自分自身やキッチンの環境に合ったザルを選べます。
どんな料理でザルを使うことが多いか、キッチンに立つ姿をイメージして100均でザルを選んでみてください。
まとめ
- 100均で大きいザルを買うならプラスチック製が種類豊富でおすすめ!
- ザルには様々な材質があり、それぞれメリットとデメリットがある
- 材質の違いで、水切れ、洗いやすさ、デザイン性、穴の大きさが異なる
- 100均のザルとボウルのセットはカラーバリエーションが豊富なうえ、お得に購入でき便利でである
- 四角のザルやシリコン製のザルなら丸型より収納スペースの節約ができる
- 100均のザルのおすすめは、複数使ってみて決めると良い
100均のザルで大きいサイズのものを購入するのであれば、価格も安く色や形が選べるプラスチック製がおすすめです。
100均のザルは種類が多く、選ぶ際についつい目移りしてしまいます。大きさや見た目だけで選ぶと、思っていた使い方ができず困ってしまう原因にもなります。
本来のザルを買う目的を忘れそうになったときは、この記事を思い出してください。
あなたに合うザルが見つかり、キッチンでの時間がより快適になりますように。