入浴中、鏡や水栓についた石鹼カス、気になりませんか?
普段使っている洗剤でゴシゴシこすっても落ちずに、時間ばかりかかって面倒になり、そのままにしてしまうことありますよね。
お風呂掃除はしゃがんだり腕を伸ばしたりなど結構重労働なので、私の中ではやりたくない家事のベスト3に入ります!
ですが、石鹸カスの汚れをそのまま放置しておくと見た目にもよくないですし、雑菌やカビの温床になるため衛生面でも気になるところ。
そんな時のおすすめの方法は、汚れの性質に合った洗剤を使うことで、時間をかけずにスッキリ落とすことができるのです。
この記事では石鹸カスの汚れが落ちるおすすめの洗剤をご紹介します。
また、おすすめ洗剤を石鹸カス汚れに実際に使ってみた感想もご紹介していますので、ぜひご覧ください♪
石鹼カスにおすすめの洗剤は何?汚れの性質を知ろう!
洗剤を選ぶ際には、そもそも石鹼カスとは何なのか、その汚れの性質を知ることが大切です。
私は今までそのことを知らずに洗剤を購入していたので、選び方を間違っていたと気づきました。
汚れに性質があるなんて知らなかった!洗剤選びの決め手になるのね!
少し大げさですが、敵を倒すには敵を知らなければなりません。やみくもに戦っても効果はありません!
石鹼カスは実は二種類あり!
ひとくちに石鹼カスと言っても、「金属石鹼」と「酸性石鹼」の二種類あるって知っていましたか?
それぞれの性質に対応した洗剤を使うことで汚れが中和され、効率よく落とすことができます。
私も石鹼カスの汚れに性質があるとは知らず、洗剤を買う時も液の特徴などあまり気にせずに選んでいました。
もっと早く知っていれば良かった!と後悔しています。
アルカリ性の石鹼カスをキレイに溶かす!!酸性洗剤5選
白く見える石鹼カスの正体は、金属石鹼(アルカリ性)です。
石鹼の成分である脂肪酸ナトリウムと水道水に含まれるミネラル分が混ざってできたもので、性質はアルカリ性です。
反対の性質である酸性の洗剤を使うと汚れが中和されて落ちやすくなります。
確かに浴室の汚れはしっかりこびりついて取れない印象がありますよね。私も毎日お風呂掃除をするのに重い腰を上げて取り組んでいます!!
ですが、汚れの性質を知った今がチャンスです!頑張ってチャレンジしてみましょう♪
ここからはアルカリ石鹸の汚れを溶かす商品を5つご紹介していきます。
水垢専用洗剤 茂木和哉
水垢専用洗剤茂木和哉は、きれい研究所から販売されている大ヒット商品です。
私は、「確実に汚れが落ちそう」と思わせるインパクトのあるパッケージに心惹かれました。
弱酸性タイプの研磨剤で、鏡や水栓の白い汚れがキレイに落ちてピカピカに!
こちらは研磨剤が配合されているので、曇り止め加工の鏡や、洗面器・椅子などのプラスチック製品には使えませんので注意してくださいね。
サラヤ石けんカス除去剤
引用 サラヤ公式HP
サラヤ製品業務用を取り扱っているサラヤプロショップから販売されている、サラヤ石けんカス除去剤は、その名の通りステンレス製品についた石鹼カスを落とし、キレイに保ちます。
業務用なので、しっかり汚れが落ちる印象がありますね。
使い方もスプレーして水で洗い流すだけ。こする必要はありませんので簡単にお掃除できちゃいます。
浴槽を洗うときにかがまなくていいこの商品は、私のような腰痛もちの方の救世主ですね。
お風呂用ティンクルすすぎ節水タイプW
引用 KINCHO公式HP
KINCHOから販売されているお風呂用ティンクルすすぎ節水タイプWは、お酢成分の酢酸とクエン酸のダブル効果で洗浄力アップ!
しつこい石鹼カス汚れもスッキリ落とします。
また、泡切れがよくすすぎが早いので時短・節水につながります。私にとってお風呂洗いは、どれだけ時短できるかが重要です!
毎日家事育児に忙しい主婦にとって時短は大事ですよね!
エコベール バスルームクリーナー
引用 エコベール公式HP
ベルギーで誕生し、今ではヨーロッパを中心に親しまれているエコベール。便利なスプレータイプのお風呂用クリーナーです。
弱酸性で石けんカスをスッキリと落とせるだけでなく、植物&ミネラル由来の洗浄成分で安全性や環境にも配慮しています。
私は子どもに家のお手伝いとしてお風呂掃除をしてもらっています。
子どものことを考えると、安心して使えるかどうかは選ぶ際のポイントになりますね。
爽やかなシトラスの香りとオシャレなボトルでお風呂掃除が楽しくなりそうです♪
クエン酸の激落ちくん 泡スプレー
水に溶かして使う粉状のクエン酸の激落ちくんもありますが、激落ちくん泡スプレーはそのまま使えるので手間もかからず簡単にお掃除できちゃいます。
酸性の泡が汚れに貼り付いて包み込み、石鹼カスの汚れを中和させて落とします。白く曇ったガラスも驚くほどキレイに!!
除菌プラスで除菌率99.9%の効果もアリ。
私はめんどくさがりなので、すぐに使える泡タイプは時短につながるので魅力的に感じました。
キュキュットクリア除菌
引用 花王公式HP
花王から販売されている食器用洗剤キュキュットクリア除菌は、キッチンで使っているおうちも多いのではないでしょうか。
こちらも液性は弱酸性。なんとお風呂でも使えるんです。
食器洗いと同じようにスポンジにつけてこするだけ!白い石鹼カスが落ちてピカピカになりますよ。
おうちにある方はぜひお試しくださいね♪
いつも使っている食器用洗剤が、まさかお風呂掃除でも活躍するなんて思っても見ませんでした。
ちょうど我が家の食器用洗剤として使っているので、実際にキレイに落ちるかどうか試してみたいと思います!
酸性の石鹼カスがキレイに溶かせる!!アルカリ性洗剤5選
排水溝付近などにたまりやすいベタベタした黒い汚れ。こちらは酸性石鹼です。
石鹼の成分である脂肪酸ナトリウムと皮脂汚れが、水道水に含まれるミネラル分と混ざってできたもの。性質は酸性です。
反対の性質であるアルカリ性の洗剤を使うと汚れが中和されて落ちやすくなります。
バスタブ水垢洗剤 茂木和哉
バスタブ水垢洗剤茂木和哉は弱アルカリ性で、水垢専用洗剤茂木和哉と違い、傷が付きやすいバスタブや浴槽の溝などにも使用できる点が特徴です。
しつこい皮脂成分と石鹼カスが混ざった黒ずみ汚れに効果大‼
黒ずみ汚れを落とすのは面倒で、今まで見て見ぬふりしてきましたが、これがあれば私もやる気になれそうです。
スクラビングバブル 石鹸カスに強いバスクリーナー
ジョンソンから販売されている、スクラビングバブルセットカスに強いバスクリーナーは、汚れている箇所にシュッとスプレーしてしばらくおき、スポンジでこすって流すだけ。
99.9%石鹸カスを除去とうたっているだけあって、楽にキレイにすることができます。
とにかく「楽にキレイになる」という言葉に弱い私にぴったりの洗剤です!
ルックプラス バスタブクレンジング
引用 ライオン公式HP
ライオンから販売されているルックプラスバスタブクレンジングは、浴槽全体にスプレーして60秒待つだけで汚れを無力化し、あとは水で流すだけで落ちるという画期的な洗剤です。
汚れのひどい部分はスプレーしたあと軽くこすると落ちますよ。
実はこちらは我が家で使用している浴室用洗剤ですが、弱アルカリ性という液性にも着目せず、とりあえず浴槽にスプレーして流して…と、適当に使っていました。
風呂のイスの黒ずみ汚れが気になっていたので、さっそく使ってその効果を試してみたいと思います!
パックスナチュロン お風呂洗いせっけん
太陽油脂から販売されているパックスナチュロンお風呂洗いせっけんは、環境に優しい植物油を主原料とした洗剤です。
弱アルカリ性で油汚れに強いオレンジオイルを配合しており、合成界面活性剤や合成香料、合成着色料不使用です。
先にご紹介したエコベール同様、安心して子どもにお風呂掃除をおまかせできると思いました♪
また、お風呂だけでなく油汚れの気になるキッチンや換気扇にも使えるので、これ一本あればお得なところも嬉しい限りです。
重曹の激落ちくん泡スプレー
重曹の激落ちくん泡スプレーは激落ちくん泡スプレーと同じく、重曹を溶かす手間がなく使えるラクチンタイプ。
シュッとひと吹きすれば泡が汚れに貼り付いて包み込み、しっかり汚れを中和させて落とします。
私は乾燥肌で手が荒れやすいので、なるべく刺激の少ない洗剤を選ぶようにしています。
弱アルカリ性で、同じくレックから販売されているアルカリ性のセスキ炭酸ソーダよりも手に優しいのは、選ぶポイントとしては高いと思います。
洗剤を使うときの注意点
洗剤を使うときは液性や使える材質を確認するなど、必ず使用上の注意をよく読んでくださいね。
特に研磨剤が配合されているものは使えない材質があります。そのまま使うとキズの原因や、材質を痛める原因となりますので注意しましょう。
私も経験がありますが、素手で使用すると手荒れの原因になりますのでゴム手袋着用は必須です。
石鹼カスをキレイにしよう!実際に洗剤を使ってみた!!その結果は?
我が家ではキュキュットクリア除菌(酸性タイプ)と、ルックプラスバスタブクレンジング(アルカリ性タイプ)を使っています。
実際にお風呂掃除をして、汚れの落ち具合はどうたったのかご紹介したいと思います。
スポンジにキュキュットクリア除菌をつけて少し泡立て、白い石鹸カスがこびりついていた棚をこすってみました。泡を流してみると、汚れがスッキリ落ちていました‼︎
こんなに簡単にキレイになるなんてビックリ!!
我が家の浴室は、幸いひどく目立つような黒ずみ汚れはなかったのですが、イスにざらついた汚れがあったので、ルックプラスバスタブクレンジングを直接スプレーしてこすってみました。
汚れはキレイに落ち、ザラついた感触がなくなり、ツルツルとした手触りに変わっていました。
まとめ
- 石鹼カスの性質は2種類ある
- 白く見える石鹼カスはアルカリ性の性質を持つ金属石鹼
- ベタベタした黒い汚れは酸性の性質を持つ酸性石鹼
- 汚れを落とすには反対の性質を持つ洗剤を使って中和させる
- 金属石鹼には酸性の洗剤がおすすめ
- 酸性石鹼にはアルカリ性の洗剤がおすすめ
石鹼カスの性質と汚れに合った洗剤の選び方、おすすめ洗剤をご紹介しました。
おうちにあるお風呂用洗剤を使ってゴシゴシこすっても落ちなかった石鹼カス。
汚れの性質を知り、中和させて落とすことで、浴室掃除の時短につながりますね。
毎日のお風呂上りに鏡や水栓、その他石鹼カスが付きやすそうな箇所に熱めのシャワーをかけ、スポンジで軽くこすることで格段に付きにくくなりますよ。
キレイなお風呂で入浴するのはやはり気持ちがいいですよね。快適なバスタイムを過ごせるよう、ぜひこの機会に清潔感のあるお風呂を目指しましょう!