食べ物や飲み物を温めたり、料理をするのにオーブンとレンジは欠かせない家電です。
特にオーブンは食材を温めるだけでなく、お菓子を焼くためにも使えるので、持っていると生活が豊かになりますね!
私も実家に住んでいる時は誕生日にケーキを作った思い出があります。
今はほとんどのオーブンにレンジが付いたオーブンレンジが主流です。
あなたはオーブンとレンジの違いをご存知でしょうか?
私は漠然とオーブンはお菓子を作れ、レンジは食品を温めるだけといったイメージを持っていました。
オーブンとレンジの大きな違いは加熱方法と作れる料理の種類にあります。
それぞれの違いを理解し、さらに世帯人数や予算に合わせたオーブンとレンジを選ぶことでより便利な生活を送ることができます!
また、最近話題のコンベクションオーブンについてもご紹介します。
オーブンとレンジは加熱時の電磁波に違いがあった!
最近は色々な種類や機能があって、どれを選べばいいのかしら。
まずは、あなたの生活にどんな機能が必要かを考えて購入しましょう!
オーブンやレンジに限らず家電製品を買った後、「あの機能が欲しかった!」「高価だったけどこの機能、要らなかったな」と思ったことはありませんか?
買った後に後悔しなくて済むように、それぞれにどういった機能があるのか、自分に何が必要なのかをしっかり理解することが大切です。
まず、オーブンとレンジの大きな機能の違いは加熱に電磁波が使われているかどうかです。
一般的に電子レンジと呼ばれている単機能レンジは、マイクロ波という電磁波の作用で食品を温めたり解凍します。
一方で、オーブンは四方からヒーターによって加熱することで、オーブン内の温度を一定に保ち食材を焼いていきます。
蒸し料理も可能なスチームオーブンは蒸気を使って食材の内部に火を通し、しっとり仕上げることができます。
しかし、色々な種類があって選び方が難しいと感じてしまいますよね。
私は家電製品に疎いので、温めることができれば良い!と思っていましたが、調べていくうちに高機能のオーブンを使ってみたくなりました!
オーブンとレンジの加熱方法の違いと、ヘルシーな料理を作れるスチームオーブンの加熱方法についても詳しくご紹介します。
レンジの加熱方法
レンジの加熱方法は、マイクロ波という電磁波を食品に当てて、食品の水分や油分を振動させて摩擦によって熱を発生させる方法です。
引用 TDK株式会社
例えば、満員電車を想像してみてください。電車の振動や乗り降りで人同士がぶつかると、だんだん暑くなってきますよね。レンジの加熱方法はこのような原理です。
一般的に電子レンジと呼ばれている単機能レンジは食品を温める機能のみなので、焼くという機能はありません。
最低限食品を温めることができればOKという一人暮らしの方が使用するのに向いています。
もちろん、一人暮らしでも料理やお菓子作りが好きな方はたくさんいらっしゃると思います。
私の友達は一人暮らしでしたが、趣味がお菓子作りなので立派なオーブンレンジを持っていました。
あなたの趣味や生活スタイルに合わせて、オーブン機能付きのレンジを買って料理をするのも良いですね♪
オーブンの加熱方法
オーブンの加熱方法は、ヒーターの熱でオーブン内の温度を一定に保ち食材を焼く方法です。
熱風循環方式と上下ヒーター方式の2種類あるので、1種類ずつご紹介します。
- 熱風循環方式・・・オーブンに内蔵されたファンで熱を循環し食材を焼く方法。コンベクション式とも呼ばれる。
食材全体をまんべんなく包み込むように焼くため、焼きムラが少ないというメリットがあります。
- 上下ヒーター方式・・・上下のヒーターでじわじわと食材を焼く方法。
高火力で表面をパリッと仕上げることができ、熱風循環方式(コンベクション式)に比べ価格が安いというメリットがあります。
オーブンレンジであれば、電子レンジの機能にプラスしてケーキやクッキーなどのお菓子、お肉を焼く機能もあるので便利です。
特にお子さんがいらっしゃるご家庭ではお菓子を作ると大変喜ばれますし、料理の幅を広げたい方にも向いていますね!
スチームオーブンの加熱方法
スチームオーブンの加熱方法は、外側から熱を伝える方法はオーブンと同じですが、100℃を超えた過熱水蒸気を使って食材の内部まで火を通す方法です。
一度水を沸騰させ水蒸気を発生させた後、さらに過熱することで100℃以上の過熱水蒸気となります。
過熱水蒸気は食材の乾燥を防いでしっとり、ふっくら仕上げる効果があります。
引用 TDK株式会社
また、「蒸す」機能も備わっているので茶碗蒸しなどを作ることもできますし、スチーム機能で油を落とせるのでヘルシー料理も作ることができます。
高機能な分価格は高くなりますが、オーブンだけでなくより美味しい料理を作ってみたい!という方に向いています。
ちなみに私は、恥ずかしながら主人が健康診断でコレステロール高めと言われているので、ヘルシー料理に挑戦してみたくなりました!
いろんな機能があるのね。スチームオーブン、使ってみようかしら?
オーブンとレンジの容量や価格の違いは?
機能も大切ですが、価格や大きさも気になるところですよね。
電子レンジ機能も付いたオーブンレンジの価格が高いのは分かりましたが、次に容量と価格の違いについてご紹介します。
単機能レンジやオーブンレンジに比べて、スチームオーブンは容量も大きく高価格になります。
一人暮らしや夫婦二人、ファミリーにおすすめの容量もご紹介しますので、ぜひオーブンやレンジを買うときの参考にして下さい。
オーブンとレンジの容量の違い
オーブンや電子レンジの容量の目安はリッターで表します。
オーブンレンジ、電子レンジはだいたい15L~30L、スチームオーブンは20L以上のものがほとんどです。
スチームオーブンは基本的に大きめということが分かりますね!
世帯人数ごとのおすすめの容量は以下の表の様になります。
世帯人数 | 容量 |
1人 | 20L以下 |
2人 | 20~25L |
3~4人 | 25~30L |
4人以上 | 30L以上 |
私は結婚後もしばらく独身時代に購入した20L以下の物を使用していましたが、温めるものが多いときは不便でした。
またオーブンを購入する際は、キッチンに充分な設置スペースがあるかどうかを確認しておく必要があります。
メーカーの公式サイトには、オーブンの大きさや重さなどが詳しく載っています。
さらに設置の際の、壁や天井との開けるべき距離も各公式サイトに載っているので、購入前にあなたの自宅に設置スペースがあるかどうかを確認しましょう。
僕は一人暮らしで部屋が大きくないし、20L以下がいいんだね。
オーブンとレンジの価格の違い
大きさやはもちろんですが、最も気になるのは価格ですよね。
どの家電にも言えることですが、やはり多くの機能が付いているものほど、価格は高くなります。
レシピを見ることができたり、スマホと連携できたりとたくさんの便利な機能が開発されています。
それぞれの相場を以下の表にまとめたので、参考にして下さい。
種類 | 価格 |
電子レンジ | 5,000円~10,000円 |
オーブンレンジ | 15,000円~30,000円 |
スチームオーブン | 25,000円~ |
私はスチームオーブンがすごく気になっているのですが、やはり高価ですね!
将来オーブンやレンジを買い替える際にはぜひ検討してみようと思います。
コンベクションオーブンはレンジなしだけど高機能!
あなたは「コンベクションオーブン」というオーブンをご存知でしょうか?
家電に疎い私は知らなかったのですが、料理好きの方々の間ではとても人気のオーブンです。
オーブンとして料理やお菓子を作れることはもちろん、トースターとしても代用できます。
コンベクションオーブンの加熱方法は、先ほど説明した熱風循環方式(コンベクション式)です。
短時間で高温になるので予熱時間が短く、効率的に熱が回るためムラなく仕上げることができます。
しかし本体が高温になるため広い設置スペースを取る必要があります。
さらにレンジ機能は付いていないのでコンベクションオーブン+電子レンジの2台持ちをする必要があります。
ここでは話題のコンベクションオーブンの特徴や、メリットとデメリットをご紹介します。
コンベクションオーブンの特徴
引用 アイリスプラザ
コンベクションオーブンの最大の特徴はコンベクション調理です。
コンベクション調理とは、先ほども説明した通りオーブン内のファンによって熱風を循環させて食材を加熱する調理方法です。
この熱風で食材を包み込み、まんべんなく焼き上げることができます。
表面は焼き色が付いているけど、側面はしっかり焼けていないかも?という心配がなくなりますね!
この機能を使うと、油を使わずにサクサクの揚げ物を作ることもできます。
私もノンフライ調理に興味を持っていたので、この機能は特に気になります!
コンベクション調理の他にも、3つの機能があります。
- オーブン機能・・・上下のヒーターで食材を加熱する機能。ローストチキンやお菓子作りにおすすめ。
- グリル機能・・・上部のヒーターで焦げ目をつけながら焼く機能。焼き魚など表面に焼き色を付けたい料理におすすめ。
- スローベーク機能・・・下部のヒーターでじっくり火を通す機能。蒸し料理・煮込み料理におすすめ。
これ以外にも、解凍やスチーム機能が付いている種類もあります。
コンベクションオーブンを持っていると、ほとんどの料理を作ることが可能ですね!
コンベクションオーブンのデメリット
多機能で便利なコンベクションオーブンですが、デメリットを2つご紹介します。
メリット・デメリットをよく吟味して、あなたに合ったオーブンを選びましょう。
【電子レンジ機能が付いていない】
コンベクションオーブンには、電子レンジ機能が付いていません。
レンジ機能で食材を温めたい時には、単機能レンジとの2台持ちが必要です。
2台持ちとなると、スペースがかなり広くなければ設置するのが難しそうですね。
【本体が高温になるため広い空間が必要】
調理中はオーブン本体がかなり高温になるため、設置にかなり広いスペースが必要になります。
すぐ近くに他の家電や物を置いたりするのは、高温による影響がないか不安ですよね。
もし先ほど説明した電子レンジ+コンベクションオーブンを2台持ちすると考えると、私が住んでいる狭い賃貸マンションでは残念ながら設置スペースがなさそうです。
まとめ
- レンジの加熱方法はマイクロ波という電磁波の作用で加熱する方法。
- オーブンの加熱方法は熱風循環方式・上下ヒーター方式の2種類があり、スチームオーブンは過熱水蒸気で食材の中まで火を通す。
- オーブンやレンジの容量は世帯人数によって適切な容量を選ぶ。
- 価格が高いのはスチームオーブン→オーブンレンジ→電子レンジの順。
- コンベクションオーブンは予熱時間が短く、様々な機能がありノンフライ調理も可能。
- コンベクションオーブンはレンジ機能が無く設置には広いスペースが必要。
最近のオーブンやレンジはこんなに種類や機能があるとは知りませんでした!
高機能のオーブンが1台あれば、ほとんどの料理はオーブンのみで作ることができそうですね。
あなたにはどんな機能が必要か、予算や設置するスペースもじっくり考えてオーブンの便利機能を使いこなして、充実した生活を送りましょう!