「女の子は子育てが楽で羨ましい」なんて言われたことはないでしょうか?
毎日色々悩みながら頑張っているのに、そんな事言われたらカチンときてしまいますよね。
男の子の子育てももちろん大変だけど、女の子の子育てだって十分大変です!!
一般的には、女の子のほうが男の子よりも早く心が成熟すると言われています。
年中さんぐらいになるとファッションにこだわったり、ママの真似をして兄弟に叱ったり、なんておませさんな一面が出てきます。
どちらも大変なことに変わりはないけれど、男の子と女の子では、子育て中に出てくる悩みが違います。
今回、女の子のママによくある子育てのお悩みをまとめてみました!
子育ての悩みは女の子と男の子で違う⁉女の子特有のお悩み5選!
私は男の子と女の子と二人の子供がいます。男の子と女の子それぞれが興味を示すものも異なりますが、子育ても違う部分で悩みがあります。
男の子の方は言葉が少なく、興味のあるものとないものの差が激しくて一時期とても悩みました。
逆に女の子の方はよく喋る上、意思疎通ができるのでそのような心配はありませんでした。
ですが女の子ならではの悩みはやはりありましたので、その点をご紹介いたします。
口答えをしてくる
一般的には、言語習得能力も女の子のほうが早いと言われています。
記憶力も良いので、図星な口答えや、認めざるを得ない皮肉を言ってくることもあります。
なにか指摘すると「ママも〇〇じゃん」なんて口答えされたり・・・
図星だからこそ、イラッと来てしまう場面もあるかもしれません。
また、子どもは真似をするのがとっても得意。
大人が話している言葉を聞いて、子どもは真似をしてしまいます。
ママと子どもが2人で話しているときだけなく、パパや友達との会話を聞いて覚えてくることも。
普段から話す内容や、喋り方についても気をつけていきたいですね。
マシンガントークをしてくる
口答えもできるおませな女の子たちは、お話も大好き!
忙しく家事をこなしている間に、その日の出来事をたくさん話してくれます。
ママが知らない間に何をしてたのか、聞けるのは嬉しいけど、一日の終りのマシンガントークはちょっと疲れちゃう・・・
他所では静かだけど、ママに対しては安心して話しちゃう、なんて子も。
ママだけには話してくれる、と思うと嬉しいけどやっぱり毎日は大変。
そんな時は、本を読んでもらったり、外に散歩に行ってみたりして、ママ以外のものに興味を持ってもらうよう工夫してみましょう。
友達関係がめんどくさい
女の子の人間関係は、男の子よりも複雑で、表面化しない場合が多いようです。
悪口を言ったり言われたり、仲間外れなんて問題も出てきます。
ママの知らないところで起きる問題のため、なかなか対処が難しい部分。
素直にお話してくれたらいいけど、言わずに秘密にしちゃう子も・・・。
普段から悩み事を言いやすい環境を作ってあげる必要があります。
他にはバレンタインやお誕生日会のプレゼント問題もあるようです。
悪口や陰口を言うことも
言う側と言われる側、それぞれ違った問題が出てきます。
悪口を言っちゃダメ!と言うのは簡単ですが、友達と話を合わせないと、今度は自分が仲間はずれにされる、なんてことも。
子どもたちの世界も大人たちの世界と同じように、複雑な人間関係があります。
万が一、言われる側になってしまった場合は、その子の自己肯定感を下げないように、しっかり気をつける必要があります。
仲間はずれにされた記憶はずっと残りますし、特に自分を否定された、と強く思ってしまいます。
そんな時はぜひ、共感をしながら話を聞いてあげてくださいね。
子どもが話したいだけ話をさせ、ご家庭でしっかりと子どものことを受け止めてあげましょう。
女の子らしくない場面も
ときには言葉遣いが乱暴になったり、活発に行動する子も出てきます。
そんなときに「女の子なんだから」などと性別を理由に叱ってはいけません。
人間の性格は「女の子らしく」や「男の子らしく」など性別で変わるものではありません。
「自分らしく」いられるように、受け止めてあげましょう。
車や電車、恐竜など一見男の子っぽいものが好きな女の子もたくさんいます。
個性として認め、否定せず接してあげましょう。
子育ての悩みランキング1位は「子育て中にイライラしてしまう」
子育て中のイライラは、誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。
小学生ぐらいになると、反抗的な態度を取られることもしばしば。
- 言うことを聞かない
- わがままを言う
- 大声で泣く
- なかなか行動しない
こんなときイライラしてしまうママが多いようです。
どんな方法でイライラを解消しているのでしょうか。
1人で抱え込まないようにする
家族やママ友、保育園や学校の先生に話すなど、一人で抱え込まないことが大切です。
話しているうちに自分の中で答えが出たり、解決に至らない場合でも、言葉に出すことによってスッキリすることも。
とはいえ、なかなか周りの人に話しづらい問題もありますよね。
そんな時は、「子育ての悩みを専門家に相談できる窓口」もあります。
ぜひ、こちらの記事も参考にしてみてください。
【保存版】子育てが辛い時は相談して周りの助けを求めましょう!!
ぜひ、そういった窓口も利用し、一人で抱え込まないようにしてくださいね。
子供を預けて出かける!
子供のことは大好きだけれど、たまには預けてお出かけしたい!と思ってしまう日もありますよね。
ママになったって、一人の時間は大切です。
育児放棄なんじゃ、なんて後ろめたくなる気持ちもあるかもしれませんが、ママがイライラしてしまっては子供にもよくありません。
預けられる人がいるのであれば、積極的にお願いしてみましょう!
一時保育を利用するという手もあります。
子供を預けられたら、普段我慢していることを精一杯楽しんできてくださいね♪
子供が寝ている間にこっそり楽しむ!
子供が寝た後を狙って、小さな贅沢をしたり、やりたいことをする、という声も。
- ちょっと高いお菓子やアイスを食べる
- 録画していたテレビを見る
- 日記を書く
- 本や漫画を読む
- 自分磨きのためのケアする
- ストレッチやヨガをする
- ゲーム、絵を書く、など趣味に没頭する
など、子供が起きている時にはできないことをこっそり楽しむママが多いようです。
インターネットで解決する!
SNSを通じて、同じ悩みを持っている人と出会うことにより、悩みを共有できたり、自分では思い浮かばなかった解決方法を見つけることができる場合も。
周りのママ友や旦那さんには言えないけど、顔の知らないSNS上でのママ友だからこそ話せる内容もありますよね。
他には、あえて育児とは全く関係ない人とネット上でやりとりすることにより、母親という立場を忘れることができる、という声もあります。
とにかく寝る!
もう何もしたくない!寝られる時はとにかく寝る!というママももちろん多数。
気持ちが落ち込んでモヤモヤしていても、寝て起きたらスッキリする事ってありますよね。
睡眠不足は、頭痛や疲労の蓄積、自律神経の乱れなどを引き起こす原因にもなります。
15〜20分の仮眠でもスッキリできる場合もあるので、是非試してみてくださいね。
ママと娘で仲良しすぎはダメ?距離感が近すぎると起きる問題
近くに自分の両親も義理の両親も居ない、旦那さんは仕事で忙しい、というご家庭も多いのではないでしょうか。
家の中でママと子供だけで行う育児のことを「母子カプセル」や「カプセル育児」と呼びます。
母子カプセルは悪いものなのか?というと、そうではありません。
むしろ2〜3歳ぐらいまでの母子カプセルは必要なもの。
その頃のママとの関係を支えにして、少しずつ周りの世界との関わりを増やし、一人でもやっていけるんだ、という自信をつけていきます。
ママに見守られながら、子供は少しずつ成長していく、というのが理想なんですが、ママが子供を母子カプセルに抱え込んでしまう、というケースがあります。
なんで母子カプセルが起きるの?
- 夫婦関係がうまくいっていない
夫婦関係がうまくいっていないと、子供にばかり目が向いてしまいます。
「子供が自立すると、自分が一人になってしまう」という気持ちから、子離れできなくなってしまうことが多いようです。
また、ママ自身が幼少期にから愛情に飢えていたりすると、ママの「愛されたい、必要としてほしい」という気持ちから子供に依存してしまい、母子共依存になってしまう場合もあります。
- ママの心の拠り所が子供だけになっている
子育てや家事が忙しく、自分のことに時間を使うことができず、気づいたら子供のことばかり考えているママも多いのではないでしょうか。
子供が小さいうちは、休みの日の過ごし方やお金の使い道など、すべての事が「子供のため」になってしまいがちです。
少しずつでもママ外の世界と関わりを持ち、自分の世界を持つようにしてください。
ママと娘、大切なのは適度な距離感
母子カプセルは、ママと子供ふたりの世界のため、なかなか気づきにくいものになります。
ママと娘は同性だからこその悩みがたくさんあります。
ついつい自分と重ねてしまい、「この子のことはなんでも知っている。」
「私はこうだったからこの子もこうに決まっている。」と、決めつけてしまう部分もあるかも。
好きな服や趣味なんかも、ママと娘では好みが違ってきます。
親子と言えども、ママと娘は全く別な人間同士です。
同性同士ですし同じ考えのはず!と思いたくなってしまいますが、ママの考えを押し付けるのではなく、娘の意見を尊重する必要があります。
女の子はコミュニケーション能力が高かったり、周りを見ることができる場合が多いです。
ですので育てやすいと言われることもありますが、その分トラブルの元になることも。
しっかり見守りつつも干渉はしすぎない、親子の丁度いい距離感を見つける必要があります。
同性同士、特有の悩みもたくさんありますが、将来一緒にファッションを楽しんだり、恋バナをしたりと楽しいことがたくさん待っています。
まとめ
- 女の子のほうが男の子よりも早く心が成熟すると言われているため、女の子特有の悩みがある
- 子どもたちの世界も大人たちの世界と同じように、複雑な人間関係がある
- イライラ解消法は人それぞれ!とにかく抱え込まないようにしよう
- ママと娘は別の人間であるということを忘れない
- ママと娘の距離感が大事
ついつい生意気な態度にイラッとしてしまうこともたくさんあるかと思います。
そんな時もママは息抜きをしつつ、適度な距離感を持ちながら接していきたいですね。