麦茶ポットといえば“夏に使うもの”というイメージがありますが、実はセリアの麦茶ポットは 一年中活躍する万能アイテム。
私は実際に冬〜夏まで長く使ってきましたが、手軽さ・デザイン・コスパのバランスがとても良く、100均とは思えない便利さがあります。
この記事では、セリアで買える麦茶ポット5種類を実際にチェックしたうえで、
- サイズ感
- 持ちやすさ
- 耐熱性
- 洗いやすさ
- 横置きできる?できない?
- どの家庭に向いてるか
などを写真付きでわかりやすくレビューしていきます。
「100均の麦茶ポットはどれを選べばいいの?」
「セリアは本当に優秀?」
という疑問が一気に解決する内容になっていますよ。
100均麦茶ポットの選び方|失敗しないための3つのポイント

麦茶ポットは一見どれも同じに見えますが、実は素材・フタの構造・耐熱温度などのちょっとした違いで、使い勝手が大きく変わります。
特に100均の商品は「安いぶん選び方で失敗しやすい」ので、事前にポイントを押さえておくと後悔しません。
ここでは、初心者さんでもサッと判断できるように、100均麦茶ポットを選ぶときにチェックしたい3つのポイントをまとめました。
① フタの密閉力(液だれ・横置きできるか)
100均の麦茶ポットはほとんどが“完全密閉ではない”ため、横置きはNG。
ただし、フタのつくりは商品によって差があるので、
- パッキンの有無
- フタがしっかり閉まるか
を必ず確認しましょう。
② 耐熱温度(熱湯OKかNGか)
セリアの麦茶ポットは“本体は耐熱でも、フタが耐熱じゃない”というパターンが多いです。
熱湯を使うつもりなら、必ず耐熱温度をチェックしましょう。
基本は「冷ましてから入れる」タイプと思っておいたほうが安心です。
③ 形状とサイズ(冷蔵庫に入るか・持ちやすいか)
冷蔵庫の扉ポケットに入れたいならスリム型、一度でたくさん作りたいなら2Lタイプなど、生活スタイルに合わせて選ぶのがコツ。
特にセリアは
- スリム型
- クリア素材
- くびれデザイン
など種類が多く、目的に合わせて選びやすいです。
選び方を押さえておくと、このあとの セリア商品の紹介がさらにわかりやすく なるので、気になるポイントがあればチェックしてみてくださいね。
セリアの麦茶ポットはどれがおすすめ?最新ラインナップを徹底チェック

セリアの麦茶ポットは種類が多く、一見どれも似ているように見えますが、実際に手に取るとそれぞれまったく違う特徴があります。
ここでは、私が実際に店舗で確認した全種類を、写真つきでご紹介します。
【1】PETウォーターボトル 1.5L(冷水専用)

★ 結論:デザイン可愛い!でも熱湯は使えないタイプです。
格子状のクリアデザインがすごく可愛くて、並べてあるだけで気分が上がるボトルです。軽くて持ちやすく、側面の凹みが手にフィットしやすいのも魅力でした。
ただしこれは 冷水専用。
耐熱温度は本体が50℃ほどで、熱いお湯は入れられません。 私は“朝に熱湯から麦茶を作る事が多い”のでそういったご家庭には不向きなタイプです。

PETウォーターボトル。クリアで軽く、デザインが可愛いタイプ。
【2】スリムクーラー 1L

★ 結論:1〜2人暮らしならちょうどいいサイズ感。
とてもスリムで、手に自然にフィットします。冷蔵庫のドアポケットにもすっぽり入り、扱いやすい形でした。
私は4人家族なので「1Lでは足りない…」と感じましたが、
- ひとり暮らし
- 夫婦ふたり暮らし
- 飲む量が少ない家庭
こういうケースなら扱いやすく便利です。

スリムで持ちやすい1Lタイプ。少人数家庭向け。
【3】PETカラフェ(800mL / 1L)

★ 結論:デザイン重視ならこれ!見た目が可愛すぎる。
PETカラフェは、くびれのある形がすごく可愛いデザインで、冷蔵庫に入っているだけでテンションが上がりそうでした。
くびれがあるおかげで、手が小さい女性でも持ちやすく、注ぎやすいのが特徴です。ただし容量はその分小さめ。
私のように毎日2L作る家庭には向きませんが、
- デザイン重視
- 少人数家庭
- 常備用の飲み物を少量だけ作りたい
という方にはぴったりです。


くびれが可愛いPETカラフェ。持ちやすくおしゃれなタイプ。
【4】ONE PUSH ピッチャー 1000ml

★ 結論:可愛さトップクラス!保存容器としても優秀。
ひと目見て「麦茶ポットっぽくない!」と感じるほどおしゃれでスリムなデザインが魅力的。
ただし容量は1Lのため、私の家庭では「毎日の麦茶用には足りない」と感じました。
でも、この形は乾物やパスタ容器としても使いやすいので、別用途ではかなり優秀です。

ONE PUSH ピッチャー。スリムで生活感が出ないデザイン。
【5】持ち手付き給水ボトル 1.55L

★ 結論:持ちやすいけど、幅が広くて冷蔵庫では場所を取るタイプ。
持ち手がしっかりしていて安定感はあります。しかし、本体が太く存在感があり、冷蔵庫のどこに置くか少し悩むサイズでした。
私は「牛乳パックの場所に入るかな…?」と感じたように、収納面の自由度は低いです。
麦茶ポットとしては積極的に選ばなくても良いタイプですが、水用の給水ボトルとしてはアリです。

幅広タイプの給水ボトル。持ち手付きで扱いやすいけど場所は取ります。
【6】お茶クーラー 2L(定番)

★ 結論:家族向けの“最強バランス型”。私のような子育て家庭ならコレ!
お茶クーラーは昔からある定番の形ですが、やっぱり使いやすい!
側面の大きな凹みのおかげで2Lでも持ちやすく、注ぎ口も広いのでお茶パックがそのまま入ります。
本体は耐熱120℃なので、私のように“朝に熱湯から麦茶を作りたい家庭”にはぴったり!

お茶クーラー2L。耐熱性があり、お茶パックが丸ごと入る万能タイプ。
【結論】セリアの麦茶ポットおすすめ3選(用途別)

セリアの麦茶ポットをすべて実物で見た上で、私が選んだ 本当におすすめできる3つ をまとめました。
1位:お茶クーラー 2L(家族向け総合BEST)
- 2Lで使いやすい
- お茶パックが丸ごと入る
- 耐熱120℃で熱湯OK
- とにかく扱いやすい
→ 4人家族の私も「これなら毎日使える」と感じた最適解!
2位:PETカラフェ(デザイン重視BEST)
- 見た目が可愛い
- くびれで持ちやすい
- 少量の飲み物向け
→ キッチンに生活感を出したくない人にぴったり。
3位:スリムクーラー 1L(少人数家庭BEST)
- 軽くて扱いやすい
- 手が小さい女性でも持ちやすい
- 冷蔵庫で邪魔にならない
→ ひとり暮らし・ふたり暮らしにおすすめ。
100均セリアの麦茶ポットを使用する上での注意点4つ

こちらでは100均一セリアの麦茶ポットを使用する上での注意点をご紹介します。
セリアの麦茶ポットはシンプルで使いやすい物が多いのですが、ほぼ全てプラスチック製でした。
プラスチック製だからこその注意点が見えてきましたので説明します。
注意点①:熱湯を注いではいけない
1つ目にご紹介する注意点は熱湯を注いではいけないことです。
どの麦茶ポットも耐熱温度は120度と高めですが蓋やキャップが100度を超えていないものが多いです。
つまり注ぐ際に熱湯が触れると耐えられないことが考えられます。
また容器も熱湯には耐えられる温度ですが、ラベルをみると変形うるおそれがあるので冷めてからいれるように記載されていました。
可能であれば熱湯を冷ましてからセリアの麦茶ポットへ注ぐようにしましょう。
注意点②:横置きしてはいけない
2つめにご紹介する注意点は横置きしてはいけないことです。
セリアの麦茶ポットは冷蔵庫に立てて保管する設計のものが多いので、横置きはできません。
もし横置きにしてしまうと麦茶が漏れてしまい、冷蔵庫が水浸しになってしまいます。
横置きのポットを探している方は下記記事でも詳しくご紹介していますのでご参考ください。
注意点③:電子レンジや食器洗浄機・乾燥機は使用不可
3つ目にご紹介する注意点は電子レンジや食器洗浄機・乾燥機は使用してはいけないことです。
容器や蓋で使われている素材が電子レンジや食器洗浄機に対応しているものではありません。
使用してしまうと変形したり、破損してしまう可能性がありますので使用しないようにしましょう。
注意点④:冷凍してはいけない
最後にご紹介する注意点は冷凍してはいけないことです。
本体や蓋は−20度まで耐えられるように作られていますが、水が凍ることで起きる膨張圧で破損する可能性があります。
冷たい麦茶を早く作ろうと冷凍庫に入れて冷凍するのは避けましょう。
冬でも使いやすい?麦茶ポットの意外な活用法【1年中ムダなく使える】

麦茶ポットは「夏だけ使うもの」というイメージを持っている方も多いですが、実は冬〜春にもとても便利なアイテム。
むしろ、100均の軽くて扱いやすい麦茶ポットは、冬の家事・飲み物管理との相性がかなり良く、冷蔵庫のスペース活用にも役立ちます。
ここでは、季節性によるアクセス低下を防ぎつつ、読者が「冬でも使ってみようかな」と思えるような“1年中使える活用法”をまとめました。
実際に使っている読者にも役立つ内容なので、安心して取り入れられます。
● 白湯や常温飲料の保管にちょうどいい
冬は温かい飲み物を飲む機会が増えますが、白湯を常温でストックしておくのにも麦茶ポットが大活躍。
軽くて扱いやすいので、朝の忙しい時間でもサッと手に取れます。
特にスリムタイプはキッチンカウンターにも置きやすく、家事動線のじゃまになりません。
● 水筒・タンブラーの“補充タンク”として便利
冬でも水筒に常温の水や薄めたお茶を入れて持ち歩く方は多いですよね。
麦茶ポットに常備飲料を作っておくと、補充がとてもラク。
冷蔵庫のドアポケットに入るタイプなら、家族全員が取りやすい場所に置けるので動線が快適になります。
● 冬は衛生的に使いやすいメリットも
冬は気温が低いため飲み物の劣化スピードがゆっくりで、冷蔵庫の開閉回数も夏ほど多くありません。
セリアの麦茶ポットは部品が少なく洗いやすい商品が多いので、冬場でも衛生管理がしやすく、安心して毎日使えます。
● “粗熱が取れるのが早い季節”というメリット
麦茶ポットは熱湯NGのタイプが多いですが、冬は外気が冷たいため粗熱が取れるのが早いのもポイント。
湯冷ましを作っておく場合や、ティーバッグ飲料を作るときに「冷めるのを待つ時間」が短くなり、家事の流れがスムーズになります。
● 冬の食事と相性が良いドリンク作りにも
麦茶以外にも、
- ほうじ茶
- カフェインレスのティーバッグ
- ハーブティーの作り置き
など、冬に飲みやすい常温〜冷えた飲み物を作るときにちょうどいい容量と軽さ。
特にセリアのPET冷水筒シリーズは「透明で残量がわかりやすい」ため、家族でシェアする飲み物のストックにも最適です。
● キッチン収納の“省スペース化”にもなる
冬は鍋、やかん、スープポットなど、キッチンに置くものが増えがち。
そんなときにスリム型の麦茶ポットは「立てて収納できて場所を取らない」ので、冬のキッチンをスッキリ保ちやすくなります。
麦茶ポットは夏だけのもの…と思われがちですが、ちょっとした工夫で冬でも十分に活躍してくれます。
季節に左右されにくいアイテムとして活用できれば、100均アイテムをムダなく使えて、家事の効率もぐっと良くなりますよ。
まとめ|100均麦茶ポットはセリアが優秀!迷ったらこの3つでOK

100均の麦茶ポットは種類が豊富で迷いやすいですが、セリアの商品はどれも軽くて扱いやすく、実際に手に取ってみると“価格以上に使いやすい”ものが多いと感じました。
今回わたし自身が店舗で全種類を触って比べてみたところ、家族構成や作る量によって選ぶべきアイテムが大きく変わることがはっきりわかりました。
そこで、用途に合わせて失敗しにくい3つをまとめています。
● 家族でたっぷり作りたいなら → お茶クーラー2L
2L作る家庭にはこれが一番実用的でした。
大きめの凹みで持ちやすく、お茶パックがそのまま入る注ぎ口の広さも便利。耐熱も十分なので、温かいお湯を使ってそのまま作れるのが助かります。
● 1〜2人暮らしで可愛いデザイン重視 → PETカラフェ
くびれがあって持ちやすく、見た目がとても可愛いタイプです。
ただし容量は少なめなので、家族向きというより少人数向き。冷蔵庫に入っていてもスッキリ見えるのが魅力でした。
● スリムで扱いやすいものが欲しい → スリムクーラー1L
形がスリムで片手でも持ちやすく、冷蔵庫の隙間にスッと入ってくれます。
1〜2人なら十分ですが、わが家のように4人だと少し容量不足だと感じました。
麦茶ポットは夏のイメージが強いですが、冬でも白湯やほうじ茶の常温ストックなどで意外と使えます。
どの季節でも使いやすいのは軽くて洗いやすいセリアならではだと思いました。
自分の生活スタイルに合わせて選ぶと、毎日の飲み物づくりが本当にラクになります。
ぜひ、あなたの使い方に合う1本を選んでみてくださいね。


