子どもは可愛いけれど、毎日の子育ては思い通りにいかないことの連続です。
子育て疲れが取れないと家事がスムーズに進まないストレスや、ずれ込んだ家事などが溜まってイライラしたり、逃げたい気持ちにもなるでしょう。
他にも家事をやることがたくさんあり、体がいくつあっても足らない状態では、身体や心も疲れ、気持ちに余裕がなくなります。
原因は自分の時間がなくなり、ワンオペ育児でストレスを抱えやすく、心身ともに疲れが溜まりやすいから。
子育てで疲れが取れないと困っているのは、いいお母さんだからです。
日々、時間に追われ頑張っているお母さんが、辛くて取れない子育て疲れを解消する方法をご紹介します。
子育て疲れが取れない!! その原因とは!?
子育て疲れが取れない原因を考えたことはありますか?
原因は自分の時間がなくなり、ワンオペ育児でストレスを抱えやすく、心身ともに疲れが溜まりやすいから。
子どもを24時間365日危険から守ろうとし、緊張状態が続くのですから気が休まらないでしょう。
夫は仕事が忙しいからと、自分ひとりでなんとかしようとしていませんか。
子育て疲れが取れないのも無理もないでしょう。
子育て疲れを取るリフレッシュ方5選!
それでは子育て疲れを取る5つのリフレッシュ法をご紹介します。
子育てに疲れてしまって疲れが取れないあなたに参考になれば幸いです。
イライラしたり余裕がなくなるのは当然なこと
心に余裕がなくなると、怒ったりイライラしてしまい、自分の子どもなのにかわいいと思えなくなるもの。
でも、それが自然で当たり前ではありませんか。
できない時や時期があるのも自然で当たり前なことです。
私は、できていないところばかりを見て、自分を責め、自己嫌悪になり子どもに対して「こんな母親でごめんなさい」と罪悪感を感じたり…。
血がつながっている母親とは言え、子どもとは別人格の一人の人間で完璧ではありません。
自分を責めても、なにもいいことはありません。
そんな時は、ただただ、「いまはイライラするんだね」「できない時があって当然だよね。」と受け止めてあげること。
自分で自分に言い聞かせるように、心の中で思うことを心がけてみましょう。
自分に優しくする時間をつくる
毎日がんばっているけど、ガミガミ怒ったり、子どもに当たっては後悔し、自己嫌悪になるお母さんが少なくないと思います。
ですが、自己嫌悪になるということは、お母さん自身が優しいからなのです。
子育てをしていると褒められたりする機会がなかなか少ないものです。
むしろ、もっとがんばらないといけないようなことを言われる機会もあるかもしれません。
日々、子育てや家事・仕事をがんばっている自分を「許し、認め、いたわる」をやってみましょう。
怒ってしまったこと自分を責めるのではなく、そんな日もあるよねと、「許し」。
あれができなかった、これもできなかったではなく、少しでもできたことを、「認め」。
今日一日、子育てに家事に仕事にとがんばった自分を、本当によくやっているよと、「いたわる」。
なぜ自分に優しくする時間が必要かと言いますとお母さんが自分に優しくした分だけ、子どもにも優しくできるからです。
一人の時間をつくる
上記の自分優しくすると似ているかもしれませんが子育てをしていると自分のことは後回しになりがちです。
少しでもいいので「自分ファーストの時間」をつくりましょう。
- 自分が食べたいもの・好きなものを作り、食卓に出す
- アロマやキャンドルを灯すなどリラックスを感じること
- 早朝、散歩に行く
- 深呼吸をする
など、毎回でなくていいのです。
ご自身の趣味や好きなこと、身近で簡単なことを少しずつできることをやってみましょう。
子育ての疲れが取れず辛い思いをしているのはお母さんです。
そのお母さんが辛い思いしていることは、子どもながら敏感に感じとる子もいます。
まずは、お母さんが穏やかに過ごせる時間が少しでも増えることが、子どものためになるのです。
いい母・いい妻をやめる
「お母さんはこうあるべき」「良妻賢母」という思いがあると、どうしても自分を否定しがちです。
また、周りのお母さん達と比較して、「自分は親らしいことをやれていないのではないか」と思っていませんか。
そして、一人の時間ができてもこれぐらいの家事ならやれると、こなしていませんか。
お母さんが無理をして倒れたら本末転倒です。
完璧主義にならず、少しぐらい手抜きをしましょう。
お母さんだって得意、不得意があるのは自然なことです。
私は、アイロンがけが苦手で時間が物凄くかかるうえ、しわが残ります。
ストレスのなにものでもないアイロンがけ。地味ですが時間がかかりますよね。
そこで、「アイロンがけが苦手だからクリーニングにお願いしたい」と夫に伝えたところ、夫自身がアイロンをかけてくれるようになりました。
してくれるようになったのは夫が一人暮らしの経験があったからだと思います。
「できること」と、「できないこと」を分けて考え、苦手なものは誰かに頼んでみたり家事代行サービスや一時保育を利用するのもいいでしょう。
第3者と話をする
子育ての悩みや辛さを実家の母親やママ友などに、話をすることで気持ちが楽になります。
ただ、話をしても辛さを理解されないということもあります。
私は身内に辛い気持ちを話しても、「あなたのやり方が悪いからでは?」と共感すらされず、責められたことがあります。
ただただ、情けなく、むなしい気持ちになり、心理的に追いつめられた経験があります。
そんな時は、子育てカウンセリングを試してみるのもおすすめです。
カウンセラーさんとの相性を見極めるために、初回無料などのカウンセリングを提供しているところもあります。
初回無料のカウンセリングをお試ししてみるのもいいでしょう。
また、お住まいの市区町村に子育て相談の窓口があるか、ホームページや市報・広報誌などで確認してみましょう。
- カウンセリングを受けるのに抵抗があるのでしたら、厚生労働省の相談窓口の一覧を。
- 内閣府で「子育て支援パスポート事業」が実施されており、都道府県別にリンク先があるので確認しましょう。
- 子育てのサポートというのも各自治体で受けられるようになっています。
いかがでしたでしょうか。国を始めあなたのお住まいの自治体で子育てサポートするサービスはたくさんあります。
ぜひ調べてみて、ちょっとした勇気をもって相談してみてくださいね。
子育て疲れ解消をおすすめする理由
心と体は繋がっていると言われています。緊張すれば心も体もガチガチになるでしょう。
長く緊張している状態が続いたうえに、「ほっ」とする時間がないとお母さん自身に余裕がなくなり笑顔が減りますよね。
お母さんが自分を大切にすることが、周りを幸せにすることに繋がるからです。
子どもはお母さんの笑顔がなによりも大好きだと思いますよ。
まとめ
- 原因は自分の時間が取れず、ワンオペ育児になっていること
- イライラしている自分を責めなくていい
- 日々がんばっている自分自身をいたわろう
- 得意・不得意があるのが自然だから誰かを頼ろう
- 誰かに話を聴いてもらって、辛い気持ちをため込まないようにしよう
子育て疲れを解消できる方法をまとめてご紹介しました。
子どもがいると普段のペースが乱れるのも当然です。
無理を重ねてお母さんが倒れたら、子どもも寂しい思いや辛い思いをさせてしまいます。
そうならないためにも、お母さんが少しでも心身ともに休めるような工夫が必要です。
子どものことも大切ですが、まずはお母さんが自分を大切にすること。
子どものことで悩むのは優しいお母さんだからこそですし、お母さんの内側には大きな愛情があることに気づいていますか。
家族みんなが笑顔で過ごせるのがなによりですね。