あなたは日焼け止めが塗ってから何時間くらいもつかご存知でしょうか。
私は以前まで朝出かける前にさっと塗ってそれ以降はあまり塗り直しませんでした。
日焼け止めは朝塗ったまま塗り直さないでいると、徐々に効果が薄れてきます。
そして、気づかない間に紫外線ダメージを受け将来シミやシワになってしまうかもしれません!
しかし、日焼け止めは何時間くらい効果がもつのか知っておけばこのようなことは防げます。
実は日焼け止めが何時間くらいもつのかは一概には言えませんが塗り直しは2、3時間ごとに必要です!
今回は日焼け止めの塗り直すタイミングや正しい塗り方について調べました。
また、化粧の上から塗り直す方法もご紹介していますので、こまめに正しく塗ってしっかり紫外線をブロックしましょう!
日焼け止めは塗ってから何時間効果がもつ?
日焼け止めは商品や使用する状況によってどれくらい効果がもつか変わってきます。
日焼け止めは肌にのっているときに効果を発揮するので、肌から取れる前に塗り直す必要があります。

そうは言ってもいつ塗り直したらいいの?
そこで、日焼け止めの塗り直すタイミングや取れてしまう原因をご紹介します。
正しいタイミングでこまめに塗り直せば、日焼け対策もバッチリです♪
日焼け止めは2、3時間ごとに塗り直しが必要!
日焼け止めはだいたい2、3時間の塗り直しが必要と言われています。
厚生労働省の「紫外線環境保健マニュアル2008」にもこのことがきちんと書かれています。
落ちたと思ったときにすぐに重ね塗りするか、そうでなければ、2、3 時間おきに塗り直し(重ね塗り)をすることをお奨めします。
引用:厚生労働省
私は以前まで「SPFやPAが高い日焼け止めなら大丈夫でしょ!」と考えあまり塗り直していませんでした。
学生の頃はテニス部でしたが紫外線対策も適当で、かなり焼けていた時期もあります。
しかし、最近顔のシミやそばかすが気になりだしてこまめに塗り直せば良かった反省しています。
日焼け止めはSPFやPAに関わらず2、3時間おきに塗り直しましょう!
日焼け止めの塗り直しが必要な理由
日焼け止めは主に以下のことが原因で少しずつ取れてしまうので、塗り直しが必要になります。
- 汗や皮脂
人は気づかないうちに汗や皮脂が出ているので、その影響で日焼け止めも取れてしまうことがあります。
- 手やハンカチなどが肌に触れたとき
私はよく頬杖をついたり目をこすったりしますが、このように顔に触る癖がある方は注意が必要です。
また、衣服で擦れた時やハンカチで汗を拭いたときなども取れてしまっている可能性があります。
このように「日焼け止めとれたかな?」と感じたときは塗り直しがオススメです。
SPFとPAとは?
日焼け止めには「SPF」と「PA」の表示がありますが何を表しているかご存知でしょうか。

私はこの2つをよく知らずにとにかくSPFとPAが強いものを購入していました。
ここではSPFとPAについて違いや特徴をご紹介します。
SPFは1から50+まであり、UVBを浴びたとき何も塗っていない肌に比べどれくらいの時間赤みが出るのを防止できるかを表しています。
数値が高いほうがよりUVBから肌を守ってくれますが、肌への負担も大きくなってしまいます。
PAは+から++++まであり、+が多いほどUVAから肌をより守ってくれます。
いつもSPFやPAが高いものを使用していると肌の負担になるので、下の図のように外にいる時間や場所によって使い分けるのがオススメです。
引用:厚生労働省
炎天下の日に屋外で活動する日はSPFやPAが高いほうがよいですが、散歩や買い物など日常生活では低いものでも十分です。
日焼け止めは正しく顔や体に塗って効果を高めよう!
日焼け止めってついつい自己流で塗ってしまいがちです。

そういえばどうやって塗るのが正しいか知らないな
友達や家族が日焼け止めを塗るのを見ていると、人によって様々な塗り方をしています。
私自身日焼け止めの正しい塗り方を知らず、ずっと適当に塗っていました。
日焼け止めは間違った方法で塗っていると効果が落ちてしまったり、塗りムラになることがあります!
ここでは日焼け止めを顔や身体にどのように塗るのが正しいのかをご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
顔への塗り方
あなたは日焼け止めをどのように顔に塗っていますか?
私は手に日焼け止めを出して擦り合わせてから適当に顔につけていました。
このように間違った塗り方をしていると、塗れていない部分や塗りムラが発生する可能性があります。
正しく塗ることで日焼け止めを全体に均等に塗ることができるので、その方法をご紹介します。
- しっかりと肌を保湿する
- 日焼け止めを適量(商品に記載されている量)手に出す
- 両頬・額・顎・鼻の5か所に置く
引用:資生堂 - 指全体を使い両頬になじませる(内側から外側に向かって)
- 額・顎は中心から外側に、鼻は上から下になじませる
- 目も中心から外側に(目頭から目尻に)優しくなじませる
日焼け止めを塗る前にしっかり保湿することで、皮脂が過剰に出るのを防ぎ日焼け止めを取れにくくします。
日焼け止めは量が少ないと十分な効果を得られないので、しっかりと適量を塗りましょう!
日焼け止めの身体への塗り方
次は腕や脚、首など身体への日焼け止めの塗り方をご紹介します。
- 塗りたい部分に日焼け止めを直接線状(ストローくらいの太さ)に出す
- 手のひらで包み込むように伸ばしていく
引用:資生堂
また、首は適量を手に出して俯いたり見上げたりして皮膚を伸ばして塗りましょう。
私は以前までは手に出してから身体に塗っていたので、ストローぐらいの太さで直接肌につけると量が多いように感じました。
しかし、このくらいたっぷり塗ったほうが塗りムラも防げ日焼け止めの効果も十分発揮することができます!
正しい量と塗り方をマスターしてしっかりと日焼け対策しましょう。
日焼け止めは化粧の上からならスプレーやパウダーが良い
化粧をしていても日焼け止めの塗り直しは必要です。
しかし、化粧の上から液体やミルクタイプの日焼け止めを塗り直すのは変になったり厚塗り感が出てしまうので嫌ですよね。
そんなときはスプレータイプやパウダータイプを使いましょう!
化粧を崩すことなく日焼け止めを塗り直せるのでとても便利です。
ここではそれぞれの使い方を紹介しているので、ご自身がやりやすい方法で塗り直してください♪
私はスプレーとパウダーどちらも持っており、状況によって使い分けています。
また、化粧崩れがひどい場合の塗り直し方法も紹介しているので汗で化粧がよれることが多い方は参考にしてください!
スプレータイプの日焼止めの正しい使い方
スプレータイプの日焼け止めはシュッとするだけで塗り直せて便利ですよね。
あなたは化粧の上からスプレータイプの日焼け止めを使うとき、どのように使っていますか?
私はいつも顔に直接スプレーをかけていましたが、この塗り方はムラになってしまうのであまりオススメしません。
そこで、正しい使い方をご紹介します!使用する日焼け止めは「化粧の上から使用可能」と表記されているものを選びましょう。
- ティッシュなどで顔を抑えて余分な皮脂を取っておく
- 振ってから使用するタイプのものは最初によく振る
- 顔ではなく手のひらにスプレーを出す
- 手のひら同士を合わせて広げる
- 顔を手で包み込み丁寧になじませる
- 日焼け止めのべたつきが気になるときは上からパウダーを重ねる
顔に直接出すのではなく、一度手のひらに出してからなじませるのがポイントです。
眉間や小鼻、唇など凹凸のある部分は塗り残しがあることが多いので注意が必要です。
パウダータイプの正しい使い方
化粧の上から日焼け止めを塗り直すにはパウダータイプも使いやすいですよね。
パウダータイプだとUVケアと同時に化粧直しもできるのでオススメです!
早速パウダータイプの日焼け止めの塗り方をご紹介します。
- スプレレータイプのときと同様に顔の余分な皮脂を落とす
- パフを使って肌にポンポンとパウダーをのせていく
- 口や目の周辺など凹凸がある部分はパフを折ってのせたり、ブラシを使う

私はUVケアと同時にテカリも抑えたいのでパウダータイプを使っています♪
特に夏場はテカリが気になるので、私のようにテカリが気になる方はパウダータイプのほうが良いですね。
化粧崩れがひどいときは1度オフしよう
夏場にアウトドアやお子様の行事などで、外で長時間動いていると化粧崩れが気になります。

私も夏にバーベキューをしていたとき、鏡をみると顔がドロドロで驚きました。
このような場合は軽くファンデーションを落としてから塗り直しましょう!
化粧崩れがひどい場合の日焼け止めの塗り直し方法についてご紹介します。
- ティッシュを使い余分な皮脂を落としておく
- 乳液をしみ込ませたコットンか、化粧落としシートを準備する(拭きとるタイプの化粧落としをしみ込ませたコットンでも大丈夫です)
- 1で準備したもので化粧がよれていたり皮脂が過剰に出ている部分をやさしくふき取る
- 普段お使いの日焼け止め(液体・ミルクタイプなど)をなじませる
- ファンデーションはいつもより少な目でなじませる
- フェイスパウダ―をのせる
液体やミルクタイプの日焼け止めを化粧の上からそのまま塗ると、厚塗り感が出てしまいますよね。
この方法だと厚塗り感もなくきれいに仕上がるので、化粧がよれてしまっても安心です♪
また、Tゾーンなど顔の一部だけファンデーションがよれているときなどもこの方法で直すことができるので覚えておくと便利です。
私は仕事終わりにそのまま出かける日などは、夕方この方法で直しています!
まとめ
- 日焼け止めは2、3時間ごとの塗り直しが必要
- 汗や皮脂、こすれなどで日焼け止めが落ちたと感じるときはすぐに塗り直す
- SPFやPAは状況によって強さを使い分ける
- 顔は5点置きで内から外になじませる
- 身体は肌に直接ストロー状に出す
- 化粧の上から塗り直す場合はスプレーやパウダータイプがオススメ
- 化粧崩れがひどいときは一度軽くオフして塗り直す
将来のために紫外線対策はしっかりと行いたいですよね。
日焼け止めをこまめに塗り直し、正しい方法でつけて紫外線をブロックしましょう!
そして、いつまでもシワやシミの無い若々しい肌でいれたら嬉しいですね♪