あなたは、日焼け止めを出かける何分前に塗っていますか?
朝は忙しいから、家を出る直前にサッと塗って出かけている…という方も多いようです。
実は、出かける直前に塗っていると、日焼け止めの効果が発揮できていないかもしれません。
せっかく紫外線対策を頑張っているのに、いつの間にか日焼けやシミができていたら悲しいですよね。
そこで、日焼け止めを出かける何分前に塗るのが一番良いのか、一緒に見てみましょう。
何分前に塗ると効果が高いのか、日焼け止めの効果を持続させる方法などを詳しくまとめています。
日焼け止めを正しく使って、一年中綺麗な肌を保ちましょう♪
日焼け止めは出かける何分前に塗ればいいの?
日焼け止めを塗るタイミングについては、様々な意見があるようです。
では一体、出かける何分前に塗るのが一番良いのでしょうか。
出かける15~20分前に塗るのがおすすめ!
ズバリ、日焼け止めを塗るタイミングは出かける15~20分前に塗るのがオススメです。
ネットで検索してみると「出かける30分前に塗らないと意味がない」という意見や「出かける直前でも大丈夫」といった意見など様々な意見を見かけます。
意見が割れているので「じゃあ一体、何分前に塗ればいいのよ!」と思ったのは、私だけではないと思います。
日焼け止めは外に出る15分前に塗り終えておくことが大切です
引用 オムロン
体重計や血圧計で有名なオムロンでは、このように書かれていました。

健康商品が多く私達の体のことをよく知っているブランドだから、信憑性があるわね。
また、敏感肌でも使えるクレンジングが有名なBIODERMAでも、日焼け止めについて書いてありました。
太陽に当たる約20分前にクリームをたっぷり、まんべんなく塗るのが最善です。
企業や商品によっても、日焼け止めを塗るオススメのタイミングは、少しずつ違ってくるようです。
他の情報をまとめてみると、お出かけの15~20分前に塗るのがオススメということが分かりました。
日焼け止めを30分前に塗るというのはウソ!?
日焼け止めは、出かける15~20分前に塗ればよい、となると早い時間からバタバタしなくて済むので嬉しいですよね。
私は、親に「30分前に塗らないと日焼け止めは意味がない」と言われ続け、実家に住んでいるときは、出かける30分前に塗るようにしていました。
そのため出かける30分前から、せわしない感じがしてお出かけがあまり好きではありませんでした。
そのうち、日焼け止めを塗るタイミングを調べると「30分前に塗るのはウソ!直前で十分です!」などという意見が多く、どっちが本当なのかと悩むこともありました。

どうしてお出かけの30分前に塗らないといけない、と言われていたのかしら?
以前は、日焼け止めの成分が肌に浸透する時間が30分必要だ、と考えられていました。
お出かけの30分前に塗る必要がある、というのは30分経たないと日焼け止めが浸透しないことからこのように言われていたのですね。
では、実際日焼け止めは肌に浸透させる必要はあるのでしょうか?
結果だけ言うと、浸透させる必要はありません。
日焼け止めの役割を見ると、浸透させる必要がないことがよく分かります。
紫外線が肌に浸透し、到達するのを防ぐように日焼け止めは肌にふたをする役割を持っています。
つまり、肌に浸透させる必要はなく、肌にムラなくなじませることがポイントになるのですね。
出かける30分前に日焼け止めを塗ることを習慣にしていた私ですが、忘れてしまうことも多くありました。
そうなると、急いで日焼け止めをサッと塗って、慌てすぎて肌になじむ前にドアにぶつかってしまった…ということもよくありました。
今考えてみると、せっかく塗った日焼け止めはムラだらけだし、ドアにぶつかって更にはがれて…と、日焼け止めの意味がなくなってしまっていたのですね。
私のように、日焼け止めがムラになってしまったら意味がなくなってしまいます。
ですから、少し早めに塗って時間の余裕を持つことをオススメします。
日焼け止めの効果時間を伸ばすおすすめの方法
お出かけ前に日焼け止めを塗っても、長時間外にいて効果が続いているか分からない、ということもありますよね。
できることなら長い時間効果が続いてほしい、というあなたに効果を発揮する塗り方を紹介します。
日焼け止めの効果を存分に発揮する塗り方
さっそく、正しい日焼け止めの塗り方を見ていきましょう。
- 適量を出して、しっかりと塗る
- 細かく塗り直す
- 毎年新しいものを使う
日焼け止めは、種類によって適した量が決まっています。
決まった量をしっかりと塗り広げることで、日焼け止めの効果が存分に発揮されます。

高価な日焼け止めだから、とケチらないようにしなくてはいけませんね(笑)
適量をしっかりと塗ったうえで、細かく塗り直すのもとても大事なポイントです。
だいたい2時間ごとを目安に塗り直すようにしましょう。
3つ目の毎年新しいものを使う、ということですが…あなたは知っていましたか?
私は当たり前のように前年の残りを使っていました。
まだ残っているからもったいない、と思っていましたが、日焼け止めには有効期限があり、古いものは効果が保証されないとのことでした。
今もっている日焼け止めも、しっかり有効期限を確認する必要がありますね。
SPFとPAを覚えて使い分けよう!
日焼け止めには、SPFやPAという表示が書かれています。
このSPFとPAを覚えて使い分けることも、日焼け止めの効果を発揮する大事なポイントです。
一つずつ見ていきましょう。
SPFとは、どのくらいの時間日焼けをブロックできるか、という数値を表しています。
SPF1で20~25分、日焼けをブロックできるそうです。
SPF30=【20分×30=600分】で10時間
SPF50=【20分×50=1000分】で16時間40分
日焼けをブロックできるということになります。

普通に買い物するくらいなら、SPF30で十分ですね。
そしてPAは、シミやしわ、たるみの原因となる紫外線を防ぐ効果の値を表しています。
数字が大きいほどしっかりと防いでくれるということですね。
どちらも、汗をかいたりタオルでこすると効果が半減するので注意しましょう。
このように見ていくと、買い物やお散歩のとき、またはレジャーの時など使い分けていけそうですね。
普段のお買い物のときはSPF30でPA++、レジャーやスポーツを一日中おこなう時、海に行くときなどはSPF50でPA+++のものを、というように上手に使い分けていきましょう。
日焼け止めスプレーやミルクタイプを使い分けよう!
日焼け止めは、さまざまなタイプを使い分けると全身ムラなく塗りやすくなります。
日焼け止めの種類とメリットデメリットを見て、使いやすいものを選んでいきましょう。
顔に使うなら密着度が高いスティックタイプがおすすめ
顔に日焼け止めを塗るときは、直接肌に塗ることになるので密着度が高いものがオススメです。
スティックタイプの日焼け止めは、鼻、耳、口、目のまわりなどの細かい部分が塗りやすいのが特徴です。
コンパクトで持ち運びもしやすく、塗り直しも手軽にできるタイプです。
- 透明で服につきにくい
- 持ち運びや塗り直しが簡単
- 使用感がサラサラとしている
- メイクの上からでも塗れる
顔に塗るのに便利なスティックタイプの日焼け止めですが、減りが速いというデメリットもあります。
- 減りが速い
- 落とすときにはこすり洗いが必要
- 塗りすぎには注意
スティックタイプの日焼け止めを使うと、他の日焼け止めに戻れない、という声もあるのでぜひ試してみたいですね。
ですがスティックタイプにもデメリットがありますので以下の記事もご参考くださいね。

パウダータイプは化粧直しにおすすめ
引用 ORBIS公式サイト
お化粧の後に乗せるパウダータイプの日焼け止めは、顔に塗るのにピッタリです。
普段のお化粧直しにも使えるのでとても便利ですね。
- ファンデーションの仕上げにも使える
- 肌に優しい成分が配合されていて、負担が少ない
- べたつきがない
パウダータイプの日焼け止めは、落ちやすいのでこまめに塗り直しをしましょう。
- 汗や時間が経つと落ちやすい
- 紫外線防止効果は少なめ
パウダータイプの日焼け止めを使うときは、下地にも紫外線防止効果があるものを使うことをオススメします。
実は以前、友人に勧められてパウダータイプの日焼け止めを使ったことがあります。
その当時私は、カラーコントロールの下地のみで、紫外線防止効果のある下地は使っていませんでした。
パウダータイプの日焼け止めを使った私は、安心して一日中外を歩き回っていました。
その結果、夜になり家でメイクを落とすと顔がヒリヒリして、真っ赤になり日焼けしてしまっていました。
塗りなおしすらしていなかったので、あの頃の私にカツを入れたいものです(笑)
化粧下地としても使えるタイプの日焼け止め
引用 &be公式サイト
顔に使うときは、化粧下地として使えるタイプの日焼け止めがオススメです。
ミルクタイプの日焼け止めはお肌に優しく、のびやすいタイプの日焼け止めですので、敏感肌の方にもピッタリです。
メイク前の化粧下地としても使えるものもあるので、下地の代わりに使うのもいいですね。
顔だけでなく、身体にも使いやすいのも嬉しいポイントです。
塗り心地はしっとりとしていて、比較的簡単に落とせるのが特徴です。
- 刺激が弱いので敏感肌の人にもオススメ
- 肌なじみと伸びが良いので塗りやすい
- 油分を含んでいるので保湿効果が期待できる
メーカーや防止能力の強さによって、使用感が大きく異なるので自分に合ったものを探してみましょう。
- 密着度が高く、クレンジングが必須
- 油分が多めなので、肌荒れやニキビに注意
クリームタイプは下地にも使えるすぐれもの
クリームタイプの日焼け止めは、保湿力が高く、しっとりとしています。
化粧下地としてだけではなく、ウォータープルーフ性(耐水性)のものもあります。
そのため、レジャーやスポーツをする時、海に行くときなどにもオススメです。
汗をかいてもムラになりにくいので、高い日焼け止めの効果を維持できます。
- 紫外線を防止する効果が続きやすい
- 汗に強い
- 塗り心地がしっとりとしていて、保湿力が高い
他のタイプの日焼け止めと比べると少し落としにくいので、クレンジングはしっかりと行いましょう。
- 伸びが悪くムラになりやすい
- 水やせっけんで落としにくい
- 油分が多く毛穴詰まりの原因になりやすい
クリームタイプの日焼け止めを私もよく使っているのですが、ほとんど日焼け知らずです。
毎年肌が白いまま、秋を迎えられています。
ただクレンジングをしっかりしないと毛穴が詰まってしまうので、ものぐさな私には少しだけ面倒でした(笑)
サッパリとした使用感で子供にも使えるジェルタイプ
引用 マキアレイベル公式サイト
サッパリとした使用感がいいという方は、ジェルタイプの日焼け止めがオススメです。
ジェルタイプの日焼け止めは、のびがよく、サラっとしています。
使用感はさっぱりとみずみずしく、べたつきが気になる方にオススメです。
紫外線が弱い時や短時間の外出にピッタリですよ。
商品によっては紫外線吸収剤が入っていて、敏感肌の方には刺激となることがあります。
使用前に成分の確認やパッチテストをおこなうようにしましょう。
ローションタイプはのびがよくて塗りやすい
引用 ギブアンドギブ公式サイト
ローションタイプの日焼け止めはのびがよく、お肌に塗布しやすいのが特徴です。
液体のものが多く、子供でも違和感を感じずに使えます。
- サラっとした使い心地
- ほとんど白くならない
- スキンケアに使えるものもある
しかし、SPF・PA値が低いものが多いので、屋外でのレジャーやスポーツにはあまり向いていません。
- 紫外線を防ぐ効果は少ない
- 油分が少なく時間が経つと落ちやすい
普段のちょっとしたお出かけや子供と一緒に使うのにピッタリな日焼け止めですね。
コンパクトで塗り直しに最適
引用 サンカット公式サイト
日焼け止めはこまめに塗り直す必要があるので、持ち運べるものだと便利です。
スプレータイプの日焼け止めだと、手が汚れず、簡単に塗ることができます。
さっぱりとした使用感で、スポーツやレジャー時の塗り直しなどにもピッタリです。
背中などの手が届かない場所にも塗れるのがいいですね。
私は髪の日焼けも気になるので、スプレータイプの日焼け止めで髪も日焼け予防をするようにしています。
- 手を汚さずに塗れる
- 塗りにくい場所にも塗ることができる
- こまめな塗り直しがしやすい
しかし、周囲に飛び散ったり、ムラができやすいといったデメリットもあります。
- ムラができやすい
- 顔に塗るときに目や口に入ってしまうことがある
こまめな塗り直しにはピッタリなので、他の日焼け止めと一緒に使うのもオススメです。
日焼け止めとフェイスパウダーだけの外出は危険!?
紫外線が強い暑い日は、厚塗りを避けたいという方も多いようです。
実際私も、敏感肌で面倒くさがりなので、メイクがよれやすい暑い日はできればメイクをしたくないと思ってしまいます。
暑い日は、肌にたくさん重ねるとよれてしまうし、重ねて塗ると肌に負担もかかります。
肌が敏感になっているときは特に、肌がべたつくのを避けたいですよね。
そのような時は、日焼け止めとフェイスパウダーだけで外出しても問題ありません。
フェイスパウダーを使い、油分の多いファンデーションを避けることで、よれにくくなり、肌への負担も減ります。
長時間の外出だと不安かもしれませんが、お散歩や近所への買い物程度であれば大丈夫です。
実際に私も、30分ほどの外出の時に日焼け止めとフェイスパウダーだけで外出してみました。
暑い日でしたがよれる感じはなく、快適に過ごせてとても良かったです。
ぜひ、日焼け止めとフェイスパウダーだけでの外出を試してみてくださいね。
メイクは出かける何分前にすると持続する?
あなたは普段メイクをしますか?私は仕事にいくのに毎日メイクをしています。
私自身、メイクをするのはあまり好きではなく肌に負担のかけるようなことはしたくないタイプです。
ですが仕事上、マナーなどでメイクをしたくなくてもしないといけない場面は多々出てきます。
しかもメイクは結構時間がかかります。時間をかけてしたメイクがお昼ごろにはもう崩れてしまうというのは悲しくなってしまいますよね。
せっかくなら長時間持続させたいと思うのが普通ですよね。ではメイクを持続するには何分前にするといいのかを説明いたします。
スキンケア後すぐメイクはNG
朝起きたら洗顔、化粧水、乳液と肌を整えると思いますが、そのまま下地を塗ってしまいメイクまで済ませていることありませんか?
実はその行為はNGで肌に乳液と化粧水が染み込んでいない段階でメイクをしてしまうと日焼け止めや下地、ファンデーションが肌に密着してくれないのでメイク崩れが起きてしまいます。
私もぎりぎりまで寝たいという気持ちがあり、支度の時間がついつい短くなってしまうのですがスキンケアの時間をしっかり持っておくことがとても大事ですね。
ですのでスキンケアをした後、化粧水と乳液が肌に染み込んだことがわかればメイクをして問題ありません。
まとめ
- 日焼け止めは出かける15~20分前に塗る
- 日焼け止めは2時間ごとの塗り直しをすると良い
- 日焼け止めを使う際は適量を出ししっかりと塗る
- 様々なタイプの日焼け止めがあり、用途に合わせて使うと良い
- 日焼け止めをフェイスパウダーと併用して上手に使うと良い
- スキンケア後にすぐメイクをするとよれてしまうので時間をおいたほうがいい
日焼け止めを出かける何分前に塗るか、様々な意見がありますが15~20分前に塗るのが良いということが分かりました。
実際に私も試してみましたが、15分ほど経つと肌になじんだような感じがしました。
日焼け止めにも様々なタイプがあるので、使いやすく効果があるものを選んで使っていきましょう。