大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをしてくれるので、女性の強い味方ですよね。
納豆や豆乳で手軽に摂取できますが、大豆イソフラボンを毎日摂取するのはなかなか大変です。
そこでおすすめなのがイソフラボン配合のサプリですが、サプリを摂る際に気になるのが副作用です。
うわさでは太るなどと言われていますが、体重が増加するなどの副作用はありません。
私はサプリを一年間飲んでいましたが、飲み始めて太ったと感じたことは一度もありませんでした。
私も最初は副作用がとても不安で、当時はたくさん調べました。
ふと気になり、大豆イソフラボンについて改めて調べ直した結果、知られざる効果が期待できることが分かりました。
そこで今回は私の体験談も含めて、大豆イソフラボンのサプリの副作用についてご紹介していきます。
大豆イソフラボンが入ったサプリは正しく服用していれば副作用はない
結論からいうと、大豆イソフラボンのサプリの副作用はほぼありません。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをしてくれますが、ホルモンそのものではないので、副作用はありません。
前述したとおり、体重が増加することもありません。

私と同じく知人が更年期改善のため、大豆イソフラボン含有のサプリを飲んでいました。
ですが、知人も太ったと感じたことはなかったようです。
恐らく、大豆イソフラボン自体のカロリーが高いのでそういう不安が誤解になったのだと思います。
これから飲まれる方は正しく用量を守れば副作用は出ないので安心して下さいね。
過剰摂取をするとどうなる⁉︎大豆イソフラボンの取りすぎの危険性
早く効果を実感したいと思い、一度にサプリを規定摂取量以上に飲むと副作用が出るリスクがあります。
大豆イソフラボン含有のサプリの1日の摂取量は30gと決まっております。
この上限値を越えても、健康被害が出たという事例はありません。
しかしサプリで過剰摂取をすると、逆にホルモンバランスが乱れて体調不良になる恐れがあります。
どんな分野にしてもとりすぎは良くありません。
摂取するときは正しい要領で継続して摂取してくださいね。
ホルモン治療をしている方は服用する前に医師との相談を
大豆イソフラボンのサプリは女性ホルモンを増やす働きがあり、生理周期を整えたり、生理痛を和らげる効果が期待できます。
しかしすでに婦人科系の病気の治療中の方や、その可能性がある方は医師との相談が必要です。
婦人科系の病気はホルモン治療で低用量ピルなどを服用します。
ピルはホルモンに作用するものでもあるため、ごくまれですが、副作用を引き起こす恐れがあります。

私は子宮内膜症を患っており、生理痛が重く、低用量ピルを飲んでいます。
自分でもなんとかしたいと思い、医師に相談をせずにイソフラボンのサプリを飲んでいました。
しばらく経ったあとにかかりつけの医師に伝えると、薬やサプリを飲むときは飲み合わせなどがあるので必ず相談するように注意されました。
私の場合、副作用などはなかったですが、もしかしたらと考えると恐ろしくなりました。
サプリを飲む時は自己判断をせずに必ず医師との相談をしてから常用し、なるべく食品での摂取を心がけましょう。
大豆イソフラボンの効果とは?
大豆イソフラボンのサプリはきちんと取れば多くの効果が期待できます。
- 更年期障害の予防、改善
- 骨粗しょう症の予防
- 美肌効果
- 生活習慣病の改善
- 血流が良くなる
- 便秘解消
- 月経前症候群(PMS)の症状改善
- 月経不順や周期を改善
閉経前のホルモンバランスの変化により起こりやすい更年期障害、特にホットフラッシュ(ほてりやのぼせ)にイソフラボンの効果が期待できます。

私がサプリを飲んで実感したのは便秘改善と肌ツヤが良くなったことです!
その間に食生活や化粧品に特に変化はなかったのでサプリのおかげだと思います。
大豆イソフラボンは肌の調子を整えるエストロゲンの働きを補うので、美肌効果も期待ができます。
そのほかにもコラーゲンを増やしたり、新陳代謝をアップさせる働きがあり、女性特有の悩みを解消してくれますよ!
大豆イソフラボンは1日どのぐらいとればいいの?
大豆イソフラボンの1日の摂取量の目安は70~75ミリグラムとされています。
1日の摂取量は大豆イソフラボンが入った食品で簡単に摂取できてしまいます。
・きな粉 大さじ2~3杯
・豆腐 2分の1(200g)
・豆乳 コップ1~2杯(200ml)
・みそ 大さじ1(18g)
このように普段食べているもので簡単に摂取できます。
日本人は納豆や豆腐など大豆製品を食べる習慣があることで、平均寿命が延びたといわれています。

私はみそ汁を毎日飲んで意識的にイソフラボンを取り入れるようにしています。
サプリに頼りすぎるのではなく、あくまで補助としてイソフラボンを摂取してくださいね。
大豆イソフラボンとエクオールとの違い
イソフラボンと検索していくと、『エクオール』という言葉が出てきたことはありませんか?
イソフラボンと同様に、女性ホルモンの働きをしてくれると、最近話題になっている成分です。

大豆イソフラボンと大豆イソフラボンエクオールは何が違うの?

女性ホルモンを増やすならどっちがいいの?
今回はこの疑問をわかりやすく解説していきます。
エクオールとは?
『エクオール』とは大豆イソフラボンが腸内細菌によって変換された成分のことをいいます。
食品に含まれるイソフラボンの多くは、糖がくっついた状態の『グリコシド型』として存在します。
このグリコシド型は腸内細菌の力でアグリコン型に変換され吸収されます。
その状態からイソフラボンは『グリシテイン』『ダイゼイン』『ゲニステイン』の3種に分けられています。
このダイゼインが腸内細菌の力で変換されたものがエクオールです。
引用 イソフラボン倶楽部
つまりイソフラボンが変換したものがエクオールなのですね!
イソフラボンがエクオールになると、上記で説明した更年期障害や生理の悩みが改善される効果が更に期待できます。
エクオールは作れる人と作れない人がいる
上記で説明した通り、エクオールは女性ホルモンに高い効果が期待できます。
しかしイソフラボンからエクオールを作れる腸内細菌を持っている人は日本人では約半分しかいないのです。
その腸内細菌を持っていない方はいくらイソフラボンをとっていても、高い効果は得られないのです。
これは生まれつきではなく食生活の変化に問題があるそうです。
昔より食生活が欧米化し、大豆、発酵製品の摂取量が減っているので腸内細菌でエクオールに変換することができないのです。
日本人は約5割の方がエクオールを作ることができますが、40代以下の若い女性では平均で2~3割に減ってしまいます。
自分の体がエクオールが作れているかは、検査キットで簡単に調べることができます!

私は腸内環境が悪いのではじめからエクオール配合のサプリを飲んでいました!
自分の体内で作れない体質だったとしても、体質を改善したり、エクオール配合のサプリを飲めば体内に取り込むことができます。
気になる方はぜひ一度試してみてくださいね。
大豆イソフラボンのおすすめサプリをご紹介
普段の食生活でとるのが難しい人のために今ではさまざまなサプリがあります。
ここからはイソフラボン含有のおすすめサプリをご紹介します。
ディアナチュラ大豆イソフラボンwithレッドクローバー30粒30日分
大豆に多く含まれるイソフラボンとヨーロッパで古くから薬用にされてきたハーブの一種のレッドクローバーを成分としたサプリです。
レッドクローバーは女性ホルモンに似た働きをしてくれるので多くの健康効果が期待できます。
こちらはほかの商品と比べて安く手に入れることができ、ドラッグストアで手に入るので長期的に続けやすい商品です。
一日一粒で粒も小さいところも嬉しいポイントですね。
UHAグミサプリ大豆イソフラボンザクロ味 スタンドパウチ型40粒20日分
こちらはグミなので水なしで手軽にイソフラボンをとることができるサプリです。
イソフラボンも1日2粒で25g配合されています。
薬が苦手でお菓子感覚でとりたいという方にはぴったりです。
味もザクロ味で食感も硬すぎないのでおいしくイソフラボンをとることができます。
私の友達はこのシリーズが大好きで継続的に飲んでおり、イソフラボンで肌がきれいになったと喜んでいました。
お菓子感覚で食べられますが、1日2粒と決まっているので、くれぐれも過剰摂取には気を付けてくださいね。
大塚製薬エクエル 112粒
大豆イソフラボン由来成分のエクオールが配合されたサプリメントです。
エクオール10㎎が1日4粒でとることができます。
私はPMSの症状に悩まされていた時、エクエルを半年近く飲んでいました!
1日4粒が目安ですが、そこまで悩んでいなかったため、1日2粒を摂取していました。
本来は水で飲むのですが粒が大きいため、私は噛んで食べていました(笑)。
合成、抽出をしていないので大豆本来の味がしますが、苦みがあるのであまりお勧めの飲み方ではありません。
私はPMSに悩んで飲んでいましたが、乳酸菌も入っているので便秘が改善されました!
様々な効果が期待できるので気になる方は一度試してみるのがおすすめですよ。
まとめ
- 大豆イソフラボンのサプリは正しく飲んでいれば副作用はほぼない
- 過剰摂取をするとホルモンバランスの乱れなど副作用が起こることがある
- 婦人科系の病気の治療中や妊娠中はサプリの服用はしない
- 大豆イソフラボンは多くの効果が期待できる
- 大豆イソフラボンは食品で手軽に摂取できるので、サプリはあくまで補助として服用する
- エクオールは大豆イソフラボンが腸内細菌によって変換されたもの
サプリや薬を飲むときはどうしても副作用が気になりますよね。
イソフラボンを上手に摂取していつまでも若々しいステキな女性を目指しましょうね。